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「あれ、会議室に誰かいるの?」
「んっ……たかねぇ……」
「ひび……きっ……」
「お、お邪魔したわ!」

裸で抱き合いディープキスをしている二人を見て伊織はそっと扉を閉めた。
次の日。

「伊織殿、昨日はなぜ急に扉を閉めたのです」
「そうだぞ、用があるならあるって言ってくれればよかったのに」
「いやだって……あんたたちがお取込み中だったから」
「お取込み中って?」
「はて、なんのことやら」
「何とぼけてんのよ!裸で抱き合ってたじゃない」
「親友なら当然のことかと」
「伊織は誰かとそういうことしないのか?」
「え、まさかあんたたち……恋人って意識なしでアレをしてたわけ?」
「恋人?自分と貴音は親友だけど」
「そもそもあれとは何を指しているのやらさっぱり」
「はぁ……これは予想以上にヤバいわね」

かくかくしかじか、伊織が恥ずかしそうに説明を加える。

「えーっ?!あれって女同士でやったら恋人ってことになるのか?!」
「そもそも女同士で愛することが禁忌だとは初めて知りました」
「あんたら、今までよくこの業界で生きてこれたわね」
「辛い時はいつもお互い抱き合ってたからな」
「行為が終わった次の日の朝はとても気持ちのよいものです」
「ノロけるなぁっ!」

伊織のツッコミをよそに、貴音と響は相変わらず手を仲良く握り

「次はいつにしましょうか」
「そうだなー」

などとにこやかに会話を続けていた。

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