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『バルトーク ミクロコスモス 演奏と解釈』(春秋社)


第1巻 第1番〜第36番 49

第1番 ユニゾンの旋律(1) ハ長調

 各小節の第1拍の音を大切に。2分休符を4分休符で数え、拍子と2分休符を正確に。音階を基にした楽想、各指の独立と正確な指の運び方を習得。

第2番 ユニゾンの旋律(2) ハ長調 イ長調

 鏡影進行。同じ指の対進行と音の対照。対位法の基礎。

第3番 ユニゾンの旋律(3) ドリア旋法

 3小節単位フレージング。全音符・2分音符・4分音符の観念。

第4番 ユニゾンの旋律(4) ハ調

 4小節単位の長い山型のフレージング。上昇進行と下降進行の対照。

第5番 ユニゾンの旋律(5) エオリア旋法

 対立する3小節と2小節のフレージング。音の構成を文体的に理解。

第6番 ユニゾンの旋律(6) ト長調

 フレージングの長短の変化。4分休符の役割。台詞の抑揚。畳み込む口調。

第7番 付点音符 フリギア旋法

 付点音符の位置と役割。モティーフの変化。

第8番 同音反復(1) ドリア旋法

 上昇・下降モティーフの対照性。連打音の音価と締めくくりの4分音符を大切に。フレーズの終止音型の変化に注意。

第9番 シンコペーション(1) ハ長調

 シンコペーションの大切さ。正確な音価と休符。楽節構造の変化。

第10番 交互する両手 増2度を含むドリア旋法

 カノン手法。増2度を含むドリア旋法。楽想と両手の独立性。

第11番 平行進行 ミクソリディア旋法

 長いフレージングと突然の4分休符。10度の平行進行。明瞭な2部形式。

第12番 鏡影 ドリア旋法

 対照的な両手の動き。後半部の変化。

第13番 位置の移動 ハ長調

 同じモティーフを扱い、音楽的表現を台詞でやり取りする要領。音程・音域の相違による響きの違い。

第14番 問いと答え ドリア旋法

 上昇・下降進行による対照的な台詞のやり取り。

第15番 村の歌 リディア旋法

 第11番と第13番を総合した曲。4分休符に注意。

第16番 平行進行と位置の移動 ハ長調

 これまで習得した課題の総合的な復習。

第17番 反進行(1) ハ長調(複調)

 鏡影進行。cis音、fis音による不協和音。

第18番 ユニゾンの旋律 ドリア旋法

 同じ主題で開始し異なる音型で終結する2つの楽節。その相違に注目。

第19番 ユニゾンの旋律 ハ長調

 音域変化による主題の反復、音程変化による性格付け。

第20番 ユニゾンの旋律 ミクソリディア旋法

 完全5度の中のフレーズの動き。大きい前半と細かい後半の対照。鏡影進行と音価縮小の変化と性格付け。全休符小節による緊張感。

第21番 ユニゾンの旋律 イ短調

 >記号が初めて出現。長いフレーズを壊さないこと。模倣と対進行による初歩的な対位法の習得とこれまでの楽曲の復習。

第22番 模倣と対位法 ドリア旋法

 同じモティーフが6度間隔で開始。f記号が初めて登場。

第23番 模倣と転回(1) ドリア旋法

 同じモティーフの開始のズレ。変形したモティーフと最初のモティーフとの相違。

第24番 牧歌 リディア旋法

 付点2分音符に入る直前の4分音符を丁寧に。対進行と模倣による楽想の展開。長いフレージングと2声部のバランス。最終部の全休符。

第25番 模倣と転回(2) 無調

 正確かつ忠実な模倣とその繰り返し。反復記号とsfが初めて登場。

第26番 同音反復(2) ドリア旋法

 テヌートの連打音とレガートの旋律との対照。

第27番 シンコペーション(2) ハ長調

 全音符でシンコペーションと対位法を習得。左手の動きを丁寧に。

第28番 オクターヴのカノン フリギア旋法

 カノン開始音のずれ方。デュナーミクが両手相互に異なる。

第29番 模倣と鏡影 ホ長調とフリギア旋法

 忠実な鏡影と模倣。右手のホ長調、左手のフリギア旋法の違いを表出。

第30番 下属音程のカノン ミクソリディア旋法

 完全4度の平行進行で主題を習得。各フレーズに独立した手首。

第31番 カノン形式による舞曲 ドリア旋法

 正確なカノン。フレージング開始のズレ。アクセントの位置。

第32番 ドリア旋法で ドリア旋法

 3/2拍子(第32番)と6/4拍子(第33番)の正確な区別。

第33番 ゆるやかな舞曲 エオリア旋法+リディア旋法

 拍節(6/4拍子)の正確な表現。テラス式デュナーミクを明確に。発想記号としてクレッシェンドが初めて登場。

第34番 フリギア旋法で フリギア旋法

 音程とリズムの拡大と変化。cresc., dim.が初めて登場。

第35番 コラール ハ長調

 半終止の全音符と休符を明確に。隠れた3拍子が出ないように。

第36番 自由なカノン エオリア旋法+フリギア旋法

 厳格なオクターヴ・カノンの開始と自由な終止のカノン。エオリア旋法の中で突然現れるb音によるフリギア旋法への変化。付点2分音符の響かせ方。アウフタクトで開始される楽曲が初めて登場。

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