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【定義】

仏や祖師の真前に供物を捧げるために、何人かの僧が並び、その供物を手から手へ順次伝送すること。または、この作法全体のことを指す。日本曹洞宗では、三仏忌や祖師忌、臨時の大法要などで行われ、その供物の数と種類によって順序などに幾つかの違いがある。
十月五日、達磨忌。公界、力に随って供を辨ず。伝供焼香礼拝、主人爐に跪く。維那、疏を宣して云く〈以下略〉 『瑩山清規(下)』年中行事

また、道元禅師の直弟子達が作ったと言われる『正法眼蔵御抄』では、「授記」巻に関する註釈として、以下のような言葉があり、伝供を例として示している。
相継と云は、次第次第に相継て、伝供なむどする様なる事を云付たり。

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