入門 環境経済学 新版-脱炭素時代の課題と最適解
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uedam1984b 2024年03月19日(火) 16:41:28履歴
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入門 環境経済学 新版-脱炭素時代の課題と最適解 (中公新書 2751)
目次
はじめに
私たちの生活と環境汚染 私たちは被害者か、それとも汚染者か？
技術開発は万能か？
環境倫理・環境教育とその実効性
環境保全型社会システムの構築と環境経済学
消費の豊かさvs環境の豊かさ―トレードオフと環境経済学の役割
環境政策と金融市場の評価
本書のねらい
第�吃堯ヾ超�経済学の基礎理論
第�局堯‘�本の環境問題と環境政策
環境リスク学―不安の海の羅針盤
まえがき
第�吃堯ヾ超�リスク学の軌跡
1章 最終講義「ファクトにこだわり続けた輩がたどり着いたリスク論」
東大生が寄り付かなかった研究室
村八分の状態
データが間違っているかもしてない
不経済性指数
建設省はせせら笑った
水循環を促進する下水道
リスク研究開始
異種のリスクを比較する
水銀のリスクから生態リスクへ
東大教授が移るのは前代未聞
農家の物置を探せ―ダイオキシンのリスク
化学物質リスク管理研究センター設立
手帳に書いた4つのこと
ファクトへのこだわり
ファクトを超える
2章 リスク評価を考える―Q＆Aをとおして
戦争を始めるリスク―最近問題になっているリスクは？
リスクのセンス―身の周りのリスクは？
最大のリスク―大きなリスクにはどんなものが？
リスクと職業の関係―リスクが高いと給料が高い!?
リスク研究の曙―リスクという考え方は、いつ頃から出てくるのですか？
リスクと裁判
労働環境情報の重要性
規制とリスク評価―リスクの考え方はどのくらい受け入れられている？
リスクの定義や計算について―リスクの読み方は？
リスクの管理を自分で―なぜリスク評価についての批判があるのか？
リスク予測を自分たちで―社会を作る自覚とは？
リスク探し―リスク研究の課題は？
EU型vs.米国型―欧米のリスク研究は？
代替物戦略―リスク評価はいつやるのが良い？
環境科学のスキル―リスクの専門家をどう育てるか？
感激した裁判―裁判でリスクをうまく使うということはどういうことか？
BSE問題―日本でのリスクの「演習問題」？
ベトナムに行ったが記事にならなかった―ダイオキシンはどうか？
クオリティ・オブ・ライフ（QOL）を考える―生活の質とリスクの関係は？
評価の二面性―QOLの問題点は？
死をどう扱うか―損失余命を考えた理由は？
QOLをどう取り入れる―客観的なQOL評価法はあるのか？
国家プロジェクトの立ち上げ―日本のリスク研究のこれからは？
第�局堯‖人佑粉超�リスク
3章 環境ホルモン問題を斬る
日本は世界一汚染された国なのか
「ごみ焼却炉」主犯説のウソ
発癌リスクは水道水と同じ
母乳の汚染は減りつつある
判断力を失った厚生省
水俣病の教訓に学べ
もっと怖いのは”思考力の麻痺”
追記
4章 BSE（狂牛病）と全頭検査
今月のリスク
幾つかの対策とリスク
米国の牛肉と日本人
受容できるリスクレベル
米国に要求すべきこと
我が国の牛のリスクレベル
米国民は科学的か？
反面教師としてのダイオキシン
リスクの大きさ三種
5章 意外な環境リスク
予防原則について
魚を食べることのリスクとベネフィット
DDTのリスク
狼とイノシシ
リスク研究者になるには
ラドンのリスク
これは、リスク論批判なのかな？
アフラトキシン
新規リスク化学物質DON
騒音によるリスク（損失余命で評価）
貧困のリスク―ヨハネスブルグ・サミットに寄せて
鶏卵経由のサルモネラ中毒のリスク―米国の報告、日本の死者数は少ない
電磁波の人体影響研究―評価はC
リスク不安と科学技術
あとがき
索引
東海道 水の旅 (岩波ジュニア新書)
もくじ
新幹線で水の旅をしよう！
1 東京から小田原へ
2 小田原から静岡へ
3 静岡から名古屋へ
4 名古屋から京都へ
5 京都から大阪へ
6 東京の水を考える
おわりに
さくいん
水の環境戦略 (岩波新書)
序章 水問題とは何か
1 持続的な資源としての水
水循環の恩恵
水循環のためのエネルギー
2 「アジェンダ21」の問い
