図解でわかる 14歳から知る気候変動

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環境社会学

図解でわかる 14歳から知る気候変動

目次

はじめに
人類が引き起こした地球最大の危機、気候変動

Part 1 気候システムの変動が起こす12のこと
1 世界の気温が上昇
2 異常気象が日常化する
3 感染症リスクが高まる
4 熱波が都市を襲う
5 食料生産地が北に移動する
6 世界各地で水が不足する
7 氷が溶けて海面が上昇する
8 世界各地で水害が増える
9 生態系が破壊される
10 気候が生み出す新たな南北問題
11 「気候難民」が生まれる
12 世界経済が崩壊する

Part 2 地球の気候システムのしくみ
1 地球の気候は絶妙なシステムによって保たれている
2 温室効果ガスによって地球が温まるしくみ
3 地球の気候システムは巨大な熱の分配装置
4 海と空と陸を行き来する水の循環システム
5 炭素は生命圏と自然界を結び付けて循環している
6 さまざまな気候要素が連携し地球上に複雑な気候をつくる
7 天気予報だけではない気象観測システム
8 地球の気候を再現する気候モデルで未来を予測
9 気候変動を繰り返してきた地球46億年の歴史

Part 3 始まった気候の大変動
1 温暖化の原因は人間活動と断言できるわけは？
2 CO2削減努力しないと気温はここまで上がる
3 地球温暖化によって異常気象が世界的に増加
4 ヨーロッパを襲う熱波は北極の温暖化が原因
5 エルニーニョ現象が強まり異常気象が頻繁に起こる
6 地球の水の循環が乱れ気候変動のスイッチが入る
7 台風が大型化し日本への被害が拡大
8 異常気象によって世界で水害が激化
9 世界の水の配分が変わり深刻な水不足に陥る
10 CO2の2大排出国アメリカと中国の水不足
11 世界農業への影響と食料輸入大国日本の問題
12 氷床が溶けて海面が上昇し世界の都市が水没する
13 地球の生態系が激変し多くの動植物が絶滅する
14 動物と水が媒介する感染症の勢力が拡大
15 氷の解ける北極海で資源と航路の争奪戦が始まる
16 気候変動と南北問題：北のCO2で南が被害を受ける
17 気候変動が新たに生み出す「気候難民」が1億人を超える
18 世界の水をめぐる争いに油を注ぐ気候変動
19 気候変動は世界経済に莫大な損失をもたらす

Part 4 いま人類にできること
1 持続可能な開発目標SDGsが示す気候変動への対策
2 世界が温暖化対策に合意した「パリ協定」までの歩み
3 1.5℃目標を達成するために、いま世界がすべきこと
4 温室効果ガスは、どこから発生しているか
5 世界は2050年までに脱炭素社会を目指している
6 世界に逆行する日本のエネルギー打開策は「水」にある？
7 CO2ゼロのエコカーが私たちの暮らしを変える
8 削減できないCO2を回収して貯留するCCS
9 炭素の貯蔵庫、森と海を守りCO2吸収量を増やす
10 企業のCO2削減努力を促すカーボンフットプリント
11 CO2を減らすために私たちにできること

おわりに
コロナ後に私たちが戻る世界に新しい経済学の芽生えはあるのか

参考文献
・『「地球システム」を科学する』
・『シミュレート・ジ・アース　未来を予測する地球科学』
・『Newton別冊　この真実を知るために　地球温暖化』
・『絵でわかる地球温暖化』
・『Newton別冊　みるみる理解できる天気と気象』
・『地球を「売り物」にする人たち』
・『世界史を変えた異常気象エルニーニョから歴史を読み解く』
・『地球に住めなくなる日「気候崩壊」の避けられない真実』
・『日本の国家戦略「水素エネルギー」で飛躍するビジネス』
・『2050年の技術　英「エコノミスト」誌は予測する』
・『水の世界地図』
・『気候カジノ　経済学から見た地球温暖化問題の最適解』
・『水の未来』
・『温暖化の世界地図』
・『地球温暖化図鑑』

