読者参加企画 その2
128 ：竜神様の中の人 ◆gIMSpc5V.M：2007/12/17(月) 12:45:10 ID:at/xWwio0
投下までのネタ提供という形の読者企画を開催します。
お題は「昭和17年度予算成立にともなう帝国陸海軍の今後の軍備整備計画」
ようするに、今後の日本陸海軍の方向を皆様に決めてもらおうという企画です。
17年予算成立によって以下のような縛りが加えられました。
【大蔵省の絶対条件� �
16年予算より17年は一割削減
【大蔵省の絶対条件�◆�
それ以降予算は五年連続で10％削減で昭和22年には16年度時の６割の予算にする。
【補足】
ただし、陸海軍がそれぞれ発行する戦時国債についてはその限りではないが発行は他国と交戦状態に陥った時のみとする。
戦時国債という逃げ道がありますが、陸海軍とも軍の縮小再編では一致しています。
【海軍の条件� �
16年12月以降の建造計画は、起工されたもの以外は建造中止。
【海軍の条件�◆�
インド洋派遣艦隊の規模は軽空母２隻に二個水雷戦隊＋コロンボとシンガポールに哨戒用の基地航空隊を配備。
この費用は英国持ち、かつ派遣収入(二年間で二個水雷戦隊が新造できる程度)は予算外収入とする。
5500トン級および、旧式駆逐艦はインドやオーストラリアに売却の方向。
【陸軍の条件� �
削減対象時は昭和16年予算(大陸でどんぱちやっていた時の予算)
【陸軍の条件�◆�
17年5月時で兵力は関東軍100万、本土およびその他70万(大陸派遣兵の帰還分、動員解除の為更に減少中)。
【陸軍の条件��】
異世界駐屯兵力の大被害に伴い、竜州軍を創設。
【航空機における補足】
開発および搭乗員育成は陸海軍一本化。
欧州大戦に追随する為、次世代航空機の開発は継続。
今の所、話の流れではこんな条件で陸海軍は再編されてゆきます。
読者の皆様は大蔵官僚となって陸海軍から更に金を巻き上げても良し、陸海軍将校となってよそから金を巻き上げて軍の再編をがんばるもよしです。
皆様のアイデア、お待ちしています。
これは、その一からの続きです。
145 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/19(水) 08:17:38 ID:8nrKX5Tg0
海軍で気がついたのですが烈風が様変わりする可能性がありますね。
史実で烈風は改装空母からの運用も考慮した性能要求で低翼面加重となって、
F6F並の機体となりましたが、こちらではミッドウェイも起きず正規空母が減数して
ないため、正規空母での運用として高翼面加重にできて、より高速な機体になりそうです。
146 ：長崎県人：2007/12/19(水) 10:56:21 ID:2MxH4A12O
六六九さんにちょっとツッコンでみりゅ
えーと、扶桑や伊勢は改装から五年程度しか経ってねぇのに退役なんて、海軍どころか大蔵だってゆるしませんよ。大体元々、大和が隠れみのにしてた金剛代艦な訳だから、退役しないのがベストですが、一番古い金剛と、榛名か霧島のどちらか（比叡は手がかかってるからまだ無理）を退役させるのが順当ですぜ？
それから、夕張より川内級三隻の方が新しくて燃費がいいのに5500トン級として、一緒くたに処分しようとした事に小一時間（ry
震災で遅れた阿武隈もそうだし。改装が終わったばかりの大井と改装中の北上、この六隻はまだダメだと思われ
それから、最上級の火力を下げようなんて、六六九さん、恐ろしいK（射殺されますた）
しかしあの砲じゃ米重巡を貫くには力不足ですし、黄海海戦で速射砲の限界を味あわされたあげく、松島さんは一発でヒギィ言わされるし、威海衛襲撃なんて無駄作戦させられた帝國海軍じゃ無理でしょう。なによりブルックリンより火力を減らすメリットが、改装の費用込みで一つもないよママン
駆逐艦の数が減るのに、吹雪の火力をさげるとな？10口径砲身が短くなり、初速・射程とも、米駆逐艦に劣る艦にしろとな？
147 ：六六九：2007/12/19(水) 12:26:58 ID:cWodDOFM0
改装時に積んだ機関や備砲は別に流用します。何より対英米戦が回避されたら要りませんし。金剛級の方が古いからそっちから退役させろという意見は分かるのですが、ぶっちゃけ扶桑や伊勢では残念ながら足が遅くて米海軍を困らせられないのですｗ
＞それから、夕張より川内級三隻の方が新しくて燃費がいいのに5500トン級として、一緒くたに処分しようとした事に小一時間（ry
＞震災で遅れた阿武隈もそうだし。改装が終わったばかりの大井と改装中の北上、この六隻はまだダメだと思われ
大井と北上の重雷装は私も少々惜しいと思いましたが、新鋭艦を建造する為の礎として、はたまた僚艦を維持する為の生贄として売ってしまうのを是としました。全部貧乏が悪いのですよ（泣
＞なによりブルックリンより火力を減らすメリットが、改装の費用込みで一つもないよママン
これだけの艦を表に出せず港で燻らせておく方がメリットが無いと判断しました。対英米開戦をすれば其のハンデは消えますが、其れだけの為に喧嘩を売るには余りにリスクが高過ぎます。なお、３連装４基に減らしてるのは大和と武蔵の副砲に使って戻せない分ですｗ 其の分は別の何かを積んで補う事になるのではないかと
＞駆逐艦の数が減るのに、吹雪の火力をさげるとな？
射程は短くなりますが代わりに対空火力を大幅に増大させてます。自分達で航空主兵時代を予想して秋月級を作ってるのだから、彼女等が揃うまでの穴を埋める意味でも高角砲換装は大きな利点があるかと
148 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/19(水) 12:38:24 ID:PMUUaGhA0
＞六六九さん
言いたいことはわかりますが本土に駆逐艦がゼロ（に近い状況）っていうのはいくらなんでもまずいと思うのですよ。そこのところはどうします？
149 ：六六九：2007/12/19(水) 12:50:27 ID:cWodDOFM0
なので一気に全艦を改装じゃなくて順次改装なのですよ。一気にやるにはドックだって足りないし（涙目
150 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/19(水) 13:05:26 ID:PWg/wmuQ0
陸軍は竜州の戦訓がどんなものかでも変わりそうですね。
開発に本腰を入れるなら、従来より威力のある小火器が必要になる気がします。
小銃の口径が6.5mmでは足りないような気がしますしねえ。
向こうで確実に機能する軽機＆重機も欲しいところですし。
また、支援火器としてパンツァーファウストかロケットランチャーくらいは欲しいかも知れません。
海軍の方は多少正面戦力を削ってでも工作艦、給油艦、給兵艦は必要でしょう。
向こうで活動するためには。
守るべきシーレーンは、満州〜日本（油田があるので生命線）、日本〜シンガポール〜トルコ（外貨獲得）、
