【定義】
�ヾ遡�の『無量寿経』に説かれる「清浄国土」を略した言葉。悪道が存在しない、仏・菩薩が住む清浄なる国土のこと。穢土に対する国土であるとされる。阿弥陀仏が主宰する西方極楽浄土が有名だが、他にも薬師如来の東方浄瑠璃浄土や釈尊の霊山浄土などがある。
�⊂�土への往生を説く宗派・教義のこと。
【内容】
浄土については、来世浄土、浄仏国土、常寂光土というような区別があって、特に現実での絶対性を説くような「本覚思想」などの場合には、まさに一切の限定を超えた浄土である常寂光土が歓迎されている。
なお、禅宗では絶対一元的な思考を重んじ、二元的思考を破していくが、そのためか「己身即弥陀」「唯心即浄土」という思考法が生まれてきた。本来的に絶対一元的な場所であるとすれば、浄土−穢土という対比自体が成り立たなくなるのである。
�ヾ遡�の『無量寿経』に説かれる「清浄国土」を略した言葉。悪道が存在しない、仏・菩薩が住む清浄なる国土のこと。穢土に対する国土であるとされる。阿弥陀仏が主宰する西方極楽浄土が有名だが、他にも薬師如来の東方浄瑠璃浄土や釈尊の霊山浄土などがある。
�⊂�土への往生を説く宗派・教義のこと。
師聞て思はく、我既に三止三観の宗に暗からず、浄土一門の要行に達すと雖も、尚ほ既に多武の峯に参ず。頗ぶる見性成仏の旨に達す。何事の伝へ来ることかあらんと云て、試に赴きて乃ち元和尚に参ず。 『伝光録』第52章
【内容】
浄土については、来世浄土、浄仏国土、常寂光土というような区別があって、特に現実での絶対性を説くような「本覚思想」などの場合には、まさに一切の限定を超えた浄土である常寂光土が歓迎されている。
なお、禅宗では絶対一元的な思考を重んじ、二元的思考を破していくが、そのためか「己身即弥陀」「唯心即浄土」という思考法が生まれてきた。本来的に絶対一元的な場所であるとすれば、浄土−穢土という対比自体が成り立たなくなるのである。
浄土・穢土は夢裏の去来なり、覚者、争んぞ慕わん。 『永平広録』巻8−法語1
タグ
コメントをかく