[293] 漢たちの挽歌その5(1/3) sage 2008/01/05(土) 01:16:20 ID:DEZwBX1S
[294] 漢たちの挽歌その5(2/3) sage 2008/01/05(土) 01:27:15 ID:DEZwBX1S
[295] 漢たちの挽歌その5(3/3) sage 2008/01/05(土) 01:30:47 ID:DEZwBX1S

2300時  機動六課会議室

この場における騒ぎの状況を簡潔に見ていこう。


case1 はやて

「ふふふ、ロッサァ・・・あんたはなんちゅう事を。よりにもよってグリフィスをそんな店に・・・」
「は、はやてが・・・はやてがぁ(泣)」
「はやてちゃん、お、落ち着いてください(泣)」
彼女は今、この場所にはいない相手に対しすさまじい怨嗟を浴びせかけている。ちなみに周囲で
何人か気絶してしまいました。烈火の将と湖の騎士は行方知れず(逃亡とも言う)。盾の守護獣は
ヴィヴィオのお守り(という名目で脱出)である。


case2 なのは

「魔王でいいよ。魔王らしい殺り方で話を聞いてもらうから」
「なのはさん!ど、何処へ行く気ですかぁ」
「ん、ちょっと無限書庫まで。ユーノ君私と会う時間は無いのに何でそんなお店にいけるのか
理由を聞いてこないといけないから。スバルも来る?ふふふ、ユーノ君てば、いつも私が一緒
にお出かけしようって誘っても『ゴメン、仕事が・・・・』なんて言ってたの。でも、本当はそん
なお店に通ってたんだね。ねえ、わたしってそんなに魅力ないかなあ?」
「いや、ちょっと待ってください。何でバリアジャケットを?!とにかく皆!なのはさんを止
めてーーーー!!」
スバルは援護を求めた。
しかし、みなソッポを向いた。
「知らなかったの?大魔王には援護さえ無意味なの。スバル、邪魔しちゃだめだよ」
管理局の白い大魔王EXが降臨していた。


case3 フェイトandキャロ

「エリオぉ(ヒック)。なんで?どうして?最近かまってあげられなかったから?(ヒック)お風呂
もご飯も一緒に出来なかったから?でも、さっきは一緒にご飯たべたよ?(ヒック)もしかして私
が嫌いなの?(ヒック)だからってそんなお店に行くなんて。私なら何時だって・・・(ヒック)帰って
きてぇエリオぉぉ!!!ウワァァァァァァン!!!!!!」
「ねえ、フリード?ランパブってなに?」
「キュクー?」
ショタコン全開マジ泣きモードのフェイトさん思考の一部に矛盾があることにすら気づいてない
様子、そして何にも判っていないキャロさん。嗚呼、君だけは純粋なままでいて。


case4 ティアナ

「・・・・(黙々と何かの作業をしている)」
「ティアナ?何してるのかなぁ?(汗)」
「・・・・(黙々と何かの作業をしている)」
「それって、非殺傷設定の解除と最適化のプロセスじゃないかなぁ?(滝汗)」
「・・・・判ってるじゃないですかシャーリーさん(ハイライトの消えた瞳)」
「ちょっと!!洒落になってないわよ!!(半泣)」
「・・・・大丈夫。洒落にする気、無いですから(暗い笑み)」
「もっとダメぇぇぇぇ!!(泣)」
ティアナさんの中でいろいろな物が切れてしまった。


彼女達が行動を開始するまであと10分。(漢たちの命の終焉のカウントダウンの開始とも言う)
と、いえそうな雰囲気であったがそこに一本の通信が入る。われらが男たちへの救援にな・・・・


「はやて、お取り込み中ごめんなさい」

「カリム?何の用や?」


訂正。男たちは更に多くの敵を呼び寄せてしまった。
彼らの明日はどっちだ?



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目次:漢たちの挽歌
著者:43-154

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