参考サイト

索引

図解でわかる 14歳からの水と環境問題

目次

はじめに
「水の惑星」誕生から
40億年目に訪れた危機

Part 1 いま地球の水が危ない
1 地図で見る水問題。世界各地で異変が起きている
2 水の惑星なのに、使える水は少ない
3 平等ではない、世界の水配分
4 年々増える水害。水が狂暴化するわけは？
5 水の利用権をめぐって世界各地で水争いが起きている
6 アメリカと中国、2大経済大国の水がなくなる!?
7 水をビジネスにした水企業が世界を覆う
8 拡大するボトルウォーター市場。世界の水は誰のもの？
9 世界を移動する水。バーチャルウォーター
10 衛生的なトイレの普及に、あと400年かかる国がある
11 天災と人災が招いたアフリカの水危機
12 水問題をめぐる持続可能な開発目標SDGs

Part 2 人と水の歴史
1 大河を利用した農業によって4大文明が生まれた
2 古代ギリシアの科学が見ずを操る技術を発展させた
3 砂漠を潤す地下水路がペルシアから世界へ伝播
4 ローマ帝国のあるところ水道あり。水は豊かさの象徴だった
5 中国の歴代皇帝が築き、南北を結んだ大運河
6 水との闘いから国を築いたオランダの治水技術
7 産業革命を陰で支えたヨーロッパの運河
8 上下水道を整備した江戸は、世界最先端の衛生都市だった
9 コレラの流行によって、ロンドンに上下水道が誕生
10 安全を求めて進化した現代の上下水道

Part 3 水危機の現実とその原因
1 水危機の最大の原因、地球温暖化はなぜ起こったのか？
2 地球温暖化が進み、水の循環が変わった
3 温暖化で台風が大型化し、水害の被害が拡大
4 世界各地の氷が溶け、地球が水没する？
5 干ばつによって、やがて起こる食糧危機
6 水循環の変化によって崩れていく生態系
7 とまらない人口増加が見ずストレスを加速
8 人間の暮らしや産業が川や海を汚している
9 水質汚染で命を落とすアフリカの子どもたち
10 利水・治水のダムが、水循環を壊している
11 乾燥地の農業を支える地下水が枯渇の危機に
12 温暖化のドミノ倒し。臨界点を超える日がくる!?

Part 4 水問題の解決のために
1 地球規模の水問題。まず何から取り組めばいいの？
2 水をめぐる対立は、協定によって解決できる
3 メガシティを水害から守る。ニューヨークと東京の試み
4 海水から真水を作る技術が、砂漠に巨大都市を誕生させた
5 途上国を悩ます汚れ水を、飲み水に変える技術
6 アフガニスタンの砂漠化した土地を緑に変えた中村哲医師
7 水素エネルギーはCO2削減の切り札になる？
8 持続可能な暮らし方。水素社会がやってくる
9 地球の水を守るために、いま私たちに出来ること

おわりに
人類が引き起こした水問題を解決できるのは人類だけ

参考文献・参考サイト

水の世界地図
水と人類の1万年史
気候カジノ経済学から見た地球温暖化問題の最適解
水の歴史
水の未来
渇きの考古学―水をめぐる人類のものがたり
地球温暖化図鑑
シルクロードの水と緑はどこへ消えたか？
ウォーター・マネー―石油から水へ世界覇権戦争
ミネラルウォーター・ショック―ペットボトルがもたらす水ビジネスの悪夢
温暖化の世界地図
日本は世界一の「水資源・水技術」大国
土木と文明
イラスト図解イスラム世界
ヨーロッパ交通史1750‐1918年
水運史から世界の水へ
路地裏の大英帝国イギリス都市生活史
ヴィクトリア朝英国人の日常生活貴族から労働者階級まで
地球にやさしい生活術
2030年の世界地図帳
地球はなぜ「水の惑星」なのか

索引

図解でわかる 14歳からのプラスチックと環境問題

目次

はじめに
人類が生んだ万能素材プラスティックに、地球が埋もれてしまわないために

Part 1 いま世界が直面するプラスティック危機
1 世界が生み出したプラスティック83億トン、その大半がゴミとして捨てられている
2 2050年目標では遅すぎる！海洋プラスティックごみ問題
3 中国のプラごみ輸入禁止で見えた現実。先進国はごみを輸出していた!!
4 急増する使い捨ての容器包装ごみ。その3割以上が自然界に流出!?
5 国連の持続可能な開発目標に向けて、世界各国で始まったレジ袋規制
6 もうノープラ生活には戻れない!?私たちの暮らしの現実
7 プラスティックなくして成り立たない産業界。大量のプラごみは適切に処理されていいる？