どうしても必要な水
総合的に考え、総合的に運営せよ
3 環境問題を考える枠組み
地域環境と地球環境
互いに矛盾する環境問題
先進国と途上国
第1章 世界と日本の水事情
1 世界で激増する水使用量
最大の問題はアジア
現状での水利用
生活用水の使用量
工業用水
2 農業用水と環境破壊
アジアの灌漑率が高い
まず狙われる地下水
大規模分水の環境破壊
どうしたらよいのか
小規模の水資源開発を！
3 日本の水資源開発と渇水
年間220億トンの開発計画
首都圏の渇水騒動
不可思議なダム運用
4 水利権の移転を阻むもの
首都圏渇水の特徴
都市は水を使わない
行政起因渇水
5 工業用水と日本の責務
工業用水も余っている
鹿島鉱業用水道の思い出
水は足りなくないのに
フェーズルール
第2章 排水による水質汚濁
1 日本の経験を生かすために
1970年―この歴史的な年
紙・パ産業の排水対策
古紙パルプの果たした役割
内部処理が進んだ理由
2 クリーナープロダクションのすすめ
クリーナープロダクションとは？
中国のパルプの例
3 生活排水と下水道
世界の下水道普及率
生活排水対策の20年
下水道の経済効率
4 流域下水道と個人下水道
下水道計画のどこが問題か
人口密度に応じた3つの下水道
現実の行政
環境からの視点
モデルのドイツも見直しが始まった
途上国の排水対策を考える
第3章 新しい水道水質基準の見方
1 水道水の危険性―過去と現在
細菌感染症のリスクは減少
ウィルスのリスクは未知数
発がん性物質
浄水場への立ち入り拒否
塩素処理信仰の崩壊
最大量の塩素を投入した日本
新水質基準
2 水質基準の決まり方
消毒重視の在来基準
発癌性物質のこれまでの扱い
ＷＨＯの方針変更
ＡＤＩの配分
スミチオンは例外
ＷＨＯの方針変更に疑義あり
3 水道水の危険性の大きさ�￣�素処理
金町モデル
危険度評価
続々明らかになる発癌性
疫学調査
4 水道水の危険性の大きさ��農薬など
除草剤流出モデル
ＣＮＰの危険度
ＣＮＰの毒性についての疑惑
オキサジアゾンの発癌性
地下水の危険度
鉛とヒ素
他には何があるか？
5 93年度規制の効果と問題点
最高値規制の意味
個別規制でいいか？
農業用農薬規制の意味
ＷＨＯにならう姿勢が問題
第4章 「リスク管理」の考え方
1 環境リスクにどう対処するか
公害問題と「環境問題」
リスク除去の優先順位
3つの制御原則
米国での制御原則
リスクは利益と結びついている
リスクと利益の受け手との関係
地球環境問題と安全
フロンの問題とは？
ふたたび「環境問題」と公害問題
2 ＡＤＩ的考え方の問題点
〇か×かの判断基準
水道にとって大きな賭け
泡水クロラールの基準値への疑問
クロロホルム規制の過去
ＡＤＩ以下のリスク評価の必要性
1つの提案
発癌性物質だから
米国でのサッカリン論争
シロアリ防除剤のリスク評価
3 リスクの総合評価の必要性
水質基準のあるべき姿
個々の物質の基準値
リスクの和
総合リスクの制御目標値
4 塩素処理のリスクについての考え方
塩素処理の総合リスク
消毒と発癌のトレードオフ
残留塩素は必要
10ppb以上のリスク管理は市民の選択
リスク削減のための費用
不思議な水道水の取水位置
リスクとベネフィットの受け手が違う場合
水循環のリスク
リスク管理と下牛堂水質基準
第5章 水循環―人間だけ安全ならいいのか
1 新しい環境基準
水道水に追随した環境基準
環境対策は進んでいると定評があるが
環境基準は水道水質基準とは違う
2 人間の健康偏重の環境規制
生物への配慮がない
奇妙なゴルフ場農薬規制
公害問題のイメージから抜け出られない
3 生物への毒性
生態毒性規制
工場排水の現状
規制を補完する3要素
ダイオキシンと内部処理
周囲との摩擦
4 「水源保全」から「水循環法」へ
水源保全法
水道だけの意識はだめ
5 水循環とリスク管理
リスク管理と規制緩和
水量と水質の折り合い
水環境には覚悟が必要
治水対策にも工夫が必要
自然の悠久の中に
あとがき
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入門 環境経済学 新版-脱炭素時代の課題と最適解 (中公新書 2751) 
目次
はじめに
私たちの生活と環境汚染 私たちは被害者か、それとも汚染者か？
技術開発は万能か？
環境倫理・環境教育とその実効性
環境保全型社会システムの構築と環境経済学
