ふたば定時の悪堕ちスレで発生したセイバーズとダーククロスの設定とSS等をまとめているwikiです。

SS『淫魔奴隷 セーラーイビル!』

※堕ち前



「天才少女は淫魔なの? 水の口付けは甘い味」

 
 薄暗い室内で、ダークサタンと思われる影と、透き通った肌の持ち主である軍団長アティが、あるモニターの映像を見ていた。そう、ここはダークキャッスルと呼ばれる城内の、ある一室である。その映像には、セーラームーンである月野うさぎにセーラーマーキュリーの水野亜美と、一匹の黒猫が街中を歩いている様子が映っていた。
「ダークサタン様、あの者にまかせてもよろしいのでしょうか? 
淫水魔になったといっても、元はセーラー戦士。まだ未知の力が眠っているやもしれません。
それに、ダークサタンの様の旧友であるクイン・メタリア様もその未知の力でやられたとか。」
「そうだ。クイン・メタリアは愚かなことに本体で戦いに挑みよった。
敗因はそれだけではないが、確かにセーラー戦士はまだ未知の力を隠し持っているだろう。
だが、その時はその時だ。我の力が利かぬ者は、また別の世界に飛ばせばよいのだ。
お前が心配しなくてもよい。」
「は! 承知いたしました。引き続き、セーラー戦士の監視を続けます。」
「うむ、頼んだぞ。後の判断はお前に任す。セーラー戦士を全員淫怪人にしたらまた報告せよ。」
「分かりました。すべてはダークサタン様の御心のままに。 イーッ!ハイル・ダーククロス!」
室内中の黒いモヤが晴れていくと、敬礼したアティが残されたのだった。


 一方、自分達が監視されていることも知らない亜美は、うさぎの学校であった下らない話に付き合いながら、カラオケ店へと向かっていた。
“はー…、うさぎちゃんの話、なんでこんなに面白くないんだろ。もっと違うこと話そうよ。
Hな話とか、Hな話とか、Hな話とか…”
「それでね、亜美ちゃん。…………ねえ、亜美ちゃん。聞いてる? 」
「……あ、うん、ごめんね。少し考え事してて。」
「大丈夫? 顔真っ赤だよ。調子が悪いなら帰りなよ。レイちゃん達に言っておくからさ。」
「だ、大丈夫よ。それに今日はなんか歌いたい気分なの。」
「そ、そう? ならいいんだけど。でね、さっきの話なんだけどさ、あの子が………」
終わりそうのないうさぎの話に、もう心も体も淫怪人になった亜美には、相槌をうつことしかできなかった。亜美のおかしい様子にルナは疑問に思いながら、小さな手足で2人の足取り付いていく。そしてその疑問が確信へと変わるのは、もう少し先の事である。

 学校から出て15分後、街中にあるカラオケ店に着いた2人と1匹は、もう先に着いていたレイ、まこと、美奈子がいる部屋に、軽い挨拶とともに入っていった。
「やっほー♪ ごめん、待った?」
「もう、おっそーい! もう3人とも1曲ずつ歌い終わっちゃったんだから。ってルナ!
あなたも来たの?」
うさぎの足元にいたルナに驚くレイ。
「久しぶりね。3人とも元気で良かった。
レイちゃん、あなたもってどういう………………………あ、アルテミス!」
美奈子の隣にいた、白猫のアルテミスに気付いたルナ。驚いたのはルナだけではなく、うさぎと亜美も同様である。
「やあ、ルナ。もしかして君もこの街の邪気に?」
「そう、そうなのよ! でね、さっき学校に反応があって行ってみたんだけど…」
猫同士でこそこそ話をしだした2匹を尻目に、うさぎは空気を読まずにマイクを持った。
「さーさー、猫は猫で盛り上がっているみたいだから、私達は私達で盛り上がろう!」
うさぎの元気な声に反応した4人は、歌の検索リモコンを操作し、自分達が歌う歌を入れていく。
しかし1人だけ、そのルナとアルテミスの話に耳を傾けているの者がいた。それは、神社の巫女としていつも凛とした態度のレイだった。

