[446] ある槍騎士の逃走失敗後の話・前編 sage 2007/10/28(日) 15:25:26 ID:NXSACXLH
[447] ある槍騎士の逃走失敗後の話・前編 sage 2007/10/28(日) 15:26:51 ID:NXSACXLH
[448] ある槍騎士の逃走失敗後の話・前編 sage 2007/10/28(日) 15:28:21 ID:NXSACXLH
[449] ある槍騎士の逃走失敗後の話・前編 sage 2007/10/28(日) 15:29:00 ID:NXSACXLH

機動六課会議室。
そこで奇妙な光景が繰り広げられていた。
裸の少年が浮遊魔法で浮かされた上で手首を頭の上で金色のバインドに拘束されている。
「……うぁっ!だか――――ぁ、皆さん止めてくだっ……あっ!」
そして灯りに群がる蛾のように彼に群がるケダモノが五匹。
「ふぁ……エリオ、エリオぉ…………」
エリオの右の脇に顔をうずめ、匂いを堪能しながら自身を慰めるフェイト。
同性からでも見惚れてしまいそうな裸身を惜しげもなく晒し、
股間からかすかな水音を立てる彼女の瞳は既にとろけていて理性は感じられない。
エリオはまずフェイトの説得を諦めた。
「んちゅ、……えへ。エリオ君はココ、弱いんだよね?」
先程から積極的且つ重点的にエリオの左乳首を嬲っているのはキャロである。
「くぁ……キャロ!何でこんなコトっ!」
「何でって……気持ちいいでしょ?」
「気持ちよくなん―――――――――ひぅぅっ!」
反論は乳首を吸われる事でカットされた。
「ほら、嘘はよくないよ。その証拠に、エリオ君のここ、ビンビンだもん」
しっかりと勃起した乳首を優しく撫でられエリオの背筋にぞくぞくとした感覚が走る。
エリオの表情を確認して満足したキャロは、彼の子供ながらに鍛えられた胸板にしゃぶりつき、吸い尽くした。
声を上げないようにエリオは必死に口を閉ざす。
と、両の頬を柔らかくつかまれた。そして直後に結構な力で首を横にさせられて頚骨から嫌な音が鳴る。
そこにあったのは目を軽く閉じたヴィータの顔だった。
それを認識すると同時に唇の上に弾力のある柔らかさを感じた。
一瞬思考が麻痺した隙にエリオの口内に侵入してくる湿り気と熱を帯びた何か。
「……んちゅ………んっ……んぅ………ぷはっ!」
強引に首を捻る事でそれから逃れたと思ったのも束の間
「あ―――――――んむぅっ!?」
抗議の声は新たな唇によって阻まれた。
「あぁっ!はやてっ!何であたしの邪魔するんだよっ!?」
「んんぅ……ん、……んんっ………………」
ヴィータの声はしかし彼女の主には届かず、はやてはエリオの唾液の味を満喫し続けた。
酸素を求めて開かれるエリオの口を容赦なく自身の口で塞ぎ、エリオの口内の唾液を全て舐めとろうとする。
目を閉じたはやての表情は安らかという他無い。
更にエリオを奇妙な感覚が襲う。左足の親指を何かぬめったものでつつまれる感覚だ。
「んちゅ、んむぅ……エリオ、ほ、ほらいつも通りに足を舐めて綺麗にしたぞ?
 そろそろ…………ふごぉっ!?」
反射的にエリオは足をばたつかせた。かかとが何かに直撃したが状況が状況なのでそこまで思考が回らない。
と、エリオはそこで奇妙な感覚に襲われた。
自分自身の根元に蓄積された熱が自分自身をかけのぼる感覚である。
「ぷはっ!うっあああぁぁっっ!!!」
体全体の痙攣とともに白濁した液体がすごい勢いで噴射される。
エリオの不意の一撃を受け仰向けに倒れていたシグナムの体に、エリオの精液が降り注ぐ。
「あ、熱いぃ……」
シグナムはその胸に降りかかった液体に陶然とし、それを指で掬って舐めとった。
「っ!?シグナムさん何やってるんですかっ!?汚いですよ!おしっこなんて舐めたらっ!!!」
「何を言っている……んちゅ、これはお前がくれた御褒美じゃないか。
 とても、おいしいぞ?」
「シグナムばっかりずるいっ!」
「すまんなテスタロッサ。しかしご主人様の寵愛と一番絞りは私のものだ。濃くて、粘ついてて……流石だ」
猛然と抗議するフェイトを涼しい顔でやりすごすシグナム。
キャロとはやても同様の表情でシグナムを睨んでいる。ひとりヴィータだけがポカンとした表情だ。