消費の豊かさvs環境の豊かさ―トレードオフと環境経済学の役割
環境政策と金融市場の評価
本書のねらい
第�吃堯ヾ超�経済学の基礎理論
第1章 環境問題と市場の失敗
1 消費者の利益と生産者の利益―需要曲線と供給曲線を理解する
財の消費と消費者の利益―消費者余剰
財の生産と生産者の利益―生産者余剰
2 なぜ市場が万能なのか
生産量と価格の決定
望ましい生産量とは？
3 なぜ環境問題は解決されないのか―市場の失敗とは
外部費用の存在
コラム 公共財
4 環境問題の費用便益分析
競争的市場での社会的損失
最適な生産量と汚染のレベルはどこにある？―社会的利益の最大化
5 市場の失敗をどう解決するか？
2つの環境政策―規制的手段と経済的手段
行政による解決
税金による解決
補助金による解決
実施上の問題点
コラム 環境の経済的価値
第2章 政策手段の選択―環境税か、規制か、補助金か
1 環境税の利点と問題点
環境税の利点
環境税の問題点
2 規制的手段の利点と問題点
規制の利点
政府の失敗と規制の問題点
コラム 製品の使用や食品の摂取によるリスクにどのように対応すべきか？
―リスクに関する情報開示と自己責任
3 補助金か、環境税か
第3章 環境問題は交渉によって解決できるか
1 環境利用権設定の重要性―交渉による解決
利用権が設定されていない場合
コラム ダイバーと漁業
利用権の設定と交渉による社会的利益の最大化
コラム 所有権の決定と分配の問題
汚染者に環境の利用権がある場合
2 コースの定理の限界
取引費用の存在
交渉対象の特定の難しさ
コラム 東京駅の空間取引
3 コースの定理の応用―排出量取引
排出量取引制度とは
排出量取引制度の意義
取引費用の問題
第4章 ごみ処理有料制とその有効性
1 ごみ処理有料制の効果
ごみ処理無料性のケース
最適なごみ排出量とは何か？社会的利益の最大化
ごみ処理無料制と過大なごみ排出量
ごみ処理手数料定額制のケース
ごみ処理手数料従量制のケース
3つのケースの比較
2 世代間の差違的な廃棄物処分場利用とごみ処理有料制
ごみ処分場は貴重な資源
ごみ処理無料制のもとでの、世代間のごみ処分場利用の決定と社会的利益
ごみ処理サービス需要曲線とごみ排出量
ごみ処理無料制における現世代の利益と将来世代の利益
全世代の社会的利益を最大化できないごみ処理無料制
世代間の差違的なごみ処分場利用の条件と各世代の最適なごみ排出量―全世代の社会的利益最大化
最適なごみ処理手数料と世代間の最適な最終処分場利用（ごみ排出量）の達成
将来世代の存在と望ましい廃棄物管理政策の在り方
ごみ処分場の世代間の最適利用達成と市場メカニズム活用の可能性
1 消費者の利益と生産者の利益―需要曲線と供給曲線を理解する
財の消費と消費者の利益―消費者余剰
財の生産と生産者の利益―生産者余剰
2 なぜ市場が万能なのか
生産量と価格の決定
望ましい生産量とは？
3 なぜ環境問題は解決されないのか―市場の失敗とは
外部費用の存在
コラム 公共財
4 環境問題の費用便益分析
競争的市場での社会的損失
最適な生産量と汚染のレベルはどこにある？―社会的利益の最大化
5 市場の失敗をどう解決するか？
2つの環境政策―規制的手段と経済的手段
行政による解決
税金による解決
補助金による解決
実施上の問題点
コラム 環境の経済的価値
第2章 政策手段の選択―環境税か、規制か、補助金か
1 環境税の利点と問題点
環境税の利点
環境税の問題点
2 規制的手段の利点と問題点
規制の利点
政府の失敗と規制の問題点
コラム 製品の使用や食品の摂取によるリスクにどのように対応すべきか？
―リスクに関する情報開示と自己責任
3 補助金か、環境税か
第3章 環境問題は交渉によって解決できるか
1 環境利用権設定の重要性―交渉による解決
利用権が設定されていない場合
コラム ダイバーと漁業
利用権の設定と交渉による社会的利益の最大化
コラム 所有権の決定と分配の問題
汚染者に環境の利用権がある場合
2 コースの定理の限界
取引費用の存在
交渉対象の特定の難しさ
コラム 東京駅の空間取引
3 コースの定理の応用―排出量取引
排出量取引制度とは
排出量取引制度の意義
取引費用の問題
第4章 ごみ処理有料制とその有効性
1 ごみ処理有料制の効果
ごみ処理無料性のケース
最適なごみ排出量とは何か？社会的利益の最大化