 数時間後、自分達の好きな歌を半分くらい歌いつくしところで、急にレイが席を立った。
「お手洗いに行ってくるね。」
「あ、私も。」
レイのあとに付いて行くのは亜美だった。待ってましたと言わんばかりに部屋を出て行くと、亜美の顔が妖しい顔つきへと変わり、秘部に湿り気がおびる。亜美の頭の中では、もはや誰でもいいので犯すことしか考えられなかったのだ。トイレについた2人は個室へと入り、用を足そうとする。
「ねえ、亜美ちゃん?」
「どうしたの、レイちゃん?」
「ルナとアルテミスが話してた時に学校って言葉があったけど、学校で何かあったの?」
急に亜美の声が変わる。それは普段の亜美とは思えない暗く冷たい声だった。
「その話なんだけど……、私が図書室にいた時にね、急にルナが現れたの。なんだか大変な様子だったわ。その後に、図書室にもう1人女の子が現れたの。その子がね…、急に変身して、人じゃない別のモノに変わって私を襲ったの。」
“!”
レイはそれを聞いて驚いた。なぜそんな大事なことを今まで話さなかったのか、そしてさっきから気付いていた禍々しい邪悪な気配。それは部屋を出てからすぐの事なのだが、紛れもなく亜美の方向からしており、レイにはそれが信じられなかった。
「ど、どうしてそんな大事な話を、早くしてくれないの? そのあと亜美ちゃんはどうしたの?」
レイの声が震えだす。まさかと思うが、亜美ちゃんが妖魔? いやそんなはずはないと、心を落ち着かせようとするレイ。それに、昔戦った妖魔の邪気とはまた少し異なるモノになっており、未知の恐怖も味わった。
「その後はね……………」
「そ、その後は………」
レイは隣の個室から感じる邪気が膨らんでいくのを感じ、亜美に気付かれずにゆっくりと個室から出て行く。



「私も、ダークサタン様に同じ姿にしてもらったの。」



レイは自分がいた個室を眺め、不安が確信へと変わっていく。
「だから、あなた達にもそれを分かってほしいから、大人しく………………あれ?」
自分がいた個室に目をやっていたレイは、その光景に声が出なかった。
レイがいた隣の個室の隙間から水が染み出し、それが空中で手の形となっていたのだ。もちろんその水が染み出している個室は、亜美がいる個室だ。空中で手の形となっている水がレイのいる方向へ向くと、
「なーんだ、そこにいたのね。いつから気付いてたの?」
ようやく心の落ち着いたレイは、その問いかけに答えた。
「あなたと一緒に部屋を出てからよ。あなた、いったい何者なの? 
亜美ちゃんをどこへやったのよ!!」
レイは信じたくない一心で、亜美の姿をした化け物に言い放つ。
「やーねレイちゃん。私が亜美よ。」
下にたまった水がせり上がり、それが徐々に水野亜美の姿へと形を作っていく。
肌だと思われる露出した部分は、水のように透き通っており、セーラー戦士のコスチュームである正義の象徴とされる白い部分は黒く染められて、人外ではない様子をレイの目に焼き付けた。
「ダークサタン様のおかげで、こんなに美しく若々しいお肌にしてもらったの。
そしてこのプルプルな体は、ものすごーく気持ちがいいのよ。
あなたもすぐに分かるようにしてあげるから、抵抗しないでね♪」
亜美と思われるその人外は、にっこりと微笑ましく笑うとレイにゆっくりと近づいていった。
「や、やめて! 来ないで!! お願いだから。」
「いまさら無理よ。目の前に獲物がいるのにそれを食べない狩人はいないでしょ。
さあ、究極の快楽にようこそ。」
淫水魔となった亜美が、両手でレイの顔を掴むと強引にキスをした。
「うぷっ! う、ううう………………………………ぷはっ! や、やめて亜美ちゃん!! 
あなたはそのダークサタンとやらに操られて、うっ!………………」
亜美は、しゃべろうするレイの口を強引に口で塞ぎ、キスからレイの体に唾液を与えていく。
レイの口いっぱいに広がる甘い唾液は、レイの思考をにぶらし、体にも変化を与えた。レイの顔が真っ赤になり、体中に熱気を帯びていく。そして何を思ったのか、レイは進んで亜美の唾液を飲もうとしたのだ。
“美味しい、美味しいよ! すっごく甘いよ、亜美ちゃんの唾液。飲んでると体が熱くなってきちゃった。なんだろ? 変な気分にもなってきちゃって…………。ん、……はぁ……はぁ…。”
亜美の唾液に酔ったレイは、理性の枷が外されていく。物欲しそうに体くねらせ、空いていた手で秘部に手をやるとゆっくりと擦り始めるのだった。