Part 2 プラスティックの基礎知識
1 人類は炭素と水素を組み合わせてプラスティックを生み出した
2 プラスティックは性質により、熱可塑性と熱硬化性に分けられる
3 プラスティックとは、小さな分子がいくつもつながった高分子化合物
4 異なるモノマーをつなぐことも、つないだ手をほどくこともできる

Part 3 プラスティックと環境問題
1 都市ごみ処理の移り変わり。埋めても燃やしても問題が
2 国境を越えるプラスティックごみ。中国が輸入禁止を決断するまで
3 中国禁輸後、アジア諸国もプラごみ拒否。バーゼル条約改正に至る
4 アジア・アフリカの途上国が、いち早くレジ袋規制に踏み切った理由
5 発覚したプラスティックスープの海。漂流ゴミはどこから来たのか
6 海洋プラスティックごみが、海の生き物たちの命を縮める
7 生態系に入り込む極小の厄介者、マイクロプラスティック
8 海洋を漂うプラスティックごみは、有害化学物質の運び屋になる
9 プラスティックは本当に安全か？欧米で指摘される有害化学物質

Part 4 プラスティックリサイクルの今
1 プラスティックはどのようにリサイクルされているの？
2 日本のプラごみ有効利用率86％。実はほとんど燃やされている!?
3 世界の国々に見るごみ処理法。リサイクル率の高い国は？
4 ヨーロッパ諸国のごみ戦略。リサイクルから脱プラスティックへ
5 経済優先のごみ大国アメリカで行き詰まるリサイクル事業
6 ようやく始まった企業の取り組み。主軸はリサイクルと新素材開発
7 日本の容器包装リサイクル法は、プラごみ抑制にならない!?
8 プラスティックの生涯に責任をもつ。これからのリサイクルの考え方
9 国連の持続可能な開発目標SDGs。2030年までになすべきこと。

Part 5 脱プラスティック生活への道
1 リサイクルより「減らす」「使わない」。3Rから4Rへの転換
2 自然に還るバイオプラスティックは、本当にごみ問題の解決策になるの？
3 ごみを燃やさない、埋めない。世界に広がるゼロ・ウェスト運動
4 廃材の価値を高めるアップサイクル。プラごみも加工すれば蘇る
5 プラスティックを減らす、使わない。持続できる脱プラ生活
6 欧米を中心に増える量り売りショップ。容器持参でプラ包装ゼロに
7 プラスティックがなかった時代、ひとつ前の暮らしを見直す

Part 6 プラスティックの歩みと社会の変化
1 天然素材の代替物として生み出され、100年で世界を変えた驚異の素材
2 プラスティックを進化させたのは第2次世界大戦だった
3 プラスティック産業を発展させた高分子化学の先駆者たち
4 戦後、石油産業の発展と共に花開いた「夢の素材」の時代
5 人々の命を救い、希望を与えた医療用プラスティック
6 スーパーやコンビニの登場により容器包装プラスティックが氾濫
7 私たちが生きる「人新世」の地層にプラスティックは残り続ける!?

おわりに
プラスティックが鳴らす警鐘に、いま私たちはどう応えるのか

参考文献（抜粋）
『プラスティックスープの海』
『ゼロ・ウェイスト・ホーム』
『プラスティック・フリー生活』
『ゴミポリシー　燃やさないゴミ政策「ゼロ・ウェイスト」ハンドブック』
『図解入門よくわかる最新プラスティックの仕組みと働き』
『プラスティックを取り巻く国内外の状況』

参考サイト（抜粋）
プラスティック循環利用協会
日本容器包装リサイクル協会
産業環境管理協会資源・リサイクル促進センター
日本バイオプラスティック協会
高分子学会

