アイドルマスターエロパロ・百合SSまとめサイト

事務所の下の居酒屋でなく、わざわざ数駅離れた繁華街まで移動したのは
音無さんとサシで飲むのを誰にも見られたくなかった、それだけが理由だ。
指名がかかった時うすうす予想していたことが正しかった場合は尚更のことである。

腹に一物抱えているくせに、ニコニコ顔を崩さない彼女に少々焦れた俺は
ビールで乾杯し、突き出しに箸をのばしながら早速切り出した。
「さてと。そろそろ本題に入りませんか」
「あら、随分とせっかちなんですね」
「多忙な業界に生きてますからね。心の準備が要りそうな話ですか？」
「や、別にそんなに重たい話とかじゃなくて…」
そういってもうチューハイのお替わりをする小鳥さんの横顔を眺めてみる。
「あのさ、ぶっちゃけちゃうけど、千早ちゃんに手、出したりしてないよね？」
「……いきなりですね。気になりますか、やはり」
「そりゃね。最近あの子、結構人目も気にせずべたべたしているし」
「免疫ないですからね、千早は。信頼と愛情がごっちゃになるのは仕方ないかと」
「見ている分には可愛くていいんですけどね。……で？」
「この話、社長噛んでます？」
あからさまな気もするが、給料をもらう身であれば我が身を守る用心は欠かせない。

「ううん、全く個人的質問。何かあっても貴方たちの問題だと思ってるから。
ただ事実関係知ってる方が何かとフォローしやすいでしょ」
「そりゃどうも。タブーは犯していませんよ、今のところ」
「あらあら、意味深なのね」
「積極的に手を出す気はないですけれど、ものの弾みってこともありますから」
「可能性自体は否定しないんですね」
「そりゃまあ。でもあの子を担当していると我慢強さは鍛えられますからね」
「いろんな意味で？」
「ええ。でもね、中身知っちゃうと案外可愛いもんんですよ」
「はいはいご馳走様、ご馳走様」
「あの小鳥さん、ちょっとペース速すぎませんか？」
「ふん、いいのよ。呑まなきゃやってらんないから」
「自分から誘ってきたくせに」
「ねえ、手はだしてないっていってもキスくらいはしてるんでしょ？」
「参ったなぁ、そんな絡まないでくださいよ」

実際何度かキスはした。男と女の、というより挨拶みたいな可愛いものだが。
ただそれをこのお姉さんに言うべきなのか迷うところだが。
「正直にいえ、この野郎」
この程度の酒で酔うような女性じゃないから、呂律が回ってないのは演技だろう。
ガードを下げた振りをして相手の油断を誘い、事務所内の動向に関する情報収集。
それにしては微妙にひっかかる気がしなくもないが、程よく回ってきた酔いが
つい気を大きくしたのもあって、つい白状してしまった。

「このロリコン。犯罪者」
「痛て。そんなつつかないで、そこはこそばいから」
脇腹に刺さる彼女の手を押さえると、彼女は手をひっこめず指を絡めてきた。
「ほんとにそれで我慢できているの？一緒のベッドで寝たりしてないですか？」
「まさか、さすがに同じベッドはないですよ」
「ふーん、じゃあ泊めているのは否定しないんですね」
「だとしたら妬けますか？」
俺は軽く握り合った指に力をそっと加えた。
「馬鹿」
そういって振りほどこうとする指を、逃がさないよう握りしめる。
「問題が起きる前に我慢できる方法教えてあげましょうか」
今度は小鳥さんが指を握ってくる。少し汗ばんだ掌が熱い。

俺たちは居酒屋の会計を済ませると、繁華街の奥にあるホテル街に向かう。
「ホテルも部屋も全部任せますから……あとはあなたのしたいように」
「いいんですか、そういうので」
「ええ。それともあなた、アブノーマルなロリコン？」
「ロリコン言うな。あと、一応ノーマルのつもりですから」
「ふーん、そうなんですか」
人通りが途切れた一瞬を狙ってホテルに滑り込む。フロントのパネルを見ると、
なんとＳＭ部屋が空いていたので、うけ狙いと好奇心でそのスイッチを押す。

「まさかこの部屋を選ぶなんて……ほんとにアブノーマルはなしですよ」
「もちろんですよ、一回くらい入ってみたいと思っただけで」
真っ赤なライトに照らされた禍々しい磔台を見て、さっきまでお姉さんぶっていた
音無さんが急にしおらしくなったのが可愛くて、俺は強引に抱き寄せ唇を重ねる。
彼女も心得たもので、体をすりよせながら力を抜いて応えてくれる。
実際、千早とは軽く唇を合わせるキスをしたことがある。しかし小鳥さんとのキスは
それとは比べ物にならないくらい大人のキスだった。
そして俺の腰に回されていた彼女の手がシャツに潜り込んできたのを感じて
お返しとばかり、服の上から胸をまさぐり始める。

千早の胸に慣れた俺には、彼女の推定Ｄカップの乳房が妙に大きく感じる。
２０代後半とはいえ、張りも弾力も十分なその胸に夢中になった俺は
服越しの愛撫がもどかしくなり、ブラウスのボタンに手を伸ばす。
「ね、先シャワーあびよっか？ここも十分用意できているみたいだし」
小鳥さんはスラックスの前が盛り上がった俺の股間にそっと触れる。
そのとき、彼女の背後にあるものが目に入る。ふと悪戯心がわく。
「もう欲しくなった？　もうちょっといちゃいちゃしようよ」
そういいながら抱えた彼女を押すように壁際に移動する。
俺はもう一度彼女に唇をおしつけ、横目で壁をみながら位置を調節すると
彼女の右手を掴み、壁の金具から下がっている手錠をその手首にかけた。
「え、ちょ、ちょっとこれ…ねっ、冗談よね？　早く外してください」
「だーめ」俺は応えず、顔を離すと、左手も同じように手錠で拘束した。
ちょうど腹部あたりにある幅広い革製のバンドを回し、ぎりぎりの位置で固定する。
「ね、本気なの？」
事務所ではどんな修羅場になっても落ち着いている小鳥さんの焦った声と表情。
それが妙に艶かしく感じてしまい、さらに苛めたくなる。