ごみ処理無料制と過大なごみ排出量
ごみ処理手数料定額制のケース
ごみ処理手数料従量制のケース
3つのケースの比較
2 世代間の差違的な廃棄物処分場利用とごみ処理有料制
ごみ処分場は貴重な資源
ごみ処理無料制のもとでの、世代間のごみ処分場利用の決定と社会的利益
ごみ処理サービス需要曲線とごみ排出量
ごみ処理無料制における現世代の利益と将来世代の利益
全世代の社会的利益を最大化できないごみ処理無料制
世代間の差違的なごみ処分場利用の条件と各世代の最適なごみ排出量―全世代の社会的利益最大化
最適なごみ処理手数料と世代間の最適な最終処分場利用（ごみ排出量）の達成
将来世代の存在と望ましい廃棄物管理政策の在り方
ごみ処分場の世代間の最適利用達成と市場メカニズム活用の可能性
第�局堯‘�本の環境問題と環境政策
第5章 廃棄物問題の現状と廃棄物政策
1 リサイクル法（自動車、家電、食品、容器包装など）
容器包装リサイクル法（容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関わる法律）
家電リサイクル法（特定家庭用機器再商品化法）
不法投棄を防ぐ方法はないか？
デポジット制度と消費者の利益
小型家電リサイクル法（使用済み小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律）
自動車リサイクル法（使用済み自動車の再資源化等に関する法律）
建設リサイクル法（建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律）
食品リサイクル法（食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律）
2 マイクロプラスティック問題
マイクロプラスティックはなぜ発生するのか
バイオマスプラスティックによる解決と、そのメリット・デメリット
「プラスティックに係る資源循環の促進等に関する法律」の成立
3 廃棄物の散乱防止と不法投棄対策のあり方
望ましい不法投棄対策・散乱ごみ対策とデポジット制度の活用
デポジット制度の制度設計上の課題
デポジット制度の活用が困難なケース―望ましい罰則規定とは何か？
適切な罰金の条件とは？
（最適な罰金）≧（外部費用）＋（逮捕確率）
4 望ましい不法投棄対策のあり方―デポジット制度か、罰則の整備か？
コラム 廃棄物とは何か？廃棄物問題の現状
第6章 日本の大気汚染政策と世界の現状
1 はじめに
2 大気汚染問題―大気汚染物質と環境基準
3 日本の大気汚染政策の歴史
4 自動車の対策
移動排出源規制―排出ガス規制と車種規制
車種規制の経済分析
5 発展途上国における大気汚染問題
6 もう一つの大気汚染―途上国の室内空気汚染
第7章 気候変動とカーボンプライシング
1 問題の現状と課題
科学的側面―顕在化しつつある気候変動
被害と課題
コラム 気候変動への適応策：気候変動リスクに強い農業を作るためには
2 地球温暖化対策の国際的な進展
クリーン開発メカニズムから2国間クレジットへ
新しい排出削減のメカニズム―2国間クレジット
京都議定書の達成
カーボンニュートラルの衝撃
3 カーボンプライシングと排出量抑制のメカニズム
温室効果ガスと化石燃料
カーボンプライシング
短期的削減効果
コラム 再生可能エネルギー政策と課題
中長期的な削減効果
コラム 水素とアンモニアの色は何色か？
カーボンニュートラルと排出量取引
4 世界で普及するカーボンプライシング
コラム 二酸化炭素排出と経済活動のデカップリング
5 日本におけるカーボンプライシング
地球温暖化対策税
地方自治体による排出量取引
自主的な排出量取引―Jクレジット
6 これからのカーボンプライシング導入のデザイン
国際競争力問題・リーケージとその対処法
公平性・逆進性
二重の配当
実効炭素税率と現行エネルギー税制の課題
7 日本でのカーボンプライシングの方向性
コラム カーボンニュートラルと金融の役割
コラム FIP制度―出力制御の問題と蓄電池技術の活用の促進
終章 反グローバリズム時代の気候変動政策と日本
1 EUの挑戦―国境炭素調整の台頭
自由貿易と国境調整
反グローバリズムの台頭
コラム 気候変動対策における非国家主体の役割
2 僕たちの失敗と未来への展望―日本のカーボンプライシング
あとがき
参考文献紹介