索引

環境リスク学―不安の海の羅針盤

まえがき

第Ⅰ部　環境リスク学の軌跡
1章　最終講義「ファクトにこだわり続けた輩がたどり着いたリスク論」
東大生が寄り付かなかった研究室
村八分の状態
データが間違っているかもしてない
不経済性指数
建設省はせせら笑った
水循環を促進する下水道
リスク研究開始
異種のリスクを比較する
水銀のリスクから生態リスクへ
東大教授が移るのは前代未聞
農家の物置を探せ―ダイオキシンのリスク
化学物質リスク管理研究センター設立
手帳に書いた4つのこと
ファクトへのこだわり
ファクトを超える

2章　リスク評価を考える―Q＆Aをとおして
戦争を始めるリスク―最近問題になっているリスクは？
リスクのセンス―身の周りのリスクは？
最大のリスク―大きなリスクにはどんなものが？
リスクと職業の関係―リスクが高いと給料が高い!?
リスク研究の曙―リスクという考え方は、いつ頃から出てくるのですか？
リスクと裁判
労働環境情報の重要性
規制とリスク評価―リスクの考え方はどのくらい受け入れられている？
リスクの定義や計算について―リスクの読み方は？
リスクの管理を自分で―なぜリスク評価についての批判があるのか？
リスク予測を自分たちで―社会を作る自覚とは？
リスク探し―リスク研究の課題は？
EU型vs.米国型―欧米のリスク研究は？
代替物戦略―リスク評価はいつやるのが良い？
環境科学のスキル―リスクの専門家をどう育てるか？
感激した裁判―裁判でリスクをうまく使うということはどういうことか？
BSE問題―日本でのリスクの「演習問題」？
ベトナムに行ったが記事にならなかった―ダイオキシンはどうか？
クオリティ・オブ・ライフ（QOL）を考える―生活の質とリスクの関係は？
評価の二面性―QOLの問題点は？
死をどう扱うか―損失余命を考えた理由は？
QOLをどう取り入れる―客観的なQOL評価法はあるのか？
国家プロジェクトの立ち上げ―日本のリスク研究のこれからは？

第Ⅱ部　多様な環境リスク
3章　環境ホルモン問題を斬る
日本は世界一汚染された国なのか
「ごみ焼却炉」主犯説のウソ
発癌リスクは水道水と同じ
母乳の汚染は減りつつある
判断力を失った厚生省
水俣病の教訓に学べ
もっと怖いのは”思考力の麻痺”
追記

4章　BSE（狂牛病）と全頭検査
今月のリスク
幾つかの対策とリスク
米国の牛肉と日本人
受容できるリスクレベル
米国に要求すべきこと
我が国の牛のリスクレベル
米国民は科学的か？
反面教師としてのダイオキシン
リスクの大きさ三種

5章　意外な環境リスク
予防原則について
魚を食べることのリスクとベネフィット
DDTのリスク
狼とイノシシ
リスク研究者になるには
ラドンのリスク
これは、リスク論批判なのかな？
アフラトキシン
新規リスク化学物質DON
騒音によるリスク（損失余命で評価）
貧困のリスク―ヨハネスブルグ・サミットに寄せて
鶏卵経由のサルモネラ中毒のリスク―米国の報告、日本の死者数は少ない
電磁波の人体影響研究―評価はC
リスク不安と科学技術

あとがき
索引

東海道水の旅 (岩波ジュニア新書)

もくじ
新幹線で水の旅をしよう！
1 東京から小田原へ
2 小田原から静岡へ
3 静岡から名古屋へ
4 名古屋から京都へ
5 京都から大阪へ
6 東京の水を考える
おわりに
さくいん

水の環境戦略 (岩波新書)

序章　水問題とは何か
1 持続的な資源としての水
　水循環の恩恵
　水循環のためのエネルギー
2 「アジェンダ21」の問い
　どうしても必要な水
　総合的に考え、総合的に運営せよ
3 環境問題を考える枠組み
　地域環境と地球環境
　互いに矛盾する環境問題
　先進国と途上国

第1章　世界と日本の水事情
1 世界で激増する水使用量
　最大の問題はアジア
　現状での水利用
　生活用水の使用量
　工業用水
2 農業用水と環境破壊
　アジアの灌漑率が高い
　まず狙われる地下水
　大規模分水の環境破壊
　どうしたらよいのか
　小規模の水資源開発を！
3 日本の水資源開発と渇水
　年間220億トンの開発計画
　首都圏の渇水騒動
　不可思議なダム運用
4 水利権の移転を阻むもの
　首都圏渇水の特徴
　都市は水を使わない
　行政起因渇水
5 工業用水と日本の責務
　工業用水も余っている
　鹿島鉱業用水道の思い出
　水は足りなくないのに
　フェーズルール

