れっつすたでぃ
最終更新：ID:PsujrV2JKg 2012年06月18日(月) 08:51:22履歴
「まこと〜」
「急にどうしたの響」
事務所に響く特徴的なその声
だれなのかは見なくてもわかる
「助けてくれ〜」
「えっ？何かあったの？」
「……なんだ」
「えっ？」
「来週テストなんだぁ,全然勉強できてないんだよー」
どうやら彼女は最近のアイドル活動でなかなか授業を
受ける事ができなかったみたいだ
「勉強ならボクじゃなくて雪歩や千早に教えてもらえばいいじゃん」
ここで年下の名前がでるのは決して真が勉強が苦手というわけではない
ただただ千早が勉強ができるだけだ
「千早は春香といっしょにレッスン
雪歩は貴音と話してて周りを寄せ付けないオーラを放ってるんだ」
人を寄せ付けないオーラとはアイドルとしてどうなのかと思ったが
そこはスルーして事務所で最も頼りになる人物を提案する
「律子は？」
「あずささんを捜してる」
………
「小鳥さんは？」
「なんか薄い本を読みながら忙しいって言われたぞ」
（小鳥さん仕事してください）
そう考えながら彼女を助けることにした
「はぁしょうがないなぁ.何がわかんないの？」
きっと大丈夫なはずだ彼女は自分よりも年下
つまり自分がわからないような問題は出ない…………はず
「うーんそうだな……全部」
「お、おう」
何故かどや顔で話す響に正直少しいらっときた
だが仕方ない可愛らしい後輩が自分に助け舟を求めてきたのだ
（ここはかっこいいところを見せないと）
「ん？何か言ったか？」
「いや別に」
少し声にでていたようだ
「じゃあどの科目から始めようか」
「恋」
「ふざけないで」
「いや、別にあの歌嫌いではないけどさ」
「真に歌って欲しいよな〜」
同意を求められても困る
「この間歌っただろ。あれって響がリクエストしたんだよね？」
「違うぞ中の人だ」
「中の人？」
響のよくわからない（電波ともいえる）発言に戸惑いつつ最初の教科を選択する
「まあいいや、最初は数�気世諭�
「なんでわざわざ�気硲舛琶�けてるんだ？」
「さぁね、進学したら数�兇反遙造砲覆襪呂此�
よくわからない質問によくわからない答えを返す
「で、今授業でどこやってんの？」
「え〜とシン、コシン、タフデント」
「はっ？」
意味がわからないタフデントといえば小○製薬の除菌ができるあれしか思い出せない
今の高校はそんなこと習うのだろうか
「ん？」
「なんだ？」
「それってサイン、コサイン、タンジェントの事」
「あーそんなのだったかも」
（大丈夫なの？これ）
今更不安になってきた
さすがにサイン、コサイン、タンジェントの名前自体を間違える人は初めてだ
「そうそうそしたら三平方の定理ででるでしょ？」
「おおー真はやっぱりすごいな、自分とは大違いだぞ」
「なに言ってんのこの程度なら簡単にわかんないとダメだよ」
「何……だと…？」
「いやそんな本気で驚かれても」
そうして一週間がたった
最初は一日で辞めるつもりだったが
途中で投げ出すのは気が引け結局最後まで面倒を見ることにしたのだが
いつも完璧と言うだけはあり
非常に吸収が早く
応用問題も解けるほどまで成長した
そして運命の日がやってくる
「まこと〜」
「響おはよう今日答案返されたんだよね、どうだった？」
「……６点」
「ろ、６点」
「違うぞ86点」
「はち……やったじゃないか響」
「ま、まぁ自分完璧だからな」
（照れてる響可愛い）
「で、平均点は？」
「72点」
くっ
（今千早の声が聞こえたぞ疲れてるのかな）
「でも随分レベル高いんだね普通平均点って40点台だと思ってたけど」
「そうだな…何故かわかんないんだけど自分の点にイラってくるんだ」
「なんで？いい点だと思うけど」
「いや、なんか腹が立つさー」
「ははっ」
「じゃあ今日は響に奢ってもらおうかな」
「しょうがないなぁ、助けてもらったし」
「あれ響ちゃんと真お出かけ？」
「うん真に勉強教えてもらったお礼にランチに行くんだ」
「あーそういえばやってたね〜いいなぁ私も連れてってよ」
「悪いね春香今日デートだから」
「なっ…で、デート」
「そうでしょ最近あんまりデートできてなかったから久々にね」
「まぁそうなんだけど」
「さてと今日は響の奢りだしうんと高いの頼もうかな」
「そんな…あんまり高いのはダメだぞ」
「冗談だよ」
「もう…」
（膨れっ面の響マジ可愛い）
額にキスを落とす
「さっ行こうか」
驚いた表情から耳まで朱く染まった響を見る
「うん!!」
太陽の様な眩しい笑顔
（響には勝てないや）
「大好きだよ響」
