子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

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『CD&DVD51で語る西洋音楽史 (ハンドブック・シリーズ)』

 


目次

はじめに 3

1 コーエン指揮/ボストン・カメラータ『地中海のクリスマス』
 第1話 西洋音楽がまだ民俗音楽だった頃─ノイズが充満する聖歌 12
 


2 シロス修道院合唱団『グレゴリアン・チャント・ベスト』
 第2話 なぜグレゴリオ聖歌が西洋音楽のルーツなのか? 15
 


3 ヴェラール&ボナルド『新しい歌―中世盛期のラテン歌曲集』
 第3話 ポリフォニーの発見─三次元の音空間へ 18
 


4 ヒリヤード・アンサンブル『神が宿った汝の口づけ―ペロタンの時代』
 第4話 ノートルダム楽派─オルガヌム芸術の頂点 21
 


5 マンロウ指揮/ロンドン古楽コンソート『ゴシック期の音楽』
 第5話 中世モテットにおける聖と俗 24
 


6 オルランド・コンソート『フィリップ・ド・ヴィトリとアルス・ノヴァ』
 第6話 十四世紀アルス・ノヴァの頽廃美 27
 


7 メイソン指揮/クレマンシック・コンソート『ノートル・ダム・ミサ―中世のマリアの祝日』
 第7話 マショーと中世のサウンドスケープ 30
 


8 ヒリヤー指揮/ヒリヤード・アンサンブル『ザ・ヒリヤード・アンサンブルの芸術』
 第8話 ルネサンスの夜明け─ダンスタブルとデュファイ 33

9 アンサンブル・クレマン・ジャヌカン『ジョスカン<<パンジェ・リングア>>』
10 アンサンブル・クレマン・ジャヌカン『ブリュメル<<見よ、大地が多く揺れ動き>>』
11 ヒリヤード・アンサンブル『ゴンベール<<メディア・ヴィータ>>』
 第9話 「完璧なる芸術」─盛期ルネサンスの宗教合唱曲 36
 


12 ヒリヤード・アンサンブル『ジェズアルド<<レスポンソリウム>>全曲』
 第10話 暗黒の貴公子ジェズアルド 41
 


13 サヴァール&ヘスぺリオンXX『Music in Europe 1550-1650』
14 スティング『ジャーニー&ラビリンス』
 第11話 ルネサンスの優美なごった煮 44

15 ガーディナー指揮/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ『モンテヴェルディ<<聖母マリアの夕べの祈り>>』
 第12話 音楽の都ヴェネチア 48
 


16 ラ・ヴェネクシアーナ『モンテヴェルディ<<マドリガーレ集第六巻>>』
 第13話 前衛芸術マドリガーレとモンテヴェルディ 51

17 アーノンクール指揮/チューリヒ歌劇場/ポネル演出『モンテヴェルディ<<オルフェオ>>』
 第14話 オペラとバロックの始まり 54
 


18 カルザス指揮/マールボロ音楽祭管弦楽団『バッハ<<管弦楽組曲>>全四曲』
 第15話 通奏低音の精神の偉大さ 57
 


19 『クーベリック/バレンボイム 夢の競演』
 第16話 ヴィルトゥオーソたちの競演と協奏曲の原理 60
 


20 ジェラール・コルビオ監督『カストラート』
 第17話 カストラートの乱痴気騒ぎ 63
 


21 リヒター指揮/ミュンヘン・バッハ管弦楽団・合唱団『バッハ<<マタイ受難曲>>』
 第18話 バッハの特異な偉大さとイデオロギー? 68
 


22 グールド『Glenn Gould in Leningrad/Moscow』
 第19話 バッハを脱構築する愉しみ? 73
 


23 タロー『ラモー<<新クラヴサン曲集>>』
 第20話 クラヴサンではなくフォルテピアノを─ロココのメランコリー 76
 


24 マンゼー指揮/イングリッシュ・コンソート『C.P.E.Bach: Symphonies No.1-4』
 第21話 バッハの息子はフリージャズ・ミュージシャン? 80

25 バレンボイム/クレンペラー指揮/フィルハーモニア管弦楽団『モーツァルト<<ピアノ協奏曲第25番>>』
 第22話 モーツァルトとアンシャンレジームのユートピア 83
 


26 カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団『ヨーロッパ国歌集』
 第23話 ハイドン「皇帝賛歌」と市民的公共性 87
 


