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「雪歩!これ…」
真ちゃんが、なにやらすごいものを持ってきた。なんというか、その…ラッピングが豪華すぎるというか…
「まぁまぁ、開けてみてよ」
「……!これって」
開けてみたら、これまたものすごいデコレーションのチョコが。見てるだけでいろいろと胸焼けしそうですぅ…
「だって、バレンタインデーだよ!女の子の日だよ!せっかくだから事務所のみんなに食べてもらおうと思ったんだ」
「え……そうなんだ」
…ガッカリしちゃ、ダメだよね。ゴメンね真ちゃん。
「なんでしょうか、この面妖なお菓子は」
「貴音さんも食べますか?」
「真ちゃんが作ってくれたんですぅ」
「ほう」
四条さんが、こっちを睨んだ、ような気がする…
「亜美、真美。あなたたちも頂いたらどうでしょう。私は少々雪歩とお話がありますゆえ」
「わー!おいしそー!」
「いっただきー!」
「あ!ちょっと貴音さん!」


「…雪歩、私以外からちょこを貰うとはどういった了見なのでしょうか」
もとからこういう目つきなのはわかっています。でも、今は…睨まれているのは確か、です。
「す…すいません。でも」
情けない抵抗は、四条さんに効くわけもなくて。
「言い訳は無用。どうやら、久々に仕置きが必要なようですね」
おしおき。怖いけど、ちょっと楽しみな行為。そう思ってしまうのは、四条さんのせい、ですぅ…
「いつもの蝋燭の代わりに、今宵はあれを使いましょう。私からの『ちょこ』、たくさん受けとってもらいますからね」
「はい…」
とっても甘い『おしおき』を想像しちゃって、心がきゅっとする。
ごめんなさい、真ちゃん。私、もう戻れないみたい。

続く

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