1 リサイクル法（自動車、家電、食品、容器包装など）
容器包装リサイクル法（容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関わる法律）
家電リサイクル法（特定家庭用機器再商品化法）
不法投棄を防ぐ方法はないか？
デポジット制度と消費者の利益
小型家電リサイクル法（使用済み小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律）
自動車リサイクル法（使用済み自動車の再資源化等に関する法律）
建設リサイクル法（建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律）
食品リサイクル法（食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律）
2 マイクロプラスティック問題
マイクロプラスティックはなぜ発生するのか
バイオマスプラスティックによる解決と、そのメリット・デメリット
「プラスティックに係る資源循環の促進等に関する法律」の成立
3 廃棄物の散乱防止と不法投棄対策のあり方
望ましい不法投棄対策・散乱ごみ対策とデポジット制度の活用
デポジット制度の制度設計上の課題
デポジット制度の活用が困難なケース―望ましい罰則規定とは何か？
適切な罰金の条件とは？
（最適な罰金）≧（外部費用）＋（逮捕確率）
4 望ましい不法投棄対策のあり方―デポジット制度か、罰則の整備か？
コラム 廃棄物とは何か？廃棄物問題の現状
第6章 日本の大気汚染政策と世界の現状
1 はじめに
2 大気汚染問題―大気汚染物質と環境基準
3 日本の大気汚染政策の歴史
4 自動車の対策
移動排出源規制―排出ガス規制と車種規制
車種規制の経済分析
5 発展途上国における大気汚染問題
6 もう一つの大気汚染―途上国の室内空気汚染
第7章 気候変動とカーボンプライシング
1 問題の現状と課題
科学的側面―顕在化しつつある気候変動
被害と課題
コラム 気候変動への適応策：気候変動リスクに強い農業を作るためには
2 地球温暖化対策の国際的な進展
クリーン開発メカニズムから2国間クレジットへ
新しい排出削減のメカニズム―2国間クレジット
京都議定書の達成
カーボンニュートラルの衝撃
3 カーボンプライシングと排出量抑制のメカニズム
温室効果ガスと化石燃料
カーボンプライシング
短期的削減効果
コラム 再生可能エネルギー政策と課題
中長期的な削減効果
コラム 水素とアンモニアの色は何色か？
カーボンニュートラルと排出量取引
4 世界で普及するカーボンプライシング
コラム 二酸化炭素排出と経済活動のデカップリング
5 日本におけるカーボンプライシング
地球温暖化対策税
地方自治体による排出量取引
自主的な排出量取引―Jクレジット
6 これからのカーボンプライシング導入のデザイン
国際競争力問題・リーケージとその対処法
公平性・逆進性
二重の配当
実効炭素税率と現行エネルギー税制の課題
7 日本でのカーボンプライシングの方向性
コラム カーボンニュートラルと金融の役割
コラム FIP制度―出力制御の問題と蓄電池技術の活用の促進
終章 反グローバリズム時代の気候変動政策と日本
1 EUの挑戦―国境炭素調整の台頭
自由貿易と国境調整
反グローバリズムの台頭
コラム 気候変動対策における非国家主体の役割
2 僕たちの失敗と未来への展望―日本のカーボンプライシング
あとがき
参考文献紹介
環境リスク学―不安の海の羅針盤
まえがき
第�吃堯ヾ超�リスク学の軌跡
1章 最終講義「ファクトにこだわり続けた輩がたどり着いたリスク論」
東大生が寄り付かなかった研究室
村八分の状態
データが間違っているかもしてない
不経済性指数
建設省はせせら笑った
水循環を促進する下水道
リスク研究開始
異種のリスクを比較する
水銀のリスクから生態リスクへ
東大教授が移るのは前代未聞
農家の物置を探せ―ダイオキシンのリスク
化学物質リスク管理研究センター設立
手帳に書いた4つのこと
ファクトへのこだわり
ファクトを超える
2章 リスク評価を考える―Q＆Aをとおして
戦争を始めるリスク―最近問題になっているリスクは？
リスクのセンス―身の周りのリスクは？
最大のリスク―大きなリスクにはどんなものが？
リスクと職業の関係―リスクが高いと給料が高い!?