 時々ベッドでやってるように自慰を始めるレイ。もはやそこには、常に凛とした態度を保っているレイはいなかった。段々と上り詰めていくレイを見て、亜美は自分の体を変化させレイを全身で取り込んでいく。
“レイちゃん、レイちゃん、聞こえる?”
レイを取り込んだ亜美は、自分の意思をレイに伝えていく。これは、亜美がレイの取り込むことで、心と心がリンクされた状態だ。
“………ん?。あ、あみちゃん、なんのよう? いま、オナニーしてていそがしいからまたあとでね。”
“いいのよ、そのまま続けてて。でもね、もっと気持ちよくなりたくない?”

ピクッ

その言葉に反応したレイは、欲情した顔で、
“もっときもちよく?…………もっときもちよく…………もっと…………はい、お願いします! 
もっと私を気持ちよくしてください!”
亜美の内なる顔が妖しく微笑むと、レイの秘部に自分の体液を入れていく。
“ハアアアァ……、いい、すっごくいいです、それ。”
生暖かい液体が自分の体を満たしていき、体を震わせるレイ。今までにない未知の快楽に全てをゆだねてしまいそうになる。もはや、理性のカケラも残っていないレイは、眠るように意識を失った。自分の体に入った亜美の魔因子が、自分の細胞を淫隷人のモノへと少しずつ変化させているとも知らず。
「レイちゃんったら、こんなに早く堕ちてくれちゃって。全然はごたえがないわ。まあ、私も言えないんだけどね。じゃあ、レイちゃんの仕上げをしにいきましょうか。」
亜美がレイを取り込んだまま目を閉じ念じると、亜美の周りに黒い霧が発生し、そして2人を包み隠す。数十秒後、黒い霧が晴れていくとそこには2人はいなかった。

 場所は変わり、ここは魔城のある一室。亜美によって運ばれたレイが、床にセーラーマーズの姿で眠っていた。レイがゆっくりと目を開けると、
「…………………………あ、ここは?」
自分達がいたカラオケ店から一転、急に見知らぬ部屋に運ばれたレイは、トイレに行った後の記憶を思い出そうとした。
“あの後、私が亜美ちゃんとトイレに入って、そして…………、あれ? その後どうなったんだっけ。思い出せ、私。……………………なんだろ、大事な事を忘れてる気がする。それに、どうして私セーラー戦士のかっこうしてるんだろ。”
考えば考えるほど、余計に混乱していくレイ。しかしそこに希望の光が現れた。レイがいた部屋のドアが急に開くと、そこにはセーラーマーキュリーの格好をした水野亜美が立っていたのだ。
「レイちゃん、大丈夫!」
「あ、亜美ちゃん! 私、カラオケ店にいたのに気がつくと急にこんなところに…………………
もしかして亜美ちゃんも?」
「そうなの。どうやらここは悪魔の城みたい。人ではないものが一杯いたわ。見張り役は何とか倒せたけど、早くここから出ないと…。さあ、私の手を掴んで。」
レイが差し伸べられた亜美の手を掴もうとした瞬間、レイの頭に忘れていた記憶がよみがえる。
それは、さっきいたトイレで亜美が人外となり、自分が犯されいる映像だった。途端にレイが、亜美の手を払い除ける。

