詐欺の棚
- 序文
- 価格詐欺
- トレード詐欺
- 借りパク
- 置き引き
序文
ネット詐欺、トレード詐欺等騒がれている話題は多々ある。ここクロノス城下でも日々詐欺が量産されている。
所詮いたちごっこではあるものの、その種類と対策を知るだけで安全度は飛躍的にあがるのだ。
被害を受ける事により、いつでも身を引けるこの世界から同胞が姿を消すことは周囲のプレイヤーにも悲しみをもたらす。
UO等の老舗有名ゲームではページを設けて注意を呼びかけているが、現状詐欺の情報を取り扱って公開し注意を促しているサイトはそれほど多くない。
クロノス城においてもご多分に漏れず、対応が遅れているのが実情である。
ここで欄を設けたのは、相手がどういうつもりにしろ、取引がシステム上行われているので、両者同意の上と客観的には判断せざるをえない点であり、運営に訴えたところで終了した取引に干渉することは難しい(おそらく9割方しない)と思われるからである。
更にはこういった事が報告され続け、何らかの処分が下されたにしろ、その報告が表面上には現れない為、何度も繰り返される可能性があるからである。
ネットゲームとは老若男女、善人悪人、関係なく集まれる場所である。
RMTは規約により規制されているが、プレイヤー間の同意があれば行われても誰も気が付かない。いや、規制しようがない。
そこで詐欺がおきても手の打ちようがない。自衛するしかないのである。
ご覧になられた方々へお願いしたい。
匿名で構わないので、手口、状況等をコメント欄や掲示板へ投稿していただきたい。
純粋にクロノスを楽しんでいるプレイヤーに、これからもしかしたら詐欺に合うかもしれないプレイヤーに情報を提供していただきたい。
※ ただし、詐欺を行ったと思われるプレイヤー名等は公開しません。その取引が詐欺であると誤解されていた場合、対象プレイヤーの名誉を毀損する行為になると思われる為です。
※ 経緯はかなりはしょった説明になりますがご了承ください。
値段詐欺
霊魂の値段を例に取る。
通常3〜4mである。HVで4Mで売られているためである。(3/14以降もHVでクルークが販売しているのを確認)
●ケース その1
「激安霊魂2.5M!」の看板をみて吸い寄せられた客。
しかし良く見ると・・・ 25.000.000 ・・・25Mだった。
●ケース その2
霊魂10個並んでいる店があった。
霊魂が足りないのでまとめ買いした。
3.5mで売っていたので35Mの出費・・・あれ!?66.5M減ってる!?
3.5mの商品の中に35mの商品が混じっていたのだ。
一時期はこんな物もあった。
当初水の巻物と火の巻物は王の大赦と見た目判別しにくかった時期がある。(現在は全く別の絵になっています)
●ケース その3
「水の巻物5m!」の看板。通常15〜20Mする代物だ。(2005/2/6現在)
フッフッフ 安く手に入ったな。売主には申し訳ないが・・・あれ!?
王の大赦に変わっている・・・いや、元々これだったのか・・・><
対策としては並んでいる商品の値段をまずチェック。横の欄に移した時点で上に合計金額がでるので、自分で計算してチェック。間違いがない事を確認して購入ボタンをクリック。
トレード詐欺
インゴットが流通し始める以前、トレード詐欺が猛威を振るっていた時期がある。手持ちが900Mしかもてないことから、1G以上の高額取引においておきた現象である。
例)成長武器アイウール(INT、エリマス、ベース)5G(仮設定)の取引。
通常:持ち主のAさんはアイウールをだし、Bさんは900mと4.1G分のアイテムを担保としてトレード画面へ載せる。
その後、Aさんが受け取った担保をBさんが少しづつ買い戻す。
詐欺例1:Bさんはトレード画面に900Mと担保のアイテムを載せて、同意ボタンを押して待っていた。
Aさんがアイウールを載せるのを待っていると、トレード画面が消えた。
Aさんも消えてしまった。
何がおきたかわからなかったが、アイテム欄から900Mと担保はしっかり消えている。無論アイウールはない。
このケースの場合わざわざ新規にキャラを作り、詐欺取引をした後、人目につきにくい時間帯に本来自分の操作するべきキャラクターへ詐欺により手に入れた品を移す。しかる後、詐欺に使用したキャラクターを消去する。
追跡できて品物を取り戻せる可能性は極めて低い。
詐欺例2:無事取引が終了し、早速使ってみようとしたら気が付いた。
「マッドマスターだ・・・」
これら2つの対処法も単純そのもの。
自分と相手がトレード欄に指定した品物を載せ、カーソルを合わせて品物を確認してから同意ボタンを押す。
これだけで大半は防げる。
