ストロベリー・パニックのSS保管庫です。

著者:名無しさん(2-307)


少し前ですが二十話のSSです
籠女ちゃんに悟られたシーンから始まります
素人なので下手だったらすみません

うぅっ―――
「渚砂ちゃん――」
玉青は泣き崩れていた渚砂を部屋へ運び、ベッドにそっと座らせた。
「渚砂ちゃん―――」
そして渚砂を優しく抱きしめる
「玉青ちゃん――どうして?――」
「え?」
「だってわたしはずっと静馬様といたのよ?――」
「――――」
「どうしてわたしに優しくするのよっ!?―――」
渚砂は涙目で玉青に問いかけた。
「私が渚砂ちゃんの事を好きな事に変わりありませんわ」
「だってわたしはずっと玉青ちゃんの事を蔑ろにしてきたのに――」
「渚砂ちゃんが静馬様の事を好きなのは知っていましたわ――でも、私が渚砂ちゃんを好きなのは私の勝手ですから」
そういうと玉青は渚砂の頭を優しく撫でた。
「玉青ちゃん変だよっ。わたしなんか玉青ちゃんに酷い事ばかりして――嫌な女に決まってるのに―――」
「はい。私は変ですから。渚砂ちゃんが静馬様の事を好きで居続けても――私が嫌われたとしても――私は渚砂ちゃんを嫌いになれません―――」
そして渚砂に微笑んだ。
「ごめんなさい―――――」
渚砂は玉青の胸に顔を埋めて呻くように泣いた――。

以上ですorz

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