呟き尾形の個人的な資料です。

世界食糧デー

 1945年(昭和20年)の10月16日。国連食糧農
業機関(FAO)が設立されたこと
を記念して、1981年(昭和56年)世界共通の日と
して制定されました。
 これは、1979年の第20回の総会の決議によっ
て、決められたものです。
 この世界食料デーをきっかけとして、世界の人々
が、自分自身の生活を見つめ直し、少しでも世界の
人々と共に生きる生き方を実践しようとする人が増
やされていくことが
「世界食糧デー」の願いです。

 FAOは、世界の一人一人が協力しあい、最も重要
な基本的人権である「すべての人に食糧を」を現実
のものにし、世界に広がる栄養不良、飢餓、極度の
貧困を解決していくことを目的としています。

 さて、このFAOとは、世界の人々の栄養水準およ
び生活水準を向上させるとともに、農業の生産性を
高め、特に農村に居住する人々の生活事情を改善
していくことを目的としています。

 日本は、日本国際飢餓対策機構によって、国連の
諸機関、FAOなどと連携し、草の根市民レベルの
「世界食糧デー実行委員会」と各地で協力して、19
82年から日本国内での啓発活動を展開しているそ
うです。

 現在FAOが特に優先して取り組んでいる課題は、
 ・天然資源を保全・管理
 ・持続可能な農業・農村開発および食料増産の長期的な戦略を促進
 ・食料安全保障を達成
 ということが主だった課題のようです。

 つまり、
 ・環境を考慮した開発。
 ・技術的に適切な開発。
 ・経済的にも有効な開発。
 ・社会的に受け入れられる開発
 というものを推進することにより、今後の食料の二一
ズに応えていくことがこうした優先課題克服を目的と
しているそうです。

余談というか、呟き尾形の独り言
 あ、そういえば、農業・農村・食料基本計画の概要
では、FAOに関係した記事が見当たらなかったぞ。
 攻めの農政と、国際的な視野を入れておきながら、
所詮、国際的な日本食ブームという目先の利益しか
目に入らないわけだ。
 農業を改革するうえで、保守的な日本の農業の実
体を改革するにあたって、農業は国内だけのもであ
るという固定観念を打破するためには、FAOと連携
をとるなどの考え方も必要になるのではないだろうか?
 そうした意味で、FAOに触れないというのは、なん
とも利己的なことか。
 あるいは、FAOは視野に入れているけれども、そ
れは官僚の仕事で、現場は関係ないなんていうなら、
なお悪い。


------------------- 今日は何の日自転

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