『わが父ショスタコーヴィチ―初めて語られる大作曲家の素顔』

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『わが父ショスタコーヴィチ―初めて語られる大作曲家の素顔』（音楽之友社）

目次

日本のみなさんへ　1
序文　3

疎開、そして≪第七交響曲≫の初演　15
作曲・1　24
プロコーフィエフ、そして≪第八交響曲≫の作曲　27
ロストロポーヴィチ　32
モスクワの最初のアパート　34
体操　35
リハーサル　37
交通規則　41
ドイツ人捕虜　42
カレリヤ地方の別荘　44
誓約書　46
作曲・2　49
すばらしい音楽を作るには　51
陽気なポルカと涙　52
引越し　54
サッカー狂　55
ミハイル・ゾーシェンコとの関係　59
几帳面さ　64
逮捕と獄死の恐怖　66
下っ端役人との「戦い」　70
「偉大なる指導者」スターリンとの出来事　73
トルコの眼鏡　78
親友イワン・ソレルチーンスキイのこと　79
犬より猫　83
襲いかかってきたオンドリ　87
スターリン論文のための個人教師　90
試験官助手ショスタコーヴィチ　92
スターリンの死　95
子どもの健康について　97
儀礼的な賛辞や祝辞への対抗措置　98
「どうか二度と私を映画に誘わないでおくれ」　103
おとぎ話にでてくる宮殿　105
プーシキンの崇拝者たち　107
母の死　110
《ムツェンスク郡のマクベス夫人》のあれこれ　116
ペーパードライバー　125
トレチャコフ美術館、貯金局、サルトル　129
ジャン・シベリウス賞褒賞金の行方　132
ショスタコーヴィチの手紙　136
「まずいウォッカなんて存在しない」　142
振子の大時計　144
生活のための映画音楽　145
「お前は煙草を吸ってるんだろ！」　147
「お前が歌い手だったら就職先を見つけてやれたのに・・・・」　149
水廻り　151
ヴィシネフスカヤ　154
電話取次ぎ禁止者リスト　156
「ショスタコーヴィチ議員」への相談　158
「彼が失礼なことをしたからって、彼の才能の評価まで変える権利は私にはありません」　161
アカデミー・ニュータウンの住人　168
「すばらしい音楽すべてを愛している」　171
「僕自身の人生に捧げた作品」（弦楽四重奏曲第8番）　175
足の病気　185
「たとえ両腕を切り落とされても、私はペンをくわえて音楽を書き続けるだろう」　189

訳者あとがき　199

(語り)ガリーナ・ショスタコーヴィチ、マクシム・ショスタコーヴィチ
ミハイル・アールドフ編
田中泰子・監修「カスチョールの会」訳