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神奈川県鎌倉市の銭湯、常楽湯

JR大船駅を東口に出て湘南モノレールのある南側に進みます。
バスターミナルの先の交差点を渡り、東海道線と分岐した横須賀線の線路を渡って横須賀線沿いに通っているバス通りに出て左へ、北鎌倉方向に向かいしばらく行った左手の路地奥に煙突が見えます。
同湯は平成19年9月に一部リニューアルされました。
ペンキ絵や浴槽底の鯉の絵、新世美術等の広告看板などを残して昔ながらの銭湯の持ち味を残したままで良い感じに改装させています。



路地を入っていくと廃材が積まれていて、ワイヤーで引かれて支えられた煙突からは煙が出ていました。
廃材をバラす作業をしている男性がいましたが、後で聞いたところによると、同湯の跡継ぎだとか。頼もしいですね。

入口にはえんじに色で「常楽泉」と染め抜かれたオリジナル暖簾が掛かっています。
色々なところに「常楽湯」と紹介されていますが、もしかして屋号は「常楽泉」なのか?
暖簾をくぐり下足スペースに入ると正面の番台裏に福助のタイル絵がありますが傘たてが前に置かれてしまっているのでよく見えません。
下足箱は富士錠の物ですがかなりくたびれています。



自動ドアとなっている中扉を開けて入ると番台の女将さんに料金を支払い脱衣場に入ります。
番台は雲流形のデザインの物ですが新建材が貼られています。
脱衣場も新建材が貼られていて趣はありませんが、女将さんが飾っているのでしょうか、花の鉢植えがいくつも置かれていて和みます。
ロッカーは壁側のみにありますが、あまり鍵が無くて常連用になっている模様。
脱衣カゴが積まれていて、皆それを使っています。

さて浴室。
天井は2段の関東型になっています。
浴室と浴槽壁のタイル部分とカランなどの水廻りが改装されています。
また、ペンキの塗りなおしと照明を手直ししたのか、とても明るい浴室になっています。
奥壁側には本栖湖あたりか?「湖と富士山」笹野師のペンキ絵があります。
ペンキ絵横の外壁側に看板が3枚、銭湯背景画の「新世美術」、大船の質屋「市民質庫」、もう一枚は詳細を失念してしまいましたが時計か宝飾店の看板でした。※現在はペンキ絵が描き替えられ、看板も無くなりました(平成22年5月)
ペンキ絵の真下は洋風の城と湖、山のモザイクタイル絵になっています。
また、男女境壁上部にも同様のモザイクタイル絵がありました。
その下が深浅の浴槽、左が深浴槽で右が浅浴槽、浅いほうは底に鯉が2匹泳ぐタイル絵がはめられています。
カランは両壁側と島カラン1基、5.4.4.5の配列になっていて、両壁側にはシャワーが付いています。

湯はカラン、浴槽とも少し熱めで、訪れた日は5月5日にて浴槽にたくさん菖蒲が入れられて菖蒲湯になっていました。
相客は次々にやって来て入れ替わり、常時12名くらいになっていました。


●男湯の浴室・ペンキ絵 ※この絵は平成22年5月に描き替えられました。




住所・神奈川県鎌倉市台2-4-7 営業は15:00〜22:30

お休みは金曜日
ライブドア地図常楽湯



*銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。

2007年5月5日撮影
2007年10月14日再取材撮影
2013年4月30日説明追補
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