リスク研究の曙―リスクという考え方は、いつ頃から出てくるのですか？
リスクと裁判
労働環境情報の重要性
規制とリスク評価―リスクの考え方はどのくらい受け入れられている？
リスクの定義や計算について―リスクの読み方は？
リスクの管理を自分で―なぜリスク評価についての批判があるのか？
リスク予測を自分たちで―社会を作る自覚とは？
リスク探し―リスク研究の課題は？
EU型vs.米国型―欧米のリスク研究は？
代替物戦略―リスク評価はいつやるのが良い？
環境科学のスキル―リスクの専門家をどう育てるか？
感激した裁判―裁判でリスクをうまく使うということはどういうことか？
BSE問題―日本でのリスクの「演習問題」？
ベトナムに行ったが記事にならなかった―ダイオキシンはどうか？
クオリティ・オブ・ライフ（QOL）を考える―生活の質とリスクの関係は？
評価の二面性―QOLの問題点は？
死をどう扱うか―損失余命を考えた理由は？
QOLをどう取り入れる―客観的なQOL評価法はあるのか？
国家プロジェクトの立ち上げ―日本のリスク研究のこれからは？
第�局堯‖人佑粉超�リスク
3章 環境ホルモン問題を斬る
日本は世界一汚染された国なのか
「ごみ焼却炉」主犯説のウソ
発癌リスクは水道水と同じ
母乳の汚染は減りつつある
判断力を失った厚生省
水俣病の教訓に学べ
もっと怖いのは”思考力の麻痺”
追記
4章 BSE（狂牛病）と全頭検査
今月のリスク
幾つかの対策とリスク
米国の牛肉と日本人
受容できるリスクレベル
米国に要求すべきこと
我が国の牛のリスクレベル
米国民は科学的か？
反面教師としてのダイオキシン
リスクの大きさ三種
5章 意外な環境リスク
予防原則について
魚を食べることのリスクとベネフィット
DDTのリスク
狼とイノシシ
リスク研究者になるには
ラドンのリスク
これは、リスク論批判なのかな？
アフラトキシン
新規リスク化学物質DON
騒音によるリスク（損失余命で評価）
貧困のリスク―ヨハネスブルグ・サミットに寄せて
鶏卵経由のサルモネラ中毒のリスク―米国の報告、日本の死者数は少ない
電磁波の人体影響研究―評価はC
リスク不安と科学技術
あとがき
索引
東海道 水の旅 (岩波ジュニア新書)
もくじ
新幹線で水の旅をしよう！
1 東京から小田原へ
2 小田原から静岡へ
3 静岡から名古屋へ
4 名古屋から京都へ
5 京都から大阪へ
6 東京の水を考える
おわりに
さくいん
水の環境戦略 (岩波新書)
序章 水問題とは何か
1 持続的な資源としての水
水循環の恩恵
水循環のためのエネルギー
2 「アジェンダ21」の問い
どうしても必要な水
総合的に考え、総合的に運営せよ
3 環境問題を考える枠組み
地域環境と地球環境
互いに矛盾する環境問題
先進国と途上国
第1章 世界と日本の水事情
1 世界で激増する水使用量
最大の問題はアジア
現状での水利用
生活用水の使用量
工業用水
2 農業用水と環境破壊
アジアの灌漑率が高い
まず狙われる地下水
大規模分水の環境破壊
どうしたらよいのか
小規模の水資源開発を！
3 日本の水資源開発と渇水
年間220億トンの開発計画
首都圏の渇水騒動
不可思議なダム運用
4 水利権の移転を阻むもの
首都圏渇水の特徴
都市は水を使わない
行政起因渇水
5 工業用水と日本の責務
工業用水も余っている
鹿島鉱業用水道の思い出