パシッ

「え?」
「亜美ちゃん、……………あなた、亜美ちゃんじゃない。」
「れ、レイちゃん? 一体何を…」
レイの行動に困惑する亜美。
「あんた、さっきトイレで私に何かしたんでしょ! この化け物!」
「ば、化け物? レイちゃんどうしちゃったの? なんで私が化け物なの?」
「いい加減ばれてるのよ。正体を現せ! この妖魔め。」
「妖魔なんて………、そんな、私、ただレイちゃんのことを助けようと思って………」
「まだ亜美ちゃんのマネをするか! それならこっちだって。ファイヤー・ソウル!」
レイは両手で印を結んで集中力を高め、両人差し指の先から火の玉を創造し、亜美に放つ。
亜美はその火の玉を避けることなく真正面から受けた。
「きゃああああ!! あ、熱いよレイちゃん。やめて……。」
亜美がうずくまり苦しむ様子が、熱くなったレイの頭を急激に冷やしていく。もしかして本当に目の前にいるのが本当の亜美ちゃんじゃないのか? そんな不安がレイの頭をよぎる。
「ちょ、ちょっと、何もそんなに苦しまなくても。も、もしかして本当の亜美ちゃん?」
「うう………、本当って…どういう意味なの? 私はあなたが知ってる水野亜美よ……」
レイはとんでもないことをしたといまさら気付き、急いで亜美の方へと走りよった。
「ごめん! ごめんなさい。私てっきりあなたが妖魔だと思って……。本当にごめん……」
すると、うつむいていた亜美がレイに顔を向ける。
「うう……、レイちゃん。私あなたを攻めてなんていないわ。だからそんなに謝らないで。」
亜美は口で許してあげると言っているが、顔を見ればその目は涙で溢れていた。それに痛々しい体中の火傷を見てしまったレイは、自分は何て事をしまったのかと、自己嫌悪に陥った。
「あ、ああ………………、私……ごめ、本当に私、とんでもないことを…………。
ごめん、ごめんね。う、うう……うわーん……」
とうとう自分の押しとどめていた気持ちが涙となって溢れ出すと、亜美はそっとレイの顔を抱き寄せ、自分の柔らかな胸にレイを挟み込んだ。
「いいの、いいのよ。レイちゃんはただ怖かっただけなのね。私を妖魔と見間違えるほど怖かったんだもんね。だから泣かないで。綺麗な顔が台無しよ。でね、レイちゃん。もしまだ罪の意識があるなら、私に協力してくれない?」
「ひ、ひぐ……うう………………きょうりょく? 
………………する、するわ! 何でも言ってちょうだい。」
レイの純粋な目に曇りがかかり、亜美はかかっとばかりに、にっこりと微笑む。
「私は今ある人に仕えているの、そしてあなたも一緒にその人を手伝って欲しいの。無理強いはしないからレイちゃん自身で決めて。」
レイの答えは決まっていた。
「私の答えは決まっている。亜美ちゃんに協力するわ。」
「ありがとう、レイちゃん。まずここから出なきゃなんないんだけど、それには力が必要なの。
だからレイちゃんを今からパワーアップさせるね。」
亜美がそう言った瞬間に、座り込んでいたレイの周りに気味の悪い触手が何本もでてきたのだ。
「あ、亜美ちゃん!? これって………」
「大丈夫よ。すぐに済むから。」
レイの周りを這い回る触手が獲物に狙いを定め、つぎつぎとレイの体に絡みつく。
「ひゃあ! いや、きもちわるいよー」
「レイちゃん、我慢して。すぐに気持ちよくなるから。それにレイちゃんは私に協力してくれるんでしょ?」

ピクッ

亜美の言葉に反応し、それが頭の中で何度も響き渡る。
“そう、私は亜美ちゃんにひどいことをしてしまった。だからこれからはずっと協力してあげるの。こんなの亜美ちゃんの火傷に比べたら軽いもの。さあ来なさい。私に力をくれるんでしょ。”
虚ろな目をさせながら、自分で自分の心に暗示をかけていくレイ。心を開放したレイは、なにがきても受けとめられる態勢をとろうと足をM字開脚にし、アソコに触手が入りやすい態勢となった。いや淫隷人となった体が本能で欲しがっているのかもしれない。まあ、今のレイにとってはそんなことどうでもいいのだが。
「さあ来て! 私を犯すんでしょ? ここよ、ここ。」
レイに挑発された触手は、言わなくてもと言わんばかりに、レイの秘部へと入り込んでいく。
「はああぁん!! なにこれ!? ああん! そう、そこです! ひゃああー……、オナニーなんかとは、比べ物に、なんないよー」
触手はレイの膣を擦り上げ、何度も何度も上下運動を繰り返す。トイレで亜美に犯された時と同じく欲情していくレイ。その痴態を見ていた亜美は、触発され自分の指を秘部へと這わせる。
「レイちゃん……あなたがそんなに気持ちよさそうな顔するから、私も湿ってきちゃった。
あうん………はぁ……はうん…」

