最終更新: r32_takacyan 2008年09月01日(月) 23:20:29履歴
神奈川県横浜市南区の銭湯、大和湯
同湯は鎌倉街道の吉野町三丁目交差点近くの一段下がった位置にあり、横浜市営地下鉄の吉野町駅の一番出口被屋の真裏に黒瓦の破風屋根の入口があります。
入口に掛かる暖簾は茶色に白抜きの屋号入りオリジナルで両端に「ナトリューム」「カルシューム」と昔風な言い回しの文字が入っています。
中に入ると靴脱ぎは化粧タイルの床になっていて、正面はハの字形になった傘ロッカーがあります。
左手が男湯、右手は女湯の下足箱スペースになっていて左右とも半分部屋のように独立しています。
ロッカーは鍵が無いところが多い。
男湯の方の下足スペースからは上の方は素どうしのガラスになっているため脱衣場が見えますが、そんなに混んでいないので持っていかれてしまったのでしょう。
引き戸を開けて脱衣場へ。
番台の女将に料金を支払います。
番台はあまり高くなく浴室側にカーブを描く曲線の立ち上がりに雲流型の細工飾りが付いています。
女将の後ろには大きな「大入り」の額が掛かっています。
高い天井は折り上げ付きの格子天井で真ん中に白いベースがあり、そこから凝った造りの十字形をした蛍光灯が下げられているのが特徴的です。
ロッカーは島ロッカーと外壁側、入口側にそれぞれ設置されています。
これも鍵が無いところが結構あります、いったい持って帰ってどうするんだろうか?
入口側から外壁側にかけてガラス戸になっていて、狭いですが庭のスペースになっていました。
石の灯籠も置かれていて池の跡もあり、以前は庭ももう少し広かったのかもしれません。
浴室との境の大黒柱には黒い大きな柱時計が現役で時を刻んでいます。
さて浴室。
こちらも広い浴室に高い二段式の天井。
奥壁には湖に洋館の大きなタイル絵があり、絵の周りは装飾タイルで額のように立体的に囲まれています。
その下は3つに別れた浴槽があります。
男女境壁側から座ジェット2基のある浴槽、真ん中が鉱石の入った格子付きの湯口から湯が注がれているガリウム温泉の湯、いちばん外壁側は黒湯の天然温泉の浴槽になっています。
カランは両壁側と島カラン2基、男女境壁側から7.5.5.4.2の配列。
全てのカランにシャワーが付きますが、外壁側カランのうち1基だけは故障でシャワーは取り外されています。
外壁側脱衣場寄りにはサウナ室があり、壁側に立ちシャワーブースが仕切り付きで2基設置されています。
日曜日午後五時頃、相客は10人程度でした。
ところで同湯に入る前に外壁に建築計画が表示されているのに気付きまして、女将さんに詳しく聞いてみましたら今年の8月いっぱいで営業を終えるとの事。
また一軒、黒湯の温泉銭湯の灯が消えようとしています。
▼平成20年8月28日再訪。隣の建物が解体、更地化されていて大和湯の全景が見えるようになっていました。
住所・神奈川県横浜市南区吉野町3-15 営業は15:10〜23:30
お休みは6.16.26日
*銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。
駅リンクは駅wikiより。
2008年3月23日取材撮影
2008年8月28日再取材撮影
平成20年8月31日をもって営業終了・廃業となりました |
同湯は鎌倉街道の吉野町三丁目交差点近くの一段下がった位置にあり、横浜市営地下鉄の吉野町駅の一番出口被屋の真裏に黒瓦の破風屋根の入口があります。
入口に掛かる暖簾は茶色に白抜きの屋号入りオリジナルで両端に「ナトリューム」「カルシューム」と昔風な言い回しの文字が入っています。
中に入ると靴脱ぎは化粧タイルの床になっていて、正面はハの字形になった傘ロッカーがあります。
左手が男湯、右手は女湯の下足箱スペースになっていて左右とも半分部屋のように独立しています。
ロッカーは鍵が無いところが多い。
男湯の方の下足スペースからは上の方は素どうしのガラスになっているため脱衣場が見えますが、そんなに混んでいないので持っていかれてしまったのでしょう。
引き戸を開けて脱衣場へ。
番台の女将に料金を支払います。
番台はあまり高くなく浴室側にカーブを描く曲線の立ち上がりに雲流型の細工飾りが付いています。
女将の後ろには大きな「大入り」の額が掛かっています。
高い天井は折り上げ付きの格子天井で真ん中に白いベースがあり、そこから凝った造りの十字形をした蛍光灯が下げられているのが特徴的です。
ロッカーは島ロッカーと外壁側、入口側にそれぞれ設置されています。
これも鍵が無いところが結構あります、いったい持って帰ってどうするんだろうか?
入口側から外壁側にかけてガラス戸になっていて、狭いですが庭のスペースになっていました。
石の灯籠も置かれていて池の跡もあり、以前は庭ももう少し広かったのかもしれません。
浴室との境の大黒柱には黒い大きな柱時計が現役で時を刻んでいます。
さて浴室。
こちらも広い浴室に高い二段式の天井。
奥壁には湖に洋館の大きなタイル絵があり、絵の周りは装飾タイルで額のように立体的に囲まれています。
その下は3つに別れた浴槽があります。
男女境壁側から座ジェット2基のある浴槽、真ん中が鉱石の入った格子付きの湯口から湯が注がれているガリウム温泉の湯、いちばん外壁側は黒湯の天然温泉の浴槽になっています。
カランは両壁側と島カラン2基、男女境壁側から7.5.5.4.2の配列。
全てのカランにシャワーが付きますが、外壁側カランのうち1基だけは故障でシャワーは取り外されています。
外壁側脱衣場寄りにはサウナ室があり、壁側に立ちシャワーブースが仕切り付きで2基設置されています。
日曜日午後五時頃、相客は10人程度でした。
ところで同湯に入る前に外壁に建築計画が表示されているのに気付きまして、女将さんに詳しく聞いてみましたら今年の8月いっぱいで営業を終えるとの事。
また一軒、黒湯の温泉銭湯の灯が消えようとしています。
▼平成20年8月28日再訪。隣の建物が解体、更地化されていて大和湯の全景が見えるようになっていました。
住所・神奈川県横浜市南区吉野町3-15 営業は15:10〜23:30
お休みは6.16.26日
ライブドア地図 | 大和湯 |
*銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。
駅リンクは駅wikiより。
2008年3月23日取材撮影
2008年8月28日再取材撮影
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