そして竜州〜日本（人的資源、金貨獲得）ですか。
最後のラインの防衛も戦訓で護衛艦艇に乗せる物が変わってくるでしょうしね。
151 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/19(水) 22:05:09 ID:zOqoRtwI0
最大の問題は日本経済が崩壊一歩手前の現状だな。
いくら英独向け＆異世界への輸出が黒字になったといえど２，３年では回復せんだろう。
みんなビンボーが悪いのだorz
152 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/19(水) 22:59:22 ID:OQhIBOss0
六六九さんのを見て似たようなものを考えてみた。
日本の海上交通線は大きく分けて以下の3つ
１）本土←→満州
２）本土←→中国
３）本土←→東南アジア
４）本土←→竜州
これに追加して、米国との交易で
５）本土←→豪州（←→合衆国）
対英交易で
６）本土←→東南アジア←→英領印度
対独交易で
７）本土←→東南アジア←→英領印度←→トルコ（←→ドイツ）
の３つが追加される。このうち、
１−４の航路は政治的な解決ができなくても国家経済運営上独力で維持する必要がある。
５−７の航路は英米独との政治的な解決が前提となる航路である。
そのため、５−７の航路に関しては政治的な解決がはかられなければつかえないし、逆に政治的に解決できるなら日本帝国が自ら大規模な戦力を展開する必要なく、せいぜい二線級の部隊を工面することで十分間に合わせることが可能である。
故にこれら５−７については優先順位を下げるものとする。
翻って国策上必須となる１−４を維持するために必要なものは本土から東南アジアへ至る海上航路の安全確保であり、そのためにはフィリピンとの軍事同盟もしくは中立化、ないし占領し、その状態の維持が前提となる。
以上のことから、大日本帝国は通商路の防衛のために正面装備を強化し、補助艦艇の建造は重視しないものとする。
これによって海軍は、予備艦艇を中核とした第一艦隊、水上艦艇を集めた第二艦隊、空母を集結させた第三艦隊に編制し、第一艦隊から随時適切な兵力を抜き出して通商航路の警備に当てるものとする（警備部隊の範疇には派遣部隊も含むものとする）。
これらによって、マリアナ近辺での迎撃（トラック以東での迎撃は放棄）、フィリピンでの航空迎撃戦闘を支援する後方襲撃を重視した艦隊編制を急ぐものとする。
すでに建造されている大和型２隻と長門型２隻を残す。扶桑型、伊勢型の４隻は予備艦とする。金剛型は持ち回りで最低１隻を現役とし、二線級の部隊の中核艦として運用させる（他は予備艦）。
さしあたってすでに建造されつつある正規空母は建造続行。また、赤城と加賀を予備艦とする。これら二隻を退役させる際の代艦として１１０号艦、１１１号艦を空母改装を計画するものとする。
特殊潜行艇母艦は上陸用舟艇母艦に改造する場合の改装プランを検討する。
手軽なサイズである阿賀野型４隻、水無瀬型２隻はなんとしてでも予算確保。５５００ｔ型以前の艦は状態の悪いものから半数程度残し警備戦力とする（状態が悪いものは売却候補とする）
そのため、吹雪級以降のものすべては実働状態としておく（機銃、爆雷の増加程度の軽微な改装は認めるが、それ以上の大規模な改装は認めない）。
残余の睦月型以前の艦は状態がよいものを警備戦力とする。問題があるものは売却もしくはスクラップ対象とする。
巡洋艦の建造が難しいため秋月級（およびその拡大型）による水雷戦隊旗艦代行の研究開始。
大型駆逐艦を最低８０隻を維持できることを目標とする。
潜水艦
巡航潜水艦を整備して攪乱を目指すものとする。特型、丙型を中心に建造していくものとする。
日露時代からの旧式艦のような超老齢艦は、スクラップ対象とする。ただし、ドックに空きがない場合はじゃまにならぬ場所に係留し、空きが出るまで放置しておくこととする。問題があるようなら標的処分等も考慮する。
微妙かな？
153 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/19(水) 23:30:43 ID:cj51OOdE0
最上級とかもったいないけど使えない船は竜州防衛艦隊に在籍させて使いつぶそうよ。
廃棄するなら埋め立てて要塞代わりにすればいいんじゃないかな。
まぁ鉄が欲しいんだよといわれれば、ばらすしかないけど。
154 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/20(木) 07:51:39 ID:8nrKX5Tg0
時間無いので、張るだけです。
戦艦：長門級、伊勢級は副砲を高角砲と機銃に置換し、球状艦首を設置する改装を順次行う。
扶桑級はそれに加え第3,4砲塔を撤去、高角砲と機銃を設置し、防空戦艦とする。
撤去した砲塔は満州油田の要塞砲とする。金剛級代艦の建造については5年目に
英国への派遣による収入と大戦での空母と戦艦の戦歴を検討して決定する。
重巡：最上級を古鷹級や5500トン級の代艦とし、古鷹級は15.5cm3連砲塔に換装して軽巡化する。
軽巡：阿賀野級や大淀級ではブルックリン級やクリーブランド級に質・量共に対抗不能なため、
新世代の軽巡を造るか、重巡の増艦と脇同駆逐艦の建造による軽巡の消滅も検討する
その他：造船所を官営会社化し、1万トン級までの民間船および英国向け軍艦の受注を図り、
空きドッグを極力埋める
【陸】
改修した設備の稼動までソ連侵攻は控え、満州防衛に徹する。また油田による燃料事情
の緩和の下、5年目までに全軍の自動車化を達成する。(余剰になる馬は国内農家に放出)
対空火器はホ103地上型
開発難航中の七糎半ボフォース砲は中止、これらの後継となる9糎長砲身砲の開発に転用する。
155 ：六六九：2007/12/20(木) 08:31:31 ID:t9p.t2D20
某月某日、とある倉庫
「あんな軍縮案を上に提出したのって先輩ですか！？ 先輩と同じ部署ってだけで僕も白い目で見られまくってるんですから、違うんでしたら早く訂正して下さい！」
「そうか。何を指してるか分からんが、非難されてるとしたら多分俺が提出した案の事だろうな」
「先輩〜」
「まあ聞け。先ずは政治姿勢目標についてだが、正直言って我等が帝國海軍は向こう２年間は英米と開戦するのは土台無理だ。軽空母２隻と２個水雷戦隊がバンコク商会に出稼ぎに行ってるから、ただでさえ英米より少ない戦力がごっそり減ってるんだ。そんな状態で艦艇大増産してる米国相手に戦ったら、今ある総力を振り絞っても半年互角に戦えるかどうか。後はジリ貧必至だな」
「先輩って夜道歩けない性格なんですね…」
「安心しろ。昼間でも下手に出歩けないから」
「全然安心できませんっ！」
「で、そこまでして対ソ戦やってユーラシア打通を実現。独逸と陸路で繋がって相互援助をし易くして共闘したとしても…最終的には勝てん」
「何故です？」
