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「響ちゃん、聞いたわよ〜。マッサージ上手なんですって〜。」
「あずさ、美希から聞いたのか？」
「そうよ〜。胸が苦しかったのが凄く楽になったって言ってたわ〜。」
「自分もだけど、成長期だからなー。でも、あずさも成長期で胸が苦しいのか？」
「え〜っと、私も、まだ成長しているみたいね〜。それと、あと肩も苦しいかしら〜。」
「確かに最近は自分も、ダンスレッスンした後は、肩が、だるくなることがあるな。」
「そうなの〜。あと、全身のお手入れもしたいのだけど、手が届かないところもあって〜。
良かったら私の部屋で、お互いにマッサージのしあいっこしないかしら〜。」
「あずさも、マッサージできるのか？」
「そうね〜、伊織ちゃんや、やよいちゃんや、真ちゃんなんかは、
最初は恥ずかしがっていたけど、好きって言ってくれてたわね〜。
でも、お礼のマッサージには、まだ慣れないみたいなの〜。
千早ちゃんと雪歩ちゃんは、ずいぶん上手になったのだけれど、最近は忙しいみたいで〜。」
「そんなに大変なのか、あずさの胸と肩？」
「え〜っと、そうなの〜。だからお願いしても、いいかしら〜。」
「そういうことなら、なんくるないさー。」
「うふふ〜（やったわ〜）、よろしくね、響ちゃん。」