そしてフェイトは視線の鋭さはそのままに、視点をエリオのストラーダに移した。
少し皮をかぶっているそれをおもむろにつかみ、
「駄目だよエリオ、ちゃんと、しっかり剥いておかない…………とっ!」
力任せに引き摺り下ろした。
「――――――――――――――――――っ!!!!」
敏感な部分を乱暴に扱われ、声にならない悲鳴をあげるエリオ。
「エリオ君が痛がってますっ!今、回復魔法かけてあげるからね?フィジカルヒールっ!」
エリオの様子に気付いたキャロはフェイトから強引にそれを奪い(ここでエリオはまたダメージを食らった)
対象の部分に回復魔法をかけた。
回復魔法というのは傷を負った箇所の細胞分裂を活性化させ、自然治癒の速度を飛躍的に向上させるものである。
そしてストラーダの根元にはエリオのカートリッジシステムもある。
全くの偶然ではあるが、そこにも回復魔法の効果が及んだ。
今、エリオの睾丸では通常の何十倍の勢いで精液が増産され始めたのである。
カウパー腺もじわりじわりとストラーダの先からこぼれていた。
しかしそれは彼女達には気付かれず、今度はキャロからはやてがエリオのそれを奪い返す。
(……あかん、このままやったらエリオ君とられてまうっ!)
意を決した彼女はフェイト達を越えるべく、言葉しか知らない『パイズリ』を敢行した。
浮いているエリオの両足の間に移動すると、胸をつかってエリオを挟み込み上下に動かす。
「んっ、んっんっ、……どうや、エリオ君?気持ちいい?」
「あ、あの八神部隊長!それ痛いですっ!」
しかしエリオに喜んでもらえず、むしろ嫌がってる素振りまで見せられた。
(嘘っ!?何でなん?)
焦ったはやてはさらに激しく上下に動かすがエリオの表情はますます苦悶に染まった。
「駄目だよ、はやて。そんなやり方じゃエリオは痛いだけだよ?」
勝ち誇った顔でフェイトがはやてを見下ろす。シグナムも同様の表情だ。
軽く肩を押されて、それだけであっさりはやては引き下がった。
シグナムがエリオの左側に、フェイトが右側にたってまずは二人で唾液をたらす。
先程からこぼれつづけているカウパーとそれを混ぜてエリオのストラーダに満遍なく塗りつけた。
ただでさえ剥きたての敏感な部分に直の肌は刺激が強すぎるのである。
塗りつける最中に手についた液を今度は自分の胸にぬりつけ、そして両側からエリオを挟み込む。
4つの肉によってエリオのそれはすっぽりと埋もれてしまった。
「うああああっ!?」
先程とは全然違うぬめった感触にエリオは驚愕の声を上げた。
「どう?エリオ、気持ちいい?」
「お前のそんな顔が見れるとはな……練習した甲斐があったというものだっ!」
二人はぐにぐにと自分の胸を操作してエリオに刺激を与え続ける。
左右からはさみこんだり、上下に動かしたり、それぞれが思うままに動かす。
「うぁっ!?くっ……あぁっ!ぐっ、くぉ」
歯を噛み締める事で何とか声をあげまいとするが股間から昇ってくる衝動に勝てない。
ぴくりぴくりと何度も腰が浮いた。
そのエリオの様子を見てキャロやヴィータは自分の胸をつまんだり寄せてみたりしているが
いかんせん無いものはどうしようもない。
そして一番追い込まれているのははやてだ。
シグナムとフェイトはうっとりとしてエリオを嬲り続けている。
「私だってっ!出来るんやからっ!」
二人の肩を押して自分のスペースを確保すると自分の胸を無理矢理割り込ませた。
6つの柔らかい肉がエリオのそれに密着する。
「――――――――!!!???」
感触が大きく変わった事にエリオの腰が一度大きく跳ねた。
胸の質感というものは万人共通ではない。
脂肪の下にある大胸筋などの影響を受ける為個人差が生まれるのである。
俗に、二の腕の筋肉と同じ固さとも称される。
シグナムの胸は弾力があってしっかりとした圧力を与えてくる。
対照的にはやては全てを包み込む柔らかさでエリオのそれをつつみこんでいた。
フェイトはまさにふたりの中間であり、弾力と柔らかさが混在している。
三者三様の肉につつまれ、エリオが耐え切れるワケが無かった。
「ひあああああああっ!!!???」
女の子の様な悲鳴を上げ、痙攣するエリオ。
その体の動きと連動して胸の間からすごい勢いで白濁液が噴射された。
角度の問題で正面にいたはやての顔面へと直撃する。
