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伊織ちゃんは優しいです。
なぜかというと、私と仲良くしてくれるからです。
アイドルをやっていなかったら、絶対に巡り会うことはなかったでしょう。
私にとっての伊織ちゃんは、特別なんです。

「やよい・・・ごめんね・・・」

今伊織ちゃんは私にのしかかっています。
そして私の顔の両脇に手をついて、キスをします。
ごめんね、ごめんねって謝りながらです。

「んっ・・・ふぅ・・・っ」

どうして伊織ちゃんが謝るのでしょう。
悪いことをしているって思うから謝るのでしょうか。
女の子同士でこんなことをしちゃいけないって思っているからでしょうか。

それでも伊織ちゃんは一生懸命キスしてきます。
私は溢れそうになるよだれを、飲んで、また飲んでを繰り返します。
息ができなくなってむせそうになっても、伊織ちゃんはやめてくれません。
ざらざらとした舌が歯茎に触れるたびに、思わず力が入ってしまいます。
頭が真っ白になって、体の中心がじんじんして、ただ伊織ちゃんがいるって事しか考えられなくなって、意識していないのに体がびくって震えてしまいます。

それはとっても気持ちいいです。
ずっとそうしていたいって思います。
でもその反面、怖いとも思います。
伊織ちゃんがキスしてくれている間、私はぽろぽろ泣いてしまいます。
何でかはわかりません。
私にとっての伊織ちゃんは特別で、それは喜ばしい事なのに、なぜだか怖いんです。

涙を流す私をみて伊織ちゃんは、慰めようとしてもっとキスをします。
ぎゅって抱きしめてもくれます。
私はとっても嬉しいです。

だけども、涙は止まりません。

「好き、伊織ちゃん」

ごめんね、今度は泣かないから。

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