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伊「まったくなに風邪なんて引いてんのよ」
響「うう面目ないぞ」
伊「あんたねぇアイドルで更にユニットのリーダーなのに体調管理ぐらいしときなさいよ」
響「伊織が言うと説得力があるな…グズ」
伊「ほらっティッシュ鼻ちゃんと噛みなさい」
響「ごめんな伊織わざわざ家まで来てもらって」
伊「当然でしょ、なんたって私の大切な人なんだから」
響「大切な人…ひひっ伊織にも可愛らしいところあるんだな」
伊「ムキーうるさいわねとっとと寝て元気になりなさい」
響「でもイヌ美達のご飯が……」
伊「水瀬財閥が責任を持って保護してるから大丈夫よ、だいたい今ここにいたらうつっちゃうじゃない」
響「そうだな、ありがとう伊織おやすみ〜」
伊「ええお休みなさい」


響「元気100倍我那覇マン」
伊「なにバカなこと言ってんのよ」
響「ふ、ふ、ふ伊織に看病してもらったしもう大丈夫だな」
伊「まっ、こんだけ無駄口叩けるなら大丈夫ね、よかったわ」
響「おかゆおいしかったぞ。それと寝顔の写メもゲットしちゃったしついてるなぁ」
伊「なっ寝顔」
響「ああ寝顔」
伊「今すぐ消すか、社会的に消されたいかどっちがいい?」
響「消したぞ」
伊「はい偉い偉い」ナデナデ
響「言わなきゃよかった」ボソッ
伊「聞こえてるわよ」
響「地獄耳め」
伊「聞こえてるつーの」
伊「とりあえず元気になって良かったわ」
伊「あんたが元気ないの見るのは嫌だからね」
響「年下にそんな風に言われるなんて自分もまだまだだな」
伊「あらっ私のほうが背は高いわよ」
響「うっ…じ、自分のほうが胸でかいぞ」
伊「………言うわね」
響「いつも言われっぱなしは悔しいからな」
伊「…でもあんたより背が高くなって良かったわ」
響「なんでだ?」
伊「あんたを見上げるのはイヤなの」
響「えっ?」
伊「だって抱きしめるのに私のほうが低かったらかっこつかないでしょ?」



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