「うひゃあっ!?」
驚きの声をあげて反射的に顔を背けようとしたが、これがエリオの精液なのだと思って全て顔で受け止めた。
頬や鼻にこびりついた精液からむせ返るような匂いがはやての中に侵入してくる。
その微妙にあまったるい匂いにはやての脳髄がくらりとゆらされた。
先程のシグナムがそうであったようにはやても精液を掬い取り、口へと運ぶ。
「にが…………でも、これがエリオ君の味なんやね。そう思ったら、我慢出来るかな?」
「はやてばっかりずるいよ!」
「主……失礼します!」
エリオの精液を自分も味わおうと、フェイトとシグナムははやての顔に舌を這わせた。
「うぅんっコラ、シグナム!そこくすぐった―――ふみゃぁっ!?
 フェイトちゃんも、これは私がエリオ君に貰っ――――ひみゅっ!?」
多勢に無勢であってはやての顔は見る見るうちに綺麗になっていった。
指で掬い取って口に運ぼうとした精液すら指ごとシグナムにくわえ込まれ、すすられる。
さらには口内に残った精液も味わおうとしたフェイトに唇を塞がれた。
「んぅっ!?ん、ん、ふぅんっ!!?ぷはっ!何するんやフェイトちゃんっ!?
 私の……私の唇はエリオ君だけのものなんよっ!?」
「エリオは、私のだよ……私の体も心もエリオのものだからお互い様だけど」
大人三人がエリオから離れたその隙に、キャロがエリオのそれをくわえ込んだ。
「うっあっ!?くぁあっ!?」
キャロの動きは止まらない。
頭を激しく上下に動かすと共に、口をすぼめて頬の内側でエリオを擦りあげた。
口の内側のざらざらした場所を射精したばかりで敏感な箇所に容赦なく押し付けられ
声があがるのを止められない。
陸に打ち上げられた魚のように何度も何度も腰をはねさせる。
(どう?気持ちいい?)
キャロからの念話に答えようにも上手く言葉に出来ない。
「ひぐっ!?あっ!キャロ!そ、それ今すぐやめ――――んむぅっ!?」
そしてようやく紡ぎだした言葉も視界ごと塞がれた。
浮遊魔法で浮かび上がったヴィータが自身の股間をエリオの顔面に押し付けたのである。
「ほ、ホラ。いつも『美味しい』っていってなめてるじゃねーか。
 い、今なら好きなだけ舐めていいんだぞっ?」
そんな事した覚えも言った記憶も無いエリオには戸惑いしか浮かばない。
口も鼻も塞がれているので必死に酸素を求めて顔を動かす。
「あっ……そ、そーだよ。そんな――ひぃあっ!?エリオ、そ、そこは違う――――ひゃぁああっ!?」
そこは違うとか言われてもエリオには判断出来ないが
エリオの割と高めの鼻がヴィータの前に、エリオの舌がヴィータの肛門に触れていたのである。
「ひぐっ!ば、馬鹿ぁっ!?そんな汚いトコ舌でほじるにゃぁああぁぁっ!!?」
ヴィータの腰が動き、何度も何度もエリオの顔に押し付けられた。
「やめろよぉっ!?そんなトコ舐めてたら腹こわすみあっああああっ!!?」
一際大きく跳ねたヴィータの股間からしょろしょろと水が流れてエリオの額にかかった。
そしてエリオも先程からの再三の刺激にとうとう我慢の限界を迎えていた。
(キャロっ!?すぐ口離してっ!?何かっ!変なの出ちゃうからっ!?)
念話をとばすと何故かキャロの動きは一層激しくなった。
その刺激はもともと崖っぷちだったエリオの背中を突き飛ばすには充分過ぎた。
「うぁああああああっ!!???」
熱を、キャロの口内にぶちまけた。
だがキャロはそれを全て受け入れる。
喉を鳴らし、全てを飲み込み、そして年齢からは想像もつかない妖艶な笑みで微笑んだ。
「あはぁ……エリオ君の、全部ひとりじめしちゃった……」
知らない。エリオはこんな笑みを浮かべるキャロを知らない。
あまりに異常過ぎる事態にずっと忘れていた感情、恐怖がエリオの心を支配する。
(誰か…………誰か助けてっ!!)




その時、部屋の上に放置されたままだったロストロギアが光を放った。

(…………える?…………聞こえる?もうひとりの僕っ!)


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目次:ある槍騎士の逃走の話・目次
著者:一階の名無し

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