apocalypse

某年某月某日、平成喧嘩塾が閉鎖を表明した際に夢幻は「消すくらいなら勿体ないので俺にくれ！」と哀願するも、平成喧嘩塾の管理人である塾長はおろかその他の一切関係ないユーザーからもその出しゃばり具合を指摘され、もらえないのなら自分で創ろうという創造主の思考に至った夢幻が突貫工事で完成させたのが人諍である。
人諍という名前はかつて存在した神話的喧嘩サイトをパクった受け継いだものであるが、両者の間に内容的な関連は全くないとされている。
当初のメンバーとしてはエルダー様などの著名喧嘩師が在籍しており、それなりに期待されているサイトでもあった。
ちなみにエルダー様は１代目人諍を作り上げた人物でもある。自分のサイトと同じ名を冠する人諍が少し気になったので顔を出していたのであろうという説が有力である。
圧倒的物量をほこる宣伝行為も相まって、アクセス数・話題性ともに上々であった。

• 乗っ取り

人諍の歴史を説くにあたって欠かせないのが乗っ取りの存在である。人諍は短命な喧嘩サイトであったが、その短い期間のうち甘く見積もっても40%は乗っ取られていた期間だと推測される。
そう言った意味で夢幻は人諍の管理人とは言えないという意見もちらほら見かける。

• 第１の乗っ取り

夢幻の人諍が完成して間もなく、厳重に保管されていた人諍の管理passwordが何者かの手により割り出され、掲示板の背景色が悪趣味なショッキングピンクに変更されてしまう。サイト完成後あまりにもいきなりの出来事であったため、変更される前の人諍の姿を知る者は少なく、多くの人が夢幻自らの手により行われたカスタマイズだと思って疑いもしなかった。
乗っ取りついでに管理passwordが変更されてしまったらしく、しばらくの間この悪趣味な背景設定が変更されることはなかった。
暫く経ったのちにローカルルール欄が「センスのない掲示板だったから俺が改良してやったぜ＾＾」のような文章に書き換えられ、その段階で初めて人諍が夢幻の手を離れていることが発覚した。

• 第２の乗っ取り

副管理人という非常にリスキーな体制は玄人向けであると言える。
この禁を破った結果、人諍は再び乗っ取られる羽目にあう。歴史は繰り返されるのである。
副管理人を添えるに至った経緯は、BBSの設定に関する知識がないので、HTMLに詳しい人物に事情を話しカスタムを一任したことが原因とされている。
jbbsのカスタムを行うためには管理passwordを打ち込む必要があるため、「パス教えるから格好よくしてください！」といった要領で自ら情報を漏洩させたのだろうということは想像に難くない。

• 第３の乗っ取り

第２の乗っ取りと同様の流れで人諍はまたしても乗っ取られる。
この瞬間をもって人諍は「２度あることは３度ある」という格言を見事に体現したことになる。

• 人諍のお葬式

小規模なサイトであったにもかかわらず、その管理は夢幻の手に余るものであった。盛り上げたいとひたすら意気込むだけで特に行動を起こさなかったため、成立から数年とたたないうちに副管理人の雷斗が日記のような投稿を行っているだけの廃れサイトになり下がってしまう。

じんそう終わったな　→　おわってなんかねーよ！

エルダー様を筆頭とする著名陣は早々に見切りをつけ姿を消していた。

そんな最中、人諍のご臨終を告げる報告こと「人諍のお葬式」スレッドが雷斗の手により管理人の意志とは関係なく立てられる。

人諍のお葬式program ・人諍に最後の別れを告げる時間 ・人諍での思い出を語る時間 ・人諍と一緒にのびのび体操

管理人の同意を得ず、副管理人の気まぐれで行われたこの企画により人諍は本当に終了した。
ちなみに参加者は副管理人１人のみであった。

夢幻
雷斗
エルダー様
DoLLs
Selcia