「現状の帝國の工業生産力では独逸製兵器の技術が入ってきても十分に活用できないからだ。三式戦や九二式魚雷の現況を見ても分かるだろ？」
「批評は控えさせていただきます」
「せいぜい独逸の工作機械と良質の鉄が手に入るぐらいだ。無論有償でな。それじゃ米国の馬鹿みたいな生産力には対抗不可能だ。工員を大増員して不眠不休二十四時間大車輪で働いて貰っても数的不利は補い切れないし、そもそもそんな無茶をやったら帝國自体が破綻して戦うどころじゃ無くなってしまう」
「は、歯に衣着せないにも程があるんじゃ…」
「言う場所ぐらいは選んでる。で、続きだが、幾ら帝國将兵が精兵揃いでも倍以上の敵に常勝を続けるのは不可能だ。それに今なら損害に耐え切れなくなるのは英米より帝國の方が先だ。対中戦が大赤字だったせいで、今の帝國は破産寸前だからな。陸軍さんが上手く東シベリアを切り取ってくれたとしても、開発投資やら何やらで当分は赤字先行だろうから即効薬的な御利益は期待できないし」
「も、もう何も言えません……」
「だから英米とは避戦するしか手は無い。英国との取引で２年も稼がれたから、帝國の勝ち目は当分無くなった。改装したとはいえ旧式戦艦には違いない扶桑や伊勢では米国の新型戦艦と刺し違えるのも難しいから捨て札にする。旧式の軽巡と駆逐艦は景気良く売り払う。流石に一回しか受け付けてくれないだろうから出し惜しみ無しだ。そうして得た金で５年先を目処に竜神様抜きでも英米が簡単に手出しできない戦力を整える」
「すると先輩は先々の為に今手元にある戦力を敢えて捨てると？」
「そうだ。英米と近日中に戦う為に揃えた戦力は、逆に言えば彼等と近々戦わない事を選んだら余り必要無い。それなら維持にかかる多額の費用と多量の油を別の用途に使った方が良いし、海軍でも選り抜きの精兵も他艦に回した方が良い。解体すれば良質の鉄が手に入るから新鋭艦の建造に回せるしな。それに主力を全部削ぎ落としてしまう訳じゃない。ちゃんと必要最小限の精髄は残すよう配慮してあるぞ。じゃないと片手間で揉み潰されてしまいかねないからな」
「夕張は残すのに何で川内級は売り払うんだってお怒りの声が聞こえてきたんですが？」
「ぶっちゃけると夕張が売り物になるか疑問だったから除外しただけだ。それに、あの艦なら退役したように見せかけて竜州に貼り付けても不自然じゃなく見せ易い。初春は言うまでも無いし、瑞穂も持病持ち（機関故障が多発した前歴がある）。野登呂はそもそも古い艦だから解体したと言えば信じて貰える可能性は高い」
「ほ、本当にぶっちゃけてますね」
「もっと本音を言わせて貰うと、帝國が現状取り得る独伊への義理立ては中立維持止まりだな。俺は英米と戦争して勝つ見込みのある時期は過ぎたと見ている」
「帝國には竜神様がついてるんですよ。数ばかりの毛唐には負けませんよ」
「敵が米国だけで、竜神様が積極的に協力してくれれば勝ち目はある。しかし、今我々がやってる事と同じ戦略を米国に取られたら……」
「どんな戦略……はっ、まさかっ！？」
「今度は米国がハワイの竜を盾にして帝國の戦力と竜神様の体力を殺ぎ、決着が着くかどうかって辺りで満を持した米国艦隊が大増産した戦力を温存したまま襲い掛かってくるだろうさ。まず一溜まりも無いな」
「しゃ…洒落になってませんね」
「だから参戦するなら連合国側だ。ただ、参戦するには何か口実が欲しいけどな」
「それで英米寄り中立なんですか」
「そうだ。負ける戦を自分から仕掛けるのは阿呆だからな。バスに乗り遅れて遅刻確実なら、いっそ行き先を変えれば良いんだ。そしたら遅刻じゃなくなる」
「……確かに昼間でも危ないでしょうね、そこまで言う人は」
156 ：陸士長：2007/12/20(木) 19:42:06 ID:KNJCSNJU0
帝國の生き残りですか。
ぶっちゃけ、資本主義最大の敵である共産圏が崩壊寸前。
枢軸も勝ち残れるか微妙だしソ連に勝っても米英相手では苦戦確実で、ヒトラー亡き後は非常に不安定。
となると、日本はいよいよ米英に付くようにしかないように見えます。
尤も、付けたとしても後々締め上げられて属国レベルまで落とされるでしょうな。
あのアメさんや英国が黄色人種の軍事大国なんて認める訳がありませんし。
ましてドラゴン付き。枢軸や共産圏が消えたら同盟国であろうが、龍取り上げて軍備締め上げるのに躊躇する理由なんてありゃしませんでしょうね。
その頃には欧米の軍備技術もドラゴンに対抗出来る装備にはなっていると思いますし。
……こりゃ、石原さんの言うとおり、異世界に神州丸ごと退避させるしかないでしょうかねぇ。
157 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/20(木) 22:20:42 ID:VhNXpGcw0
こういうのもありですか。
海軍（従来どおり漸減邀撃作戦以外考えない艦隊決戦主義者。国際戦略に見識なし、ただひたすらに対米戦備を強化）
戦艦：予算が下りないので大和型４隻で我慢。旧式艦は副砲を撤去して高角砲を設置。
大和型を知られてしまったので米国が対抗して４６センチ砲艦を建造する恐れあり、これに対抗するため５６センチ砲搭載超大和型の研究を続ける。迅速な建造を可能にするため失業対策を名目に大型ドッグを多数建造する。
空母：遠距離からちまちま攻撃するような艦に装甲は不要。商船改造空母（飛鷹型）に充分な能力があるなら装甲空母など取りやめて安いそちらを量産すべし。より安上がりな基地航空隊を拡大。
超甲巡：インド洋派遣艦隊が稼いだ予算で建造。当分先。
重巡：涙を呑んで我慢。重巡を作る金があったら超甲巡を造るべし。
軽巡：古鷹型では他国の重巡に勝てないのでそれぞれ水雷戦隊旗艦として運用する（面倒なので主砲換装はしない）。
旧式艦は主砲を高角砲に換装した防空艦（五十鈴型）とし艦隊防空任務に従事すべし。
駆逐艦：戦艦の数で対抗できない以上、漸減邀撃作戦における主力として目さざるを得ない。対空戦闘は防空巡洋艦に任せ、対空、対潜能力をさらに切り詰めた水雷戦特化型駆逐艦（島風型）を建造すべし。
秋月型の建造は中止、艦隊雑務（対空対潜戦闘を含む）を行なう艦は安価な二等級駆逐艦（松型）を別に量産する。
潜水艦：駆逐艦同様、漸減邀撃作戦における準主力として目さざるを得ない。駆逐艦に対抗できる水中速力と静粛性を備えた高性能潜水艦建造のため積極的にドイツの技術を取り入れるべし。
海防艦：通商護衛など海軍の任務にあらず。どうしても無いと不安ならば主砲を機銃、魚雷を爆雷（ヘッジホッグ）に換装した旧式駆逐艦を海防艦として満足すべし。
老朽艦は解体。屑鉄として再利用。
砲艦、河川砲艦：中国大陸以外使い道なし。竜州送りが適当。
魚雷：潜水艦で駆逐艦を沈めるためドイツから音響探知誘導魚雷の技術を輸入、国産化する。
電探：闇夜の提灯など百害あって一利なし。研究停止。
工廠：長８センチ高角砲生産停止。陸軍に恩を売るため設備を流用して９０年式野砲を量産、予算を稼ぐ。
158 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/20(木) 22:40:24 ID:BsQnwpPY0