 2人の喘ぎ声が部屋中へと響き、その声を聞いてしまった者も自慰をしてしまうほどいやらしい狂宴が繰り広げられる。
「ああん! ああ、私の中に入ってるモノが膨らんでる。そう、出るのね、出すのね。さあ、私の中にぶちまけて! そして私に力をちょーだい!! ………はぁ……もう………だめ………」
「レイちゃんもイクのね。なら私もイクから、一緒にイキましょ。………はぁ……はぁ…」
次第に触手の動きが早まり、亜美の手も早くなっていく。
そして……



※火変化
 

「「い、い、イクううううううううぅぅー…………………………」」
レイの子宮に到達していた触手が勢いよく薄紫色の粘液を吐き出す。もちろん魔因子と魔精をたっぷりと含んだ物だ。亜美の股間からも勢いよく潮を吹き、亜美の人間だった姿がイビルマーキュリーへと変貌する。しかし、変わったのは亜美だけではなかった。レイの子宮に急激に浸透していく魔精は、淫隷人であるレイの細胞1つ1つを淫怪人の物へと書き換える。肌は血のように真っ赤に染まり、瞳はイビルマーキュリーのように変化し、そして最後には悪魔を思わせる角と尻尾が伸び、完全に淫怪人へとなったレイがいた。
「ダーク…………サタン…………。それが…………わたしの…………仕える…………」
淫怪人となったレイは、夢遊病者のようにダークサタンのことを呟く。これは、レイの淫怪人となった体に、思考を合わせるために知りもしない情報と忠誠心を植えつけていっているのだ。



※イビルマーズ


「ふふふ…………。亜美ちゃん、こういうことだったのね。」
レイの顔が、淫怪人なら誰でもする怪しい笑みへと変わっていく。
「そういうことなの、レイちゃん。いや、イビルマーズ。これからはダークサタン様のために頑張りましょうね。」
「もちろんよ。こんな美しい体を貰って、誰も従わないはずないじゃない。みんなにもこの快楽、平等に分けてあげなきゃね。ふふふ…………」
2人はゆっくりと立ち上がり、おぼつかない足取りでその部屋から出て行くのだった。

 一方カラオケ店の方では…
「三日月のシャーレに、星のピアスはずしてー♪」
      ・
      ・
      ・
「ねえ、レイちゃん達遅くない?」
レイ達がお手洗いに行って、あれから1時間は立っていた
少しおかしいと思ったルナが不安そうな顔でうさぎに聞いたのだ。
「う〜ん、何か悪い物でも食べちゃったのかな? それか、2人で禁断の愛を育んで…きゃー♪」
「もう、うさぎちゃん! ふざけてないで様子見に行ってよ。」
「分かった、分かった。ちょっと2人の様子見に行ってくるから、私が入れた歌、飛ばしてていいよ。」
「OK! 何かあったらすぐ戻ってきてね。」
うさぎとまことが言葉を交わすと、早歩きでトイレに向かった。
そして、うさぎがトイレのノブを回そうとに手に掛けた瞬間、

ガチャ

「ふ〜、生理きっつ〜」
「レイちゃん大丈夫? あ、うさぎちゃん」
うさぎの目の前に現れたのは制服姿のレイと亜美で、どうやらレイの生理が長引いて、亜美がそのお手伝いをしていた様子だった。
「2人とも戻るの遅いから見に来ちゃった。で、レイちゃんは大丈夫?」
「なんとかねー。よーし、歌えなかった分、歌うわよ! ささー、どいたどいた。」
元気そうなレイに付いて行く2人。
しかし亜美とレイの口が、うっすらと笑みを浮かべているのに、うさぎは気付くことはなかった。


こうして2人目のセーラー戦士が堕ち、それに気付かない他のセーラー戦士。しかしその異変を影から見ていた男がいた。
「セーラーマーズが堕ちたか。しかし奴らは何者なんだ? もう少し調べる必要があるな。」
月を背にして黒いマントを翻すその男は、夜の街へと消えていった。




To Be Continued…



作:ν賢狼ホロν
※にタイトル通りの画像を挿入





あとがき
今回もセーラームーンの画像をお借りしました。
さて、今回は火野レイを堕として見ましたがいかがでしたでしょうか?
予想より時間がかかってしまい申し訳ありませんでした。
最後に出てきた黒いマントは、もう分かりますよねww
タグ

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

3Dカスタム少女


Wiki内検索

メニュー

人類サイド

所属不明

ダーククロス

構成員

カウンター

編集にはIDが必要です