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【定義】

〃矯世魍櫃韻襪海箸覇世觚徳のこと。道元禅師は袈裟を掛けることの功徳は広大無辺であり、一度袈裟を掛けることによって、一切の悪を断じ、無上の菩提を成就することが出来るとする。
道元禅師の『正法眼蔵』の巻名の一。95巻本では12巻、12巻本では3巻。仁治元年(1240)10月、宇治興聖寺にて示衆。75巻本の「伝衣」巻との関連も指摘できる。

【内容】

仏々祖々が正伝してきた袈裟について、インド以来中国に達磨大師が伝え、そして六祖慧能が伝えたことを示しながら、袈裟を伝えることこそが法を伝えることを示した。
しかありといへども、嫡嫡面授して仏袈裟を正伝せるは、ただひとり崇岳の曩祖のみなり、旁出は仏袈裟をさづけられず。

そして、袈裟の功徳について、インド以来の様々な説話を採り上げながら、一巻をまとめている。袈裟とは解脱服という別名をもつこと、或いは三衣があることなどを示す。また、同巻では「搭袈裟法」「浣袈裟法?」「十種糞掃衣?」を示し、末尾の奥書に中国で「搭袈裟偈」を聞いたことなどを示されている。

同巻は、ほぼ「伝衣」巻と同一の内容だが、インドの説話を多く取り入れ、説話についての説明も多くが加筆(ただし、先に書かれたのがどちらかは議論がある)されているのが特徴である。また「伝衣」巻は、「仏衣」の正伝に関して、まさに証上の説示であるが、「袈裟功徳」巻は「仏祖衣」の正伝の話になっており、より「行」の側面が強調されているのも特徴である。

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