水は足りなくないのに
フェーズルール
第2章 排水による水質汚濁
1 日本の経験を生かすために
1970年―この歴史的な年
紙・パ産業の排水対策
古紙パルプの果たした役割
内部処理が進んだ理由
2 クリーナープロダクションのすすめ
クリーナープロダクションとは？
中国のパルプの例
3 生活排水と下水道
世界の下水道普及率
生活排水対策の20年
下水道の経済効率
4 流域下水道と個人下水道
下水道計画のどこが問題か
人口密度に応じた3つの下水道
現実の行政
環境からの視点
モデルのドイツも見直しが始まった
途上国の排水対策を考える
第3章 新しい水道水質基準の見方
1 水道水の危険性―過去と現在
細菌感染症のリスクは減少
ウィルスのリスクは未知数
発がん性物質
浄水場への立ち入り拒否
塩素処理信仰の崩壊
最大量の塩素を投入した日本
新水質基準
2 水質基準の決まり方
消毒重視の在来基準
発癌性物質のこれまでの扱い
ＷＨＯの方針変更
ＡＤＩの配分
スミチオンは例外
ＷＨＯの方針変更に疑義あり
3 水道水の危険性の大きさ�￣�素処理
金町モデル
危険度評価
続々明らかになる発癌性
疫学調査
4 水道水の危険性の大きさ��農薬など
除草剤流出モデル
ＣＮＰの危険度
ＣＮＰの毒性についての疑惑
オキサジアゾンの発癌性
地下水の危険度
鉛とヒ素
他には何があるか？
5 93年度規制の効果と問題点
最高値規制の意味
個別規制でいいか？
農業用農薬規制の意味
ＷＨＯにならう姿勢が問題
第4章 「リスク管理」の考え方
1 環境リスクにどう対処するか
公害問題と「環境問題」
リスク除去の優先順位
3つの制御原則
米国での制御原則
リスクは利益と結びついている
リスクと利益の受け手との関係
地球環境問題と安全
フロンの問題とは？
ふたたび「環境問題」と公害問題
2 ＡＤＩ的考え方の問題点
〇か×かの判断基準
水道にとって大きな賭け
泡水クロラールの基準値への疑問
クロロホルム規制の過去
ＡＤＩ以下のリスク評価の必要性
1つの提案
発癌性物質だから
米国でのサッカリン論争
シロアリ防除剤のリスク評価
3 リスクの総合評価の必要性
水質基準のあるべき姿
個々の物質の基準値
リスクの和
総合リスクの制御目標値
4 塩素処理のリスクについての考え方
塩素処理の総合リスク
消毒と発癌のトレードオフ
残留塩素は必要
10ppb以上のリスク管理は市民の選択
リスク削減のための費用
不思議な水道水の取水位置
リスクとベネフィットの受け手が違う場合
水循環のリスク
リスク管理と下牛堂水質基準
第5章 水循環―人間だけ安全ならいいのか
1 新しい環境基準
水道水に追随した環境基準
環境対策は進んでいると定評があるが
環境基準は水道水質基準とは違う
2 人間の健康偏重の環境規制
生物への配慮がない
奇妙なゴルフ場農薬規制
公害問題のイメージから抜け出られない
3 生物への毒性
生態毒性規制
工場排水の現状
規制を補完する3要素
ダイオキシンと内部処理
周囲との摩擦
4 「水源保全」から「水循環法」へ
水源保全法
水道だけの意識はだめ
5 水循環とリスク管理
リスク管理と規制緩和
水量と水質の折り合い
水環境には覚悟が必要
治水対策にも工夫が必要
自然の悠久の中に
あとがき
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