人気海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の詳細及びデータベースになる予定。各コンテンツには強烈なネタバレも含むため、特に作品を未鑑賞の方は十分にご注意ください。

 シーズン1とシーズン2で登場した、CTUロサンゼルス支局支部長。シーズン1では、いきなりジャックに麻酔銃を撃ち込まれて気を失い、さらに過去の横領まで暴かれるという悲惨な登場だったが、シーズン2における一連の勇敢な行動で、一躍「24」史上脇役中随一の英雄に成り上がった。

 シーズン2で、CTUロサンゼルス支局の指揮官だったメイソンは、核によるテロ攻撃の情報を知るや否や、その信憑性の高さに恐れをなし、現場捜査にかこつけて一人ロサンゼルスを離れようとした。しかし、逃亡の車中、核弾頭捜索でCTUは慢性的な人手不足となっていたため、外出していたメイソンは手配車両が発見された倉庫に派遣されることになった。そこでの捜索中に待ち構えていたテロリストの銃撃に逢い、核兵器製造装置に残留していた放射性物質を全身に浴び被曝、医師からその場で余命12時間を宣告された。

 当初、ロサンゼルスから逃亡するつもりだったメイソンだが、トニーからCTUロス支局が爆破され多数の局員が死亡し人員が不足していることを伝えられ、踏みとどまり支局に復帰した。徐々に現れる過酷な被曝症状と戦いながら、テロリストの捜索に尽力するも、ジャックらに被曝していることが露見し、その後症状が酷くなり業務に支障来たしはじめたため、自らの意思でCTUを去ることになった。

 その後、CTUは懸命な捜査によりオンタリオ空港で核弾頭の確保に成功するも、すでに動き始めていた起爆装置の解除が不可能と知ったジャックの下に突如メイソンが現れ、ジャックが弾頭を小型航空機に積み込み、飛行機ごと弾頭を爆発させる作戦を知るや、もうすぐ死ぬ身だからと自身が操縦することを申し出るが、すでに深刻な被曝症状が現れていたことを理由にジャックに断られた。

 核弾頭を積んだ航空機を操縦するジャックが娘のキムに電話で別れを告げ終えたとき、突如操縦席の後ろからいるはずの無いメイソンが登場。既に国のために死を覚悟していたジャックを諭し、自ら操縦桿を握った。ジャックは爆発寸前で航空機からパラシュートで脱出し、メイソンは今にも消え入りそうな意識の中で、見事目標地点で航空機ごと核弾頭を爆発させるという偉業を成し遂げ、殉職した。

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