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【定義】

道元禅師の『永平大清規』に含まれる『赴粥飯法』について、江戸時代の学僧瞎道本光師が、平易に略述註解したもの。寛延元年(1748)に草稿を作り、その4年後に推敲を行った。従来は写本のみ伝わった、全1巻。

【内容】

本書の内容だが、瞎道自身が『赴粥飯法』の本文を略記しながら、その文句毎に割注を加えて、粥飯時の進退を詳細説明したもの。この註解に当たっては、『永平大清規』そのものを軌範とし、また多くの経論などを引用して示す。現在では、『続曹洞宗全書』「注解一?」で見ることが出来る。

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