第2章　排水による水質汚濁
1 日本の経験を生かすために
　1970年―この歴史的な年
　紙・パ産業の排水対策
　古紙パルプの果たした役割
　内部処理が進んだ理由
2 クリーナープロダクションのすすめ
　クリーナープロダクションとは？
　中国のパルプの例
3 生活排水と下水道
　世界の下水道普及率
　生活排水対策の20年
　下水道の経済効率
4 流域下水道と個人下水道
　下水道計画のどこが問題か
　人口密度に応じた3つの下水道
　現実の行政
　環境からの視点
　モデルのドイツも見直しが始まった
　途上国の排水対策を考える

第3章　新しい水道水質基準の見方
1 水道水の危険性―過去と現在
　細菌感染症のリスクは減少
　ウィルスのリスクは未知数
　発がん性物質
　浄水場への立ち入り拒否
　塩素処理信仰の崩壊
　最大量の塩素を投入した日本
　新水質基準
2 水質基準の決まり方
　消毒重視の在来基準
　発癌性物質のこれまでの扱い
　ＷＨＯの方針変更
　ＡＤＩの配分
　スミチオンは例外
　ＷＨＯの方針変更に疑義あり
3 水道水の危険性の大きさ①塩素処理
　金町モデル
　危険度評価
　続々明らかになる発癌性
　疫学調査
4 水道水の危険性の大きさ②農薬など
　除草剤流出モデル
　ＣＮＰの危険度
　ＣＮＰの毒性についての疑惑
　オキサジアゾンの発癌性
　地下水の危険度
　鉛とヒ素
　他には何があるか？
5 93年度規制の効果と問題点
　最高値規制の意味
　個別規制でいいか？
　農業用農薬規制の意味
　ＷＨＯにならう姿勢が問題

第4章　「リスク管理」の考え方
1 環境リスクにどう対処するか
　公害問題と「環境問題」
　リスク除去の優先順位
　3つの制御原則
　米国での制御原則
　リスクは利益と結びついている
　リスクと利益の受け手との関係
　地球環境問題と安全
　フロンの問題とは？
　ふたたび「環境問題」と公害問題
2 ＡＤＩ的考え方の問題点
　〇か×かの判断基準
　水道にとって大きな賭け
　泡水クロラールの基準値への疑問
　クロロホルム規制の過去
　ＡＤＩ以下のリスク評価の必要性
　1つの提案
　発癌性物質だから
　米国でのサッカリン論争
　シロアリ防除剤のリスク評価
3 リスクの総合評価の必要性
　水質基準のあるべき姿
　個々の物質の基準値
　リスクの和
　総合リスクの制御目標値
4 塩素処理のリスクについての考え方
　塩素処理の総合リスク
　消毒と発癌のトレードオフ
　残留塩素は必要
　10ppb以上のリスク管理は市民の選択
　リスク削減のための費用
　不思議な水道水の取水位置
　リスクとベネフィットの受け手が違う場合
　水循環のリスク
　リスク管理と下牛堂水質基準

第5章　水循環―人間だけ安全ならいいのか
1 新しい環境基準
　水道水に追随した環境基準
　環境対策は進んでいると定評があるが
　環境基準は水道水質基準とは違う
2 人間の健康偏重の環境規制
　生物への配慮がない
　奇妙なゴルフ場農薬規制
　公害問題のイメージから抜け出られない
3 生物への毒性
　生態毒性規制
　工場排水の現状
　規制を補完する3要素
　ダイオキシンと内部処理
　周囲との摩擦
4 「水源保全」から「水循環法」へ
　水源保全法
　水道だけの意識はだめ
5 水循環とリスク管理
　リスク管理と規制緩和
　水量と水質の折り合い
　水環境には覚悟が必要
　治水対策にも工夫が必要
　自然の悠久の中に

あとがき

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カテゴリ：
子育て
総合

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失敗の研究