火力自体は通じないわけではありません、なによりあるべき時その場所に火力集中できなかったことがまずは被害の理由ですから。
火力増強し少数でも火力を維持させるか、機動力と無線で戦力集中するか、ほかの何かか
159 ：152：2007/12/20(木) 22:40:52 ID:TsxBrjaY0
改めて読み直したところ書き足りてなかったので補足を。
１−４の海上交通線の維持のためには直接船団護衛を行おうとした場合、船団の管理、運行の調整、適切な資源を適切に配分できるかといった能力で日本はお粗末どころでないため（情報の管理、分析、調整能力が最低のため）、次善の策としてそれらの問題を棚上げできる航路防衛を主要方針として国防を考えなければならない。
そのため、直接南西航路に影響を与えられるフィリピン・グアムを最初に占領しなければならない。
そして、フィリピンを防衛するために、来寇するアメリカ艦隊をマリアナの防衛ラインで迎撃し、しかる後にはフィリピンにて食い止めることを目的にする（その際、補給線をたたいて出血を強いる）。
通商破壊も行える航続力の長い正規空母を複数と、長距離随伴できる高速タンカーを数隻確保。ただしタンカーの数は最大でも１０を超えなくてよい。
艦隊決戦を行える通常の正規空母をできる限り建造する方向で押す。
駆逐艦は第一５個水雷戦隊程度を維持することを目標に８０隻を整備する方向で。
アメリカ艦隊の高速化により遠距離からの飽和統制雷撃が無意味になったことで、水雷戦隊旗艦の意味が減少したことを受け、巡洋艦を水雷戦隊から外す。
小艦艇同士の戦闘では混戦状況になりやすいことを鑑み、射程を削って大威力高速の魚雷の開発を行う。また、混戦の結果、最大でも雷撃は駆逐隊単位でしか行えないことから新戦術の研究を行う。
対潜艦艇は海防艦を２個２４隻程度維持することを目的とするが、予算が下りない場合は８隻程度まで妥協する。
防衛型の戦争を行うことにより、港が増えないため港湾警備の艦艇は少数でかまわない。よって大規模な駆潜艇の建造は我慢する。
機雷敷設任務に当てる艦艇はある程度用意しておく。
以上、おおむね丸三、丸四計画完遂時の戦力から戦艦を半減させたもの程度で我慢するものとします。
160 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/21(金) 00:11:29 ID:/0h7mNn20
ええと、この世界大神海軍工廠計画はどうなっているんでしょう？
大型ドック整備計画はあれでいいと思いますが。
あと、竜州方面のことを考えるなら海洋調査艦（海図製作）はひつようでしょうねえ。
161 ：名無し三等兵＠F世界：2007/12/21(金) 02:37:47 ID:dDKWsT0E0
残りは12基。
川内型の処遇は難しいですねえ。
5500トン軽巡の中では新しいですけど、旧式軽巡だし、ボイラーの3分の1が混燃だし…。
いっそ防空艦にでも改装するかな？
そういえば、「大淀」はどうなったのでしたっけ？進水の頃だと思いますが。
162 ：六六九：2007/12/21(金) 03:31:26 ID:ldTyNN3Y0
＞名無し三等兵様
そういや大淀がありましたね。それに大和級も改装前だったの忘れてたしorz
ご指摘ありがとうございます
いっそ最上級は水無瀬級と同じ主砲積むか、高角砲積んだ防空巡にしてしまいましょうｗ
あと、忘れてた大淀（ごめんなさい）は軽巡に追加して潜水艦隊の旗艦任務を担って貰いましょう
更に追加を投下ｗ
某月某日、とある倉庫
「そういえば、幾つか言い忘れてた事があるな」
「何です、先輩？」
「先ずは対ソ戦略だが、東シベリアの割譲を条件に米国の対ソレンドリースが満州国を通過するのを帝國が黙認すると提案する。これを向こうが受ければ良し。断られたら予定通り攻め取れば良い」
「予定通りって、先輩は何時頃攻めに行けば良いと思ってます？」
「遅ければ日ソ不可侵条約を条文通り破棄できる４年後だな。短ければ適当な口実が見つかり次第だ」
「…随分と虫の良い話ですね」
「まあな。で、次が重要だ」
「重要って、先輩が重要って言うって事は何か突飛な事ですよね？」
「人聞きの悪い事を。で、その重要事ってのは、黒耳長族の協力を得ての魔法兵器開発。そして其の前段階となる“帝國人魔法技術者”の養成だ」
「ちょ、ちょっと待って下さい先輩っ！？」
「幸い、魔法兵器は残骸とはいえ見本が手に入ってる。それを解析すれば同等品は無理でも我々が使ってる兵器を大幅強化できるかもしれん。石油や石炭が無くても動く“魔法機関で動く潜水艦”や“魔法の頭脳を積んだ自己誘導魚雷”なんかが実現できれば万々歳だ。更に黒耳長族や獣人族等“向こうの住人”と血を混ぜる事で魔法使いの資質を持つ帝國人を誕生させる」
「やっぱり突飛な話だった……」
「そして更に研究を進めて、普通の帝國人でも使える魔法の道具や普通の帝國人に魔法使いの資質を付与する方法を編み出す。もしかしたら特に何もしなくても魔法が使える人間もいるかもしれないから、そういう人材を探し出して教育する機関も設立する。これらを海軍の予算と権限で実現するんだ。竜神様と黒耳長族達の協力の下でな」
「で、魔法を教えて貰ったら彼女等は用無しですか？」
「馬鹿を言え。魔法では彼女等に一日の長があるし、何より彼女等は我等海軍が保護下に置いている我等の同胞だ。用無しなんてとんでもない」
「…先輩って黒耳長族の彼女がいる人なんですか？」
「彼女どころか赤線にも縁が無いぞ。昼間も下手に出歩けない身分だと言っただろ？」
「先輩の場合、身分より言動だと絶対思う……」
「とにかく、我々が生き残るには普通の発想で普通の事をしてたら無理だ。無論ながら普通の戦力も整えた方が良いが、こういう隠し玉が無いと戦後に大変な事になる。まあ、米国はあの端から見れば魅力的に見えない事も無い中国の泥沼に深入りしてくれそうだから、それをできるだけ長く続けてくれるよう仕向けるのが帝國にとって最も有利な展開だろうな」
163 ：六六九：2007/12/21(金) 04:00:36 ID:ldTyNN3Y0
黒耳長族じゃなくて黒長耳族だったorz
まあ、彼は間違って覚えてたって事で（汗）＜苦しい言い訳
投下までのネタ提供という形の読者企画を開催します。
お題は「昭和17年度予算成立にともなう帝国陸海軍の今後の軍備整備計画」
ようするに、今後の日本陸海軍の方向を皆様に決めてもらおうという企画です。
17年予算成立によって以下のような縛りが加えられました。
【大蔵省の絶対条件� �
16年予算より17年は一割削減
【大蔵省の絶対条件�◆�
それ以降予算は五年連続で10％削減で昭和22年には16年度時の６割の予算にする。
【補足】
ただし、陸海軍がそれぞれ発行する戦時国債についてはその限りではないが発行は他国と交戦状態に陥った時のみとする。
戦時国債という逃げ道がありますが、陸海軍とも軍の縮小再編では一致しています。