小技としては取引キャラにメインキャラを指定する事。
たとえば完全体成長の取引で30レベルのキャラクターがきたらおかしいとか。まぁ相手にも都合があるので確実ではないが。
しかし、メインキャラで取引していれば、追跡して事情を確認し、品物を取り戻せる可能性も出てくる。
インゴットが流通し始めた為、この手の詐欺は数を減らしつつあるが、リアルの身の回りを見て欲しい。日々新しい手口が生産されている。
極論すれば、犯罪とは人類が騙すことを覚えた時から始まっているのだ。
エジプト文明で紀元前4000年前、そこから考えてもざっと6000年の歴史が犯罪にはあるのだ。
注意してしすぎるということは、決してない。
仮パク
●ケース1
新人ギルドメンバーが入隊し、しばらくした頃・・・
新人Aさん「芋冠すごいですね〜。つけてみたい〜♪」
ギルマスBさん「いいよ^^」
Aさん「わー すごい〜」
Bさん「でしょう〜・・・あれ!?」
Aさんの接続が切れました。
戻ってきません。
何日経っても戻ってきません。
噂で他ギルドの人Cさんが芋冠を手に入れたと喜んでいると聞き、しかもそれはBさんがいなくなった直後あたりから装備していることが判明(*)。
しかも人伝いに確認したところでは、BさんはCさんのサブキャラだとか。
ご存知の方も多いと思います。
当時は芋の数が少なかったせいもあり、公開討論のようになりました。
結局運営も介入せざるを得なくなり、Cさんの芋冠はAさんの物である事が証明されましたが、結果として芋冠はCさんの所有物として決着がついた模様。
Bさんの手元には戻ってきませんでした。
アイテム貸し出しの際は注意が必要です。
* 当時HV攻略以外では入手する方法はなく、対象の芋冠はかなり初期の物なので存在自体が話題になり、追跡のしようもありました。
●ケース2
エンタイスでのPTが@1支援だけ集まらない。
そんな状況でAさんがいいました。
A「90↑の支援いるからだしましょうか?」
全員声を揃えて感謝。ただし、Aさんの装備している鎧や武器を支援に渡さなければならないので、誰かに一時預かってもらう事になりました。
Bさんに荷物を渡して、支援キャラで戻ってみるとBさんがいない。
PTはとりあえず解散。しかし、しばらくするとBさんが預かった荷物と思われるものをオークにて販売を始めました。内緒等接触をはかりますが、サブキャラになったりして回避を試みています。
Bさんはその前日ギルドから脱退し、新ギルドに入ったばかりで新ギルドにはBさんの人柄を知る人はいません。
Bさんの元ギルドの協力や警察の介入を匂わせる事(実際に相談していたようです)でAさんとBさんの交渉の場がもたれました。
手元にある分は返還。処分してしまったものは同等価のクロと物をAさんに渡すことで決着がつきました。
これはBさんのキャラがメインキャラだったことから発覚が早まったケースです。Aさんの人脈が広かったこと、元ギルドの方の協力があったこと、等が被害額の減少に繋がった模様です。
置き引き
●ケース1
他のプレイヤーに物を渡す方法に、Aさんが落としてBさんが拾う方法がある。
Aさんがリングを落とす。Bさんに渡すつもりらしいが、Bさんは気づいていない。当然の事ながら放置されたようになっていたが、地面のリングの表示が消えたため、Bさんが取ったと思われた。
しかし、Bさんは持っていないことが判明。
誰かに持っていかれたらしい・・・
PTを組んでいない状況で地面に物を落とすと、2・30秒の間自分以外には拾えない状況になります(ドロップ品も一部を除いてこのルールです)。
AさんとBさんがPTを組んでいて、Aさんから「おとすよ。拾ってね」と一言あれば避けられた事態かもしれません。
PT組んでいる人同士であれば、Aさんが地面に落としてBさんが即拾うという事は可能です。
●ケース2
Aさんが成長武器を渡そうと地面に落としました。
Bさんは気づいていません。
クロノス城のゲート付近でのやり取りの為、成長武器が落とされた事を多数の人が目撃しています。
カーラが地面から消え、AさんはBさんが拾ったと判断し、用事があったのでログアウト。
後日・・・AさんはBさんに成長武器を返してもらおうと話しかけます。
Bさん「え、もらってないよ??」
状況を確認すると、どうやら誰かが拾って持ち逃げしたのだということが判明。結果として成長武器は手元に戻ってきませんでした。
価値あるものの受け渡しには注意が必要です。
お互いの了解を得た上でトレードを利用するのが安全な受け渡しの基本です。
2006年03月16日(木) 11:35:47 Modified by unitysilver