曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

「なお、子のごとし」と読み、さながら親子関係にあるような状態で、兄弟や親族の子などを自分の子として迎え入れたもの。相続権の無い養子を指すとも(ただし、猶子にも相続された事例はあるという)。転じて父の方は、猶父?という。道元禅師は母と死に別れた後で、松殿基房の猶子になったとされる。
時に松殿禅定尊閣は、摂関家の職、天下に肩を斉しくする者無し。古今の明鏡、王臣の師範なり。師を収めて猶子と為し、国の要切を教え、家の大事を授く。 『三祖行業記』「道元禅師章」

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