【海軍の条件� �
16年12月以降の建造計画は、起工されたもの以外は建造中止。
【海軍の条件�◆�
インド洋派遣艦隊の規模は軽空母２隻に二個水雷戦隊＋コロンボとシンガポールに哨戒用の基地航空隊を配備。
この費用は英国持ち、かつ派遣収入(二年間で二個水雷戦隊が新造できる程度)は予算外収入とする。
5500トン級および、旧式駆逐艦はインドやオーストラリアに売却の方向。
【陸軍の条件� �
削減対象時は昭和16年予算(大陸でどんぱちやっていた時の予算)
【陸軍の条件�◆�
17年5月時で兵力は関東軍100万、本土およびその他70万(大陸派遣兵の帰還分、動員解除の為更に減少中)。
【陸軍の条件��】
異世界駐屯兵力の大被害に伴い、竜州軍を創設。
【航空機における補足】
開発および搭乗員育成は陸海軍一本化。
欧州大戦に追随する為、次世代航空機の開発は継続。
今の所、話の流れではこんな条件で陸海軍は再編されてゆきます。
読者の皆様は大蔵官僚となって陸海軍から更に金を巻き上げても良し、陸海軍将校となってよそから金を巻き上げて軍の再編をがんばるもよしです。
皆様のアイデア、お待ちしています。
これは、その一からの続きです。
145 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/19(水) 08:17:38 ID:8nrKX5Tg0
海軍で気がついたのですが烈風が様変わりする可能性がありますね。
史実で烈風は改装空母からの運用も考慮した性能要求で低翼面加重となって、
F6F並の機体となりましたが、こちらではミッドウェイも起きず正規空母が減数して
ないため、正規空母での運用として高翼面加重にできて、より高速な機体になりそうです。
146 ：長崎県人：2007/12/19(水) 10:56:21 ID:2MxH4A12O
六六九さんにちょっとツッコンでみりゅ
えーと、扶桑や伊勢は改装から五年程度しか経ってねぇのに退役なんて、海軍どころか大蔵だってゆるしませんよ。大体元々、大和が隠れみのにしてた金剛代艦な訳だから、退役しないのがベストですが、一番古い金剛と、榛名か霧島のどちらか（比叡は手がかかってるからまだ無理）を退役させるのが順当ですぜ？
それから、夕張より川内級三隻の方が新しくて燃費がいいのに5500トン級として、一緒くたに処分しようとした事に小一時間（ry
震災で遅れた阿武隈もそうだし。改装が終わったばかりの大井と改装中の北上、この六隻はまだダメだと思われ
それから、最上級の火力を下げようなんて、六六九さん、恐ろしいK（射殺されますた）
しかしあの砲じゃ米重巡を貫くには力不足ですし、黄海海戦で速射砲の限界を味あわされたあげく、松島さんは一発でヒギィ言わされるし、威海衛襲撃なんて無駄作戦させられた帝國海軍じゃ無理でしょう。なによりブルックリンより火力を減らすメリットが、改装の費用込みで一つもないよママン
駆逐艦の数が減るのに、吹雪の火力をさげるとな？10口径砲身が短くなり、初速・射程とも、米駆逐艦に劣る艦にしろとな？
147 ：六六九：2007/12/19(水) 12:26:58 ID:cWodDOFM0
長崎県人様＞扶桑や伊勢は改装から五年程度しか経ってねぇのに退役なんて
改装時に積んだ機関や備砲は別に流用します。何より対英米戦が回避されたら要りませんし。金剛級の方が古いからそっちから退役させろという意見は分かるのですが、ぶっちゃけ扶桑や伊勢では残念ながら足が遅くて米海軍を困らせられないのですｗ
＞それから、夕張より川内級三隻の方が新しくて燃費がいいのに5500トン級として、一緒くたに処分しようとした事に小一時間（ry
＞震災で遅れた阿武隈もそうだし。改装が終わったばかりの大井と改装中の北上、この六隻はまだダメだと思われ
大井と北上の重雷装は私も少々惜しいと思いましたが、新鋭艦を建造する為の礎として、はたまた僚艦を維持する為の生贄として売ってしまうのを是としました。全部貧乏が悪いのですよ（泣
＞なによりブルックリンより火力を減らすメリットが、改装の費用込みで一つもないよママン
これだけの艦を表に出せず港で燻らせておく方がメリットが無いと判断しました。対英米開戦をすれば其のハンデは消えますが、其れだけの為に喧嘩を売るには余りにリスクが高過ぎます。なお、３連装４基に減らしてるのは大和と武蔵の副砲に使って戻せない分ですｗ 其の分は別の何かを積んで補う事になるのではないかと
＞駆逐艦の数が減るのに、吹雪の火力をさげるとな？
射程は短くなりますが代わりに対空火力を大幅に増大させてます。自分達で航空主兵時代を予想して秋月級を作ってるのだから、彼女等が揃うまでの穴を埋める意味でも高角砲換装は大きな利点があるかと
148 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/19(水) 12:38:24 ID:PMUUaGhA0
＞六六九さん
言いたいことはわかりますが本土に駆逐艦がゼロ（に近い状況）っていうのはいくらなんでもまずいと思うのですよ。そこのところはどうします？
149 ：六六九：2007/12/19(水) 12:50:27 ID:cWodDOFM0
>148さん＞本土に駆逐艦がゼロ（に近い状況）っていうのは
なので一気に全艦を改装じゃなくて順次改装なのですよ。一気にやるにはドックだって足りないし（涙目
150 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/19(水) 13:05:26 ID:PWg/wmuQ0
陸軍は竜州の戦訓がどんなものかでも変わりそうですね。
開発に本腰を入れるなら、従来より威力のある小火器が必要になる気がします。
小銃の口径が6.5mmでは足りないような気がしますしねえ。
向こうで確実に機能する軽機＆重機も欲しいところですし。
また、支援火器としてパンツァーファウストかロケットランチャーくらいは欲しいかも知れません。
海軍の方は多少正面戦力を削ってでも工作艦、給油艦、給兵艦は必要でしょう。
向こうで活動するためには。
守るべきシーレーンは、満州〜日本（油田があるので生命線）、日本〜シンガポール〜トルコ（外貨獲得）、
そして竜州〜日本（人的資源、金貨獲得）ですか。
最後のラインの防衛も戦訓で護衛艦艇に乗せる物が変わってくるでしょうしね。
151 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/19(水) 22:05:09 ID:zOqoRtwI0
最大の問題は日本経済が崩壊一歩手前の現状だな。
いくら英独向け＆異世界への輸出が黒字になったといえど２，３年では回復せんだろう。
みんなビンボーが悪いのだorz
152 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/19(水) 22:59:22 ID:OQhIBOss0
六六九さんのを見て似たようなものを考えてみた。