27 フルトヴェングラー指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団『ベートーヴェン<<交響曲第3番 英雄>>』(1944年ライブ)
 第24話 有限と無限の媒介という奇跡─ベートーヴェンと漲る意志 91
 


28 フルトヴェングラー指揮/バイロイト祝祭劇場『Beethoven: Symphonie No.9』(1954年ライブ)
29 カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団『ベートーヴェン<<交響曲第9番>>』(1979年普門館ライブ)
 第25話 ベートーヴェンの人類愛と第九 95

30 ケンプ『Schubert: The Piano Sonatas』
 第26話 「ベートーヴェン・コンプレックス世代」としてのドイツ・ロマン派 100
 


31 ガーディナー指揮/リヨン歌劇場管弦楽団『ロッシーニ<<オリー伯爵>>』
 第27話 ロッシーニのマリオネット劇場 104
 


32 スーテイ指揮/ウィーン国立歌劇場管弦楽団/クレーマー演出『アレヴィ<<ユダヤの女>>』
 第28話 グランド・オペラと成金ブルジョワたち 108
 


33 ルキノ・ヴィスコンティ監督『イノセント』
 第29話 サロン音楽の美学 112
 


34 ホロヴィッツ/セル指揮/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団『Tchaikovsky: Piano Concerto No.1』
 第30話 ヴィルトゥオーソ狂詩曲! 116
 

35 クライバー指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団『ブラームス<<交響曲第4番>>』
 第31話 音楽におけるドイツ・アカデミズム 120
 


36 ロベール&ギャビー・カザドシュ『四手のためのフランス音楽』
 第32話 家庭音楽とよき市民たち 124
 


37 テンシュテット指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団『ワーグナー管弦楽曲集』
38 カラヤン指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団『カラヤン・イン・ザルツブルク』
 第33話 ワーグナーと睥睨する音楽 127

39 グイ指揮/サン・カルロ劇場楽団『Verdi: Nabucco』
 第34話 国民国家のための音楽 132
 


40 クラウス指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団『Richard Strauss: Salome』
 第35話 ブルジョワをぶちのめせ!─世紀末の悪夢 137
 


41 バーンスタイン指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団他『マーラー交響曲全集』
 第36話 宇宙的音楽とロマン派最後の夢 141

42 グールド『シェーンベルク歌曲集』
 第37話 越境(1)─シェーンベルクと無調 144
 


43 マルケヴィッチ指揮/日本フィルハーモニー管弦楽団『ストラヴィンスキー<<春の祭典>>』
 第38話 越境(2)─ストラヴィンスキーとリズム 148
 


44 シャイー指揮/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団『ヒンデミット<<室内音楽集 第1〜第7番』
 第39話 越境(3)─騒音の解放 152
 


45 マルケヴィッチ指揮/アンサンブル・ド・ソリスト『ストラヴィンスキー<<兵士の物語>>』
 第40話 新古典主義のストラヴィンスキーとコラージュ 156
 


46 ラサール弦楽四重奏団『シェーンベルク<<弦楽三重奏曲>>』
 第41話 十二音技法とは何か 160
 


47 ソクーロフ&アラノーヴィチ監督『ドミトリー・ショスタコーヴィチ ヴィオラ・ソナタ』
 第42話 ショスタコーヴィチの悲劇とソビエト連邦共和国の音楽 164
 


48 マイケル・カーティス監督/マックス・スタイナー音楽『カサブランカ』
 第43話 楽劇からハリウッドへ 173
 


49 サランツェヴァ/ヤブロンスキー指揮/ロシア・フィルハーモニー管弦楽団『大澤壽人<<ピアノ協奏曲第3番 神風協奏曲>>』
 第44話 世界音楽化する西洋音楽 177
 


50 ポリーニ『ショパン<<練習曲集>>』
51 プレトニョフ指揮/ロシア・ナショナル管弦楽団『ベートーヴェン交響曲全集』
 第45話 メモリー・オーバーフロー─演奏における歴史の過剰について 181

主な作曲家70人の生没年グラフ 187
西洋音楽史年表 190
CD&DVD51詳細データ一覧 198
索引(人名/作品名/音盤名) 206

関連著書


  • 西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)
  • 音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)
  • ピアニストになりたい! 19世紀 もうひとつの音楽史
  • 「クラシック音楽」はいつ終わったのか?―音楽史における第一次世界大戦の前後 (レクチャー第一次世界大戦を考える)

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