「急にどうしたの響」
事務所に響く特徴的なその声
だれなのかは見なくてもわかる
「助けてくれ〜」
「えっ？何かあったの？」
「……なんだ」
「えっ？」
「来週テストなんだぁ,全然勉強できてないんだよー」
どうやら彼女は最近のアイドル活動でなかなか授業を
受ける事ができなかったみたいだ
「勉強ならボクじゃなくて雪歩や千早に教えてもらえばいいじゃん」
ここで年下の名前がでるのは決して真が勉強が苦手というわけではない
ただただ千早が勉強ができるだけだ
「千早は春香といっしょにレッスン
雪歩は貴音と話してて周りを寄せ付けないオーラを放ってるんだ」
人を寄せ付けないオーラとはアイドルとしてどうなのかと思ったが
そこはスルーして事務所で最も頼りになる人物を提案する
「律子は？」
「あずささんを捜してる」
………
「小鳥さんは？」
「なんか薄い本を読みながら忙しいって言われたぞ」
（小鳥さん仕事してください）
そう考えながら彼女を助けることにした
「はぁしょうがないなぁ.何がわかんないの？」
きっと大丈夫なはずだ彼女は自分よりも年下
つまり自分がわからないような問題は出ない…………はず
「うーんそうだな……全部」
「お、おう」
何故かどや顔で話す響に正直少しいらっときた
だが仕方ない可愛らしい後輩が自分に助け舟を求めてきたのだ
（ここはかっこいいところを見せないと）
「ん？何か言ったか？」
「いや別に」
少し声にでていたようだ
「じゃあどの科目から始めようか」
「恋」
「ふざけないで」
「いや、別にあの歌嫌いではないけどさ」
「真に歌って欲しいよな〜」
同意を求められても困る
「この間歌っただろ。あれって響がリクエストしたんだよね？」
「違うぞ中の人だ」
「中の人？」
響のよくわからない（電波ともいえる）発言に戸惑いつつ最初の教科を選択する
「まあいいや、最初は数�気世諭�
「なんでわざわざ�気硲舛琶�けてるんだ？」
「さぁね、進学したら数�兇反遙造砲覆襪呂此�
よくわからない質問によくわからない答えを返す
「で、今授業でどこやってんの？」
「え〜とシン、コシン、タフデント」
「はっ？」
意味がわからないタフデントといえば小○製薬の除菌ができるあれしか思い出せない
今の高校はそんなこと習うのだろうか
「ん？」
「なんだ？」
「それってサイン、コサイン、タンジェントの事」
「あーそんなのだったかも」
（大丈夫なの？これ）
今更不安になってきた
さすがにサイン、コサイン、タンジェントの名前自体を間違える人は初めてだ
「そうそうそしたら三平方の定理ででるでしょ？」
「おおー真はやっぱりすごいな、自分とは大違いだぞ」
「なに言ってんのこの程度なら簡単にわかんないとダメだよ」
「何……だと…？」
「いやそんな本気で驚かれても」
そうして一週間がたった
最初は一日で辞めるつもりだったが
途中で投げ出すのは気が引け結局最後まで面倒を見ることにしたのだが
いつも完璧と言うだけはあり
非常に吸収が早く
応用問題も解けるほどまで成長した
そして運命の日がやってくる
「まこと〜」
「響おはよう今日答案返されたんだよね、どうだった？」
「……６点」
「ろ、６点」
「違うぞ86点」
「はち……やったじゃないか響」
「ま、まぁ自分完璧だからな」
（照れてる響可愛い）
「で、平均点は？」
「72点」
くっ
（今千早の声が聞こえたぞ疲れてるのかな）
「でも随分レベル高いんだね普通平均点って40点台だと思ってたけど」
「そうだな…何故かわかんないんだけど自分の点にイラってくるんだ」
「なんで？いい点だと思うけど」
「いや、なんか腹が立つさー」
「ははっ」
「じゃあ今日は響に奢ってもらおうかな」
「しょうがないなぁ、助けてもらったし」
「あれ響ちゃんと真お出かけ？」
「うん真に勉強教えてもらったお礼にランチに行くんだ」
「あーそういえばやってたね〜いいなぁ私も連れてってよ」
「悪いね春香今日デートだから」
「なっ…で、デート」
「そうでしょ最近あんまりデートできてなかったから久々にね」
「まぁそうなんだけど」
「さてと今日は響の奢りだしうんと高いの頼もうかな」
「そんな…あんまり高いのはダメだぞ」
「冗談だよ」
「もう…」
（膨れっ面の響マジ可愛い）
額にキスを落とす
「さっ行こうか」
驚いた表情から耳まで朱く染まった響を見る
「うん!!」
太陽の様な眩しい笑顔
（響には勝てないや）
「大好きだよ響」
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