- 政治的立場
日本の海上交通線は大きく分けて以下の3つ
１）本土←→満州
２）本土←→中国
３）本土←→東南アジア
４）本土←→竜州
これに追加して、米国との交易で
５）本土←→豪州（←→合衆国）
対英交易で
６）本土←→東南アジア←→英領印度
対独交易で
７）本土←→東南アジア←→英領印度←→トルコ（←→ドイツ）
の３つが追加される。このうち、
１−４の航路は政治的な解決ができなくても国家経済運営上独力で維持する必要がある。
５−７の航路は英米独との政治的な解決が前提となる航路である。
そのため、５−７の航路に関しては政治的な解決がはかられなければつかえないし、逆に政治的に解決できるなら日本帝国が自ら大規模な戦力を展開する必要なく、せいぜい二線級の部隊を工面することで十分間に合わせることが可能である。
故にこれら５−７については優先順位を下げるものとする。
翻って国策上必須となる１−４を維持するために必要なものは本土から東南アジアへ至る海上航路の安全確保であり、そのためにはフィリピンとの軍事同盟もしくは中立化、ないし占領し、その状態の維持が前提となる。
以上のことから、大日本帝国は通商路の防衛のために正面装備を強化し、補助艦艇の建造は重視しないものとする。
これによって海軍は、予備艦艇を中核とした第一艦隊、水上艦艇を集めた第二艦隊、空母を集結させた第三艦隊に編制し、第一艦隊から随時適切な兵力を抜き出して通商航路の警備に当てるものとする（警備部隊の範疇には派遣部隊も含むものとする）。
これらによって、マリアナ近辺での迎撃（トラック以東での迎撃は放棄）、フィリピンでの航空迎撃戦闘を支援する後方襲撃を重視した艦隊編制を急ぐものとする。
- 戦艦
すでに建造されている大和型２隻と長門型２隻を残す。扶桑型、伊勢型の４隻は予備艦とする。金剛型は持ち回りで最低１隻を現役とし、二線級の部隊の中核艦として運用させる（他は予備艦）。
- 空母
さしあたってすでに建造されつつある正規空母は建造続行。また、赤城と加賀を予備艦とする。これら二隻を退役させる際の代艦として１１０号艦、１１１号艦を空母改装を計画するものとする。
- 空母予備艦（水上機母艦等）
特殊潜行艇母艦は上陸用舟艇母艦に改造する場合の改装プランを検討する。
- 巡洋艦
手軽なサイズである阿賀野型４隻、水無瀬型２隻はなんとしてでも予算確保。５５００ｔ型以前の艦は状態の悪いものから半数程度残し警備戦力とする（状態が悪いものは売却候補とする）
- 駆逐艦
そのため、吹雪級以降のものすべては実働状態としておく（機銃、爆雷の増加程度の軽微な改装は認めるが、それ以上の大規模な改装は認めない）。
残余の睦月型以前の艦は状態がよいものを警備戦力とする。問題があるものは売却もしくはスクラップ対象とする。
巡洋艦の建造が難しいため秋月級（およびその拡大型）による水雷戦隊旗艦代行の研究開始。
大型駆逐艦を最低８０隻を維持できることを目標とする。
潜水艦
巡航潜水艦を整備して攪乱を目指すものとする。特型、丙型を中心に建造していくものとする。
日露時代からの旧式艦のような超老齢艦は、スクラップ対象とする。ただし、ドックに空きがない場合はじゃまにならぬ場所に係留し、空きが出るまで放置しておくこととする。問題があるようなら標的処分等も考慮する。
微妙かな？
153 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/19(水) 23:30:43 ID:cj51OOdE0
最上級とかもったいないけど使えない船は竜州防衛艦隊に在籍させて使いつぶそうよ。
廃棄するなら埋め立てて要塞代わりにすればいいんじゃないかな。
まぁ鉄が欲しいんだよといわれれば、ばらすしかないけど。
154 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/20(木) 07:51:39 ID:8nrKX5Tg0
時間無いので、張るだけです。
戦艦：長門級、伊勢級は副砲を高角砲と機銃に置換し、球状艦首を設置する改装を順次行う。
扶桑級はそれに加え第3,4砲塔を撤去、高角砲と機銃を設置し、防空戦艦とする。
撤去した砲塔は満州油田の要塞砲とする。金剛級代艦の建造については5年目に
英国への派遣による収入と大戦での空母と戦艦の戦歴を検討して決定する。
重巡：最上級を古鷹級や5500トン級の代艦とし、古鷹級は15.5cm3連砲塔に換装して軽巡化する。
軽巡：阿賀野級や大淀級ではブルックリン級やクリーブランド級に質・量共に対抗不能なため、
新世代の軽巡を造るか、重巡の増艦と脇同駆逐艦の建造による軽巡の消滅も検討する
その他：造船所を官営会社化し、1万トン級までの民間船および英国向け軍艦の受注を図り、
空きドッグを極力埋める
【陸】
改修した設備の稼動までソ連侵攻は控え、満州防衛に徹する。また油田による燃料事情
の緩和の下、5年目までに全軍の自動車化を達成する。(余剰になる馬は国内農家に放出)
- 歩兵砲は94式山砲、速射砲は90式野砲及びその後継に統合される。
対空火器はホ103地上型
- 海軍の98式8糎高角砲の大規模なライセンス生産を行い、これに戦車砲用、野砲用と高射砲用砲架を
開発難航中の七糎半ボフォース砲は中止、これらの後継となる9糎長砲身砲の開発に転用する。
- 上記の７糎半長砲身砲を搭載した列強に対抗する中戦車の開発。ただし既存品を極力流用し、
- 99式軽機を三脚取付可能な汎用型と車載型を開発する。
- 旧式兵器は順次竜州に送るが7糎半の長砲身砲はチハと組合せ砲戦車とし、本州に残す
- 1式半装軌装甲兵車の前輪駆動化、105mm榴弾砲や対空火器の搭載型の開発。
- 米国からは主に輸送車両(六輪トラックや半装軌車)を購入し、装甲車両や火砲は満州に配備する
- ソ連侵攻用に黒長耳族や狐耳族を主体とした高速鉄道敷設大隊を設立。安定かつ高速な
- 戦車不足を補うための対戦車襲撃機の開発(川崎キ45から開発予定
155 ：六六九：2007/12/20(木) 08:31:31 ID:t9p.t2D20
某月某日、とある倉庫
「あんな軍縮案を上に提出したのって先輩ですか！？ 先輩と同じ部署ってだけで僕も白い目で見られまくってるんですから、違うんでしたら早く訂正して下さい！」
「そうか。何を指してるか分からんが、非難されてるとしたら多分俺が提出した案の事だろうな」
「先輩〜」
「まあ聞け。先ずは政治姿勢目標についてだが、正直言って我等が帝國海軍は向こう２年間は英米と開戦するのは土台無理だ。軽空母２隻と２個水雷戦隊がバンコク商会に出稼ぎに行ってるから、ただでさえ英米より少ない戦力がごっそり減ってるんだ。そんな状態で艦艇大増産してる米国相手に戦ったら、今ある総力を振り絞っても半年互角に戦えるかどうか。後はジリ貧必至だな」
「先輩って夜道歩けない性格なんですね…」
「安心しろ。昼間でも下手に出歩けないから」
「全然安心できませんっ！」
