呟き尾形の個人的な資料です。



a)空気の動き。
  一般に、気圧の高い方から低い方に向かう水平方向の空気の流れ。

b)人に対する世間の態度。

c)ならわししきたり。風習。

d)名詞の下につく、接尾語的。
 1・様子・態度・素振りなどの意味(例:先輩風を吹かすなど)
 2・人をある気分にさせる意味(例:臆病風に吹かれる)

【類語】
 そよ風、微風、軟風、追い風、追手、順風、向かい風、逆風、春風、東風、和風、恵風、洋風、陽風、夏風、南風、炎風、烈風、秋風、西風、涼風、木枯らし、冬風、北風、寒風、朔風、陰風、朝風、夕風、夜風、松風、潮風


ことわざなど

●風青し
【読み】
 かぜあおし
【意味】
 新緑を吹き抜ける初夏の風がさわやかに感じられるさま。
【類語】

●風薫る
【読み】
 かぜかおる
【意味】
初夏の若葉の中を、さわやかに風が吹き渡ってくる。

●風が吹けば桶屋が儲かる
【読み】
 かぜがふけばおけやがもうかる
【意味】
 何か事が起こると、めぐりめぐって意外なところに影響が及ぶことのたとえ。
【類語】
 大風が吹けば桶屋が喜ぶ

●風前の灯火
【読み】
 ふうぜんのともしび
【意味】
 きわめて心もとないことのたとえ。また、危険が目の前にせまっていることのたとえ。危険にさらされ、いつ生命を落とす

かわからない瀬戸際のこと。
【出典】
 法苑珠林
【類語】
 風の前の燈、朝日の前の霜柱
 風中の燭
 風の前の塵

●柳に風
【読み】
 やなぎにかぜ
【意味】
 柳が風にさらさらとなびくように、言われるままにして、けっして逆らわないこと。または、相手に逆らわず、さらりと受

け流し、じょうずに扱うことのたとえ。
【類語】
 柳に風と受け流す
 風に柳

●月に叢雲花に風
【読み】
 つきにむらくもはなにかぜ
【意味】
 よいことには、邪魔が入りやすく、長続きしない、ということのたとえ。いい月が出ると雲が隠しにくるし、花が咲くと風

が吹き散らしてしまう。
 とかく好事には、支障が生じやすいことをいう。
【類語】
 好車魔多し
 花発いて風雨多し

●風の吹き回し
【読み】
 かぜのふきまわし
【意味】
 事態のなりゆき。形勢。

●風光る
【読み】
 かぜひかる
【意味】
 春の日差しの中を、そよ風が吹き渡る。

●風を捕まえる
【読み】
 かぜをつかまえる
【意味】
 (1)ありもしないものをつかもうとする。不可能な試みのたとえ。
 (2)「雲をつかむよう」に同じ。


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