銭湯wiki

　東京都港区三田の銭湯、小山湯です。

地下鉄南北線と大江戸線の麻布十番駅を降りて地上に出ると今風のキレイなマンションや店舗などのビルが立ち並んでいます。
駅2番出口を出てすぐの路地を入り首都高速が頭上を走る古川を小山橋で渡ります。
橋を渡るとそこは戦災をまぬがれた昔からの街並みが残り、お豆腐屋さんや洗濯屋さんなどのお店や住宅が続く旧三田小山町になります。
小山湯はそんな街並みの路地の奥に建っています。
あたりは低層の建物ばかりなので、駅からくる時に通る小山橋の横の公園からも小山湯の煙突が見えます。



屋号を染め抜いた暖簾が掛かる入口。上に見える脱衣場上部の格子窓が凝った造りです。


路地を突き当りまで行くと小山湯に到着です。
狭めの玄関の下足箱に靴を入れて右側が入口です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



中に入ると脱衣場も奥の浴室も横長の感じです。
番台で料金を支払い脱衣場へ。
天井が高く、置かれている木製の２人掛けの椅子や「貴重品は番台に預けてください。三田警察署」などの注意書きが古さを感じさせます。

浴室は奥に深浅２槽で深いほうはバイブラ、浅いほうはジェット付き、備長炭の札が掛かっていました。
奥壁にはどこかわからんが山と湖のペンキ絵、絵の下には広告が何件か掛かっていました。
「麻布ビルディング」などなど、最近では広告が掛かっているのは珍しいです。
カランは壁側と島カラン２列、ひとつは鏡無しでした。

開店早々の早い時間に行ったので、湯につかりながら脱衣場の格子窓からさしこむ光をながめつつのんびりしていました〜極楽。
しかしこの銭湯、相客も多くてそこそこ流行っているのですが、皆どんどん来てどんどん帰っていく、わりと忙しない感じの客が多かったですね。





古い街並みの残るこの地域、入浴と合わせて散歩もオススメです。

小山湯のある昔ながらの街並みは【コラム】銭湯のある街並みでも紹介しています。


住所・東京都港区三田1-11-2　営業は15:00〜22:45

お休みは月曜日

ライブドア地図

小山湯

鉄道の最寄り駅・東京メトロ・南北線、都営地下鉄・大江戸線の麻布十番駅



＊銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。