「で、そこまでして対ソ戦やってユーラシア打通を実現。独逸と陸路で繋がって相互援助をし易くして共闘したとしても…最終的には勝てん」
「何故です？」
「現状の帝國の工業生産力では独逸製兵器の技術が入ってきても十分に活用できないからだ。三式戦や九二式魚雷の現況を見ても分かるだろ？」
「批評は控えさせていただきます」
「せいぜい独逸の工作機械と良質の鉄が手に入るぐらいだ。無論有償でな。それじゃ米国の馬鹿みたいな生産力には対抗不可能だ。工員を大増員して不眠不休二十四時間大車輪で働いて貰っても数的不利は補い切れないし、そもそもそんな無茶をやったら帝國自体が破綻して戦うどころじゃ無くなってしまう」
「は、歯に衣着せないにも程があるんじゃ…」
「言う場所ぐらいは選んでる。で、続きだが、幾ら帝國将兵が精兵揃いでも倍以上の敵に常勝を続けるのは不可能だ。それに今なら損害に耐え切れなくなるのは英米より帝國の方が先だ。対中戦が大赤字だったせいで、今の帝國は破産寸前だからな。陸軍さんが上手く東シベリアを切り取ってくれたとしても、開発投資やら何やらで当分は赤字先行だろうから即効薬的な御利益は期待できないし」
「も、もう何も言えません……」
「だから英米とは避戦するしか手は無い。英国との取引で２年も稼がれたから、帝國の勝ち目は当分無くなった。改装したとはいえ旧式戦艦には違いない扶桑や伊勢では米国の新型戦艦と刺し違えるのも難しいから捨て札にする。旧式の軽巡と駆逐艦は景気良く売り払う。流石に一回しか受け付けてくれないだろうから出し惜しみ無しだ。そうして得た金で５年先を目処に竜神様抜きでも英米が簡単に手出しできない戦力を整える」
「すると先輩は先々の為に今手元にある戦力を敢えて捨てると？」
「そうだ。英米と近日中に戦う為に揃えた戦力は、逆に言えば彼等と近々戦わない事を選んだら余り必要無い。それなら維持にかかる多額の費用と多量の油を別の用途に使った方が良いし、海軍でも選り抜きの精兵も他艦に回した方が良い。解体すれば良質の鉄が手に入るから新鋭艦の建造に回せるしな。それに主力を全部削ぎ落としてしまう訳じゃない。ちゃんと必要最小限の精髄は残すよう配慮してあるぞ。じゃないと片手間で揉み潰されてしまいかねないからな」
「夕張は残すのに何で川内級は売り払うんだってお怒りの声が聞こえてきたんですが？」
「ぶっちゃけると夕張が売り物になるか疑問だったから除外しただけだ。それに、あの艦なら退役したように見せかけて竜州に貼り付けても不自然じゃなく見せ易い。初春は言うまでも無いし、瑞穂も持病持ち（機関故障が多発した前歴がある）。野登呂はそもそも古い艦だから解体したと言えば信じて貰える可能性は高い」
「ほ、本当にぶっちゃけてますね」
「もっと本音を言わせて貰うと、帝國が現状取り得る独伊への義理立ては中立維持止まりだな。俺は英米と戦争して勝つ見込みのある時期は過ぎたと見ている」
「帝國には竜神様がついてるんですよ。数ばかりの毛唐には負けませんよ」
「敵が米国だけで、竜神様が積極的に協力してくれれば勝ち目はある。しかし、今我々がやってる事と同じ戦略を米国に取られたら……」
「どんな戦略……はっ、まさかっ！？」
「今度は米国がハワイの竜を盾にして帝國の戦力と竜神様の体力を殺ぎ、決着が着くかどうかって辺りで満を持した米国艦隊が大増産した戦力を温存したまま襲い掛かってくるだろうさ。まず一溜まりも無いな」
「しゃ…洒落になってませんね」
「だから参戦するなら連合国側だ。ただ、参戦するには何か口実が欲しいけどな」
「それで英米寄り中立なんですか」
「そうだ。負ける戦を自分から仕掛けるのは阿呆だからな。バスに乗り遅れて遅刻確実なら、いっそ行き先を変えれば良いんだ。そしたら遅刻じゃなくなる」
「……確かに昼間でも危ないでしょうね、そこまで言う人は」
156 ：陸士長：2007/12/20(木) 19:42:06 ID:KNJCSNJU0
帝國の生き残りですか。
ぶっちゃけ、資本主義最大の敵である共産圏が崩壊寸前。
枢軸も勝ち残れるか微妙だしソ連に勝っても米英相手では苦戦確実で、ヒトラー亡き後は非常に不安定。
となると、日本はいよいよ米英に付くようにしかないように見えます。
尤も、付けたとしても後々締め上げられて属国レベルまで落とされるでしょうな。
あのアメさんや英国が黄色人種の軍事大国なんて認める訳がありませんし。
ましてドラゴン付き。枢軸や共産圏が消えたら同盟国であろうが、龍取り上げて軍備締め上げるのに躊躇する理由なんてありゃしませんでしょうね。
その頃には欧米の軍備技術もドラゴンに対抗出来る装備にはなっていると思いますし。
……こりゃ、石原さんの言うとおり、異世界に神州丸ごと退避させるしかないでしょうかねぇ。
157 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/20(木) 22:20:42 ID:VhNXpGcw0
こういうのもありですか。
海軍（従来どおり漸減邀撃作戦以外考えない艦隊決戦主義者。国際戦略に見識なし、ただひたすらに対米戦備を強化）
戦艦：予算が下りないので大和型４隻で我慢。旧式艦は副砲を撤去して高角砲を設置。
大和型を知られてしまったので米国が対抗して４６センチ砲艦を建造する恐れあり、これに対抗するため５６センチ砲搭載超大和型の研究を続ける。迅速な建造を可能にするため失業対策を名目に大型ドッグを多数建造する。
空母：遠距離からちまちま攻撃するような艦に装甲は不要。商船改造空母（飛鷹型）に充分な能力があるなら装甲空母など取りやめて安いそちらを量産すべし。より安上がりな基地航空隊を拡大。
超甲巡：インド洋派遣艦隊が稼いだ予算で建造。当分先。
重巡：涙を呑んで我慢。重巡を作る金があったら超甲巡を造るべし。
軽巡：古鷹型では他国の重巡に勝てないのでそれぞれ水雷戦隊旗艦として運用する（面倒なので主砲換装はしない）。
旧式艦は主砲を高角砲に換装した防空艦（五十鈴型）とし艦隊防空任務に従事すべし。
駆逐艦：戦艦の数で対抗できない以上、漸減邀撃作戦における主力として目さざるを得ない。対空戦闘は防空巡洋艦に任せ、対空、対潜能力をさらに切り詰めた水雷戦特化型駆逐艦（島風型）を建造すべし。
秋月型の建造は中止、艦隊雑務（対空対潜戦闘を含む）を行なう艦は安価な二等級駆逐艦（松型）を別に量産する。
潜水艦：駆逐艦同様、漸減邀撃作戦における準主力として目さざるを得ない。駆逐艦に対抗できる水中速力と静粛性を備えた高性能潜水艦建造のため積極的にドイツの技術を取り入れるべし。
海防艦：通商護衛など海軍の任務にあらず。どうしても無いと不安ならば主砲を機銃、魚雷を爆雷（ヘッジホッグ）に換装した旧式駆逐艦を海防艦として満足すべし。
老朽艦は解体。屑鉄として再利用。
砲艦、河川砲艦：中国大陸以外使い道なし。竜州送りが適当。
魚雷：潜水艦で駆逐艦を沈めるためドイツから音響探知誘導魚雷の技術を輸入、国産化する。
電探：闇夜の提灯など百害あって一利なし。研究停止。
