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【定義】

八大人覚の一。正法を心に念じて、忘れないようにすること。正法の正念相続をいう。
五には不忘念。(亦、守正念と名づく。法を守って失せざるを、名づけて正念と為す。亦、不忘念と名づく。)仏言く、汝等比丘、善知識を求め、善護助を求むる、不忘念に如くは無し。若し不忘念有る者は、諸の煩悩の賊、則ち入ること能わず。是の故に汝等、常に当に念を摂して心に在くべし。若し失念の者は、則ち諸の功徳を失う。若し念力堅強なれば、五欲の賊の中に入ると雖も、為に害せられず。譬えば、鎧を著て陣に入るに、則ち畏する所無きが如し。是を不忘念と名づく。 『正法眼蔵』「八大人覚」巻

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