工廠：長８センチ高角砲生産停止。陸軍に恩を売るため設備を流用して９０年式野砲を量産、予算を稼ぐ。
158 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/20(木) 22:40:24 ID:BsQnwpPY0
>陸軍は竜州の戦訓索敵と情報伝達の不備でしょう。敵の一部勢力に誘引され薄くなったところが攻撃されたのですから。
火力自体は通じないわけではありません、なによりあるべき時その場所に火力集中できなかったことがまずは被害の理由ですから。
火力増強し少数でも火力を維持させるか、機動力と無線で戦力集中するか、ほかの何かか
159 ：152：2007/12/20(木) 22:40:52 ID:TsxBrjaY0
改めて読み直したところ書き足りてなかったので補足を。
- 艦隊整備目的（補足）
１−４の海上交通線の維持のためには直接船団護衛を行おうとした場合、船団の管理、運行の調整、適切な資源を適切に配分できるかといった能力で日本はお粗末どころでないため（情報の管理、分析、調整能力が最低のため）、次善の策としてそれらの問題を棚上げできる航路防衛を主要方針として国防を考えなければならない。
そのため、直接南西航路に影響を与えられるフィリピン・グアムを最初に占領しなければならない。
そして、フィリピンを防衛するために、来寇するアメリカ艦隊をマリアナの防衛ラインで迎撃し、しかる後にはフィリピンにて食い止めることを目的にする（その際、補給線をたたいて出血を強いる）。
- 艦種類整備に当たっての問題
通商破壊も行える航続力の長い正規空母を複数と、長距離随伴できる高速タンカーを数隻確保。ただしタンカーの数は最大でも１０を超えなくてよい。
艦隊決戦を行える通常の正規空母をできる限り建造する方向で押す。
駆逐艦は第一５個水雷戦隊程度を維持することを目標に８０隻を整備する方向で。
アメリカ艦隊の高速化により遠距離からの飽和統制雷撃が無意味になったことで、水雷戦隊旗艦の意味が減少したことを受け、巡洋艦を水雷戦隊から外す。
小艦艇同士の戦闘では混戦状況になりやすいことを鑑み、射程を削って大威力高速の魚雷の開発を行う。また、混戦の結果、最大でも雷撃は駆逐隊単位でしか行えないことから新戦術の研究を行う。
対潜艦艇は海防艦を２個２４隻程度維持することを目的とするが、予算が下りない場合は８隻程度まで妥協する。
防衛型の戦争を行うことにより、港が増えないため港湾警備の艦艇は少数でかまわない。よって大規模な駆潜艇の建造は我慢する。
機雷敷設任務に当てる艦艇はある程度用意しておく。
以上、おおむね丸三、丸四計画完遂時の戦力から戦艦を半減させたもの程度で我慢するものとします。
160 ：名無し三等陸士＠F世界：2007/12/21(金) 00:11:29 ID:/0h7mNn20
ええと、この世界大神海軍工廠計画はどうなっているんでしょう？
大型ドック整備計画はあれでいいと思いますが。
あと、竜州方面のことを考えるなら海洋調査艦（海図製作）はひつようでしょうねえ。
161 ：名無し三等兵＠F世界：2007/12/21(金) 02:37:47 ID:dDKWsT0E0
六六九さん なお、３連装４基に減らしてるのは大和と武蔵の副砲に使って戻せない分ですｗあの、大和型は改装していないので、副砲は3連装4基×2隻で8基使用中だとおもうのですが。
残りは12基。
>154さんの仰る古鷹型の主砲塔換装分くらいしか…。
川内型の処遇は難しいですねえ。
5500トン軽巡の中では新しいですけど、旧式軽巡だし、ボイラーの3分の1が混燃だし…。
いっそ防空艦にでも改装するかな？
そういえば、「大淀」はどうなったのでしたっけ？進水の頃だと思いますが。
162 ：六六九：2007/12/21(金) 03:31:26 ID:ldTyNN3Y0
＞名無し三等兵様
そういや大淀がありましたね。それに大和級も改装前だったの忘れてたしorz
ご指摘ありがとうございます
いっそ最上級は水無瀬級と同じ主砲積むか、高角砲積んだ防空巡にしてしまいましょうｗ
あと、忘れてた大淀（ごめんなさい）は軽巡に追加して潜水艦隊の旗艦任務を担って貰いましょう
更に追加を投下ｗ
某月某日、とある倉庫
「そういえば、幾つか言い忘れてた事があるな」
「何です、先輩？」
「先ずは対ソ戦略だが、東シベリアの割譲を条件に米国の対ソレンドリースが満州国を通過するのを帝國が黙認すると提案する。これを向こうが受ければ良し。断られたら予定通り攻め取れば良い」
「予定通りって、先輩は何時頃攻めに行けば良いと思ってます？」
「遅ければ日ソ不可侵条約を条文通り破棄できる４年後だな。短ければ適当な口実が見つかり次第だ」
「…随分と虫の良い話ですね」
「まあな。で、次が重要だ」
「重要って、先輩が重要って言うって事は何か突飛な事ですよね？」
「人聞きの悪い事を。で、その重要事ってのは、黒耳長族の協力を得ての魔法兵器開発。そして其の前段階となる“帝國人魔法技術者”の養成だ」
「ちょ、ちょっと待って下さい先輩っ！？」
「幸い、魔法兵器は残骸とはいえ見本が手に入ってる。それを解析すれば同等品は無理でも我々が使ってる兵器を大幅強化できるかもしれん。石油や石炭が無くても動く“魔法機関で動く潜水艦”や“魔法の頭脳を積んだ自己誘導魚雷”なんかが実現できれば万々歳だ。更に黒耳長族や獣人族等“向こうの住人”と血を混ぜる事で魔法使いの資質を持つ帝國人を誕生させる」
「やっぱり突飛な話だった……」
「そして更に研究を進めて、普通の帝國人でも使える魔法の道具や普通の帝國人に魔法使いの資質を付与する方法を編み出す。もしかしたら特に何もしなくても魔法が使える人間もいるかもしれないから、そういう人材を探し出して教育する機関も設立する。これらを海軍の予算と権限で実現するんだ。竜神様と黒耳長族達の協力の下でな」
「で、魔法を教えて貰ったら彼女等は用無しですか？」
「馬鹿を言え。魔法では彼女等に一日の長があるし、何より彼女等は我等海軍が保護下に置いている我等の同胞だ。用無しなんてとんでもない」
「…先輩って黒耳長族の彼女がいる人なんですか？」
「彼女どころか赤線にも縁が無いぞ。昼間も下手に出歩けない身分だと言っただろ？」
「先輩の場合、身分より言動だと絶対思う……」
「とにかく、我々が生き残るには普通の発想で普通の事をしてたら無理だ。無論ながら普通の戦力も整えた方が良いが、こういう隠し玉が無いと戦後に大変な事になる。まあ、米国はあの端から見れば魅力的に見えない事も無い中国の泥沼に深入りしてくれそうだから、それをできるだけ長く続けてくれるよう仕向けるのが帝國にとって最も有利な展開だろうな」
163 ：六六九：2007/12/21(金) 04:00:36 ID:ldTyNN3Y0
黒耳長族じゃなくて黒長耳族だったorz
まあ、彼は間違って覚えてたって事で（汗）＜苦しい言い訳
2008年03月06日(木) 15:13:38 Modified by nadesikononakanohito