「本気じゃないとこんなことしないよ。それに任せるっていったの小鳥だろ？」
緊張感を煽るめにわざと声のトーンを落とし、表情も欲望にぎらついた感じをだす。
「お願い。ふざけたのは謝るから。これはずしてシャワー浴びさせて」
「それが人にお願いする言葉遣い？小鳥はまだ自分の立場がわかってないな」
そういって俺は彼女のブラウスのボタンを順番にはずしていく。
前をはだけると、黒いレースのブラが見える。
「お願いします、なんでも言うこと聞きますからこれだけは外してください」
俺はそれには取り合わず、スカートのホックを外してジッパーを下ろす。
手を離すとスカートが足元に落下し、ブラとそろいの黒いショーツと、
それを包む黒のストッキングがあらわになる。
俺はかがんで、ストッキングを丁寧におろして脚から抜く。
そして、足首をつかむと、これもちょうどいい位置にある革のバンドで固定する。もう片足はそのままにする。


「さてと。準備もできたし、いまから味わわせてもらうよ」
遠慮なく手をかけたショーツの股間の部分は既に濡れて大きなしみができている。
「いやだ、見ないで。恥ずかしい」
「キスして縛りつけるだけでこんなになるなんて、小鳥ってＭなのか」
俺はショーツを下ろして片足から抜く。
「ほら、足開けよ。みえないだろ」

抵抗も懇願も効果がないと悟ったのか、小鳥は自ら束縛されていない左足をずらした。
「びしょびしょじゃん。さすがお子様の千早と違って小鳥はエロいな」
「や、やだ。やめて、お願い…恥ずかしい、いやだ」
小さい声でつぶやく小鳥にかまわず、俺は顔を近づける。熟した女の匂いと
微かな尿臭が興奮をさらに高める。俺は性器に口をつけ無遠慮に舐めまわした。
「ふぁ、あ、や、やめ、ああああ」
溢れる愛液を十分に楽しむと、立ち上がり背中に手を回してブラのホックを外す。
カップをずらし、濃い紅色の乳首をのせた乳房にかぶりつく。
「このまま犯されたいか？それともはずしてほしい？」
「あ、ああ、外してください」
「じゃあ、ちゃんと俺のいうとおりにするか？」
「はい、します。なんでもしますから、これ外してください」
「よし、なら外してやる。まずはしゃぶってもらおうか」

小鳥は脱がされかけた服のまま、ソファーにふんぞり返った俺の前に跪く。
スラックスを下ろしてトランクスもずらすと、顔をだした怒張をみて「あぁ」と
ため息をつく。そして潤んだ目で俺をみあげたまま口に含んだ。
ぽってりした肉厚の唇が先端を包み込むと、そのまま全てを飲み込み舌を絡める。
上下にしゃぶり、横にくわえ、そして玉のほうまで舌を使って丁寧に愛撫する。
「おいしいか、小鳥」
「はい、プロデューサーさんのペニス、とてもおいしいです」
「じゃあ俺がいくまで続けろ。全部飲むんだぞ。一滴でもこぼすとお仕置きだ」

そこから小鳥の本気モードのフェラが始まった。舌と唇が縦横無尽に動き回り、
不覚にも俺は短時間で絶頂まで追い込まれる。
俺は我慢する替わりに彼女の頭を撫で、それを合図と悟った小鳥はスパートをかける。
小鳥は俺の射精を悟ると、唇を固く絞り、口全体で吸い上げる。
脈動は何度も続き、しばらく禁欲していた俺は大量の精液を小鳥の口に注ぎ込む。
射精が終わると小鳥は最後の一滴まで搾り取るよう吸い込んでから離れた。
それからもう一度俺を見上げて、口を開いてみせる。
ピンクの唇の奥に、俺の放った精液がたまっている。
俺が彼女にうなずいてみせると、小鳥は俺を見つめたままそれを飲み込む。


一発抜いて余裕の出来た俺は、小鳥にさそわれるまま風呂に入る。
丁寧で優しい手つきに満足した俺はいい気分のままベッドにもどった。
小鳥の促すままにベッドの上に仰向けになる。その上に覆いかぶさった小鳥は
優しい慈母のような微笑をうかべ、キスからそのまま唇で全身を愛撫してくれる。
最後にペニスを軽くなめあげると、微笑みは妖艶な女の顔に急変する。
「可愛のね、今度はわたしの番よ。あなたをめちゃくちゃに犯してあげるわよ？」
そういうと、俺の上にまたがり、その部分にあてがう。
先端がぬるり包まれた瞬間、小鳥はストンと腰を落とし一気に奥までのみこんだ。
思わず声が出てしまう。きつさはないものの、砲身全体が均一に包み込まれる感触。
「あら、もうそんな声だしちゃって。まだまだこれからなのに」
そういった途端、ペニスがぎゅっと絞りあげられる。
小鳥が自らの意思で膣全体を締め上げていると理解したのは数秒あとだった。
そのときにはもう小鳥が動き始め、俺の上で妖しいとさえいえる笑みを浮かべて
俺を見つめながら、腰を上下させる。
「いいわ、その切なそう顔。とても感じちゃう。がんばって我慢してちょうだいね」
「あ、ちょ、小鳥さん、もうちょっと手加減して…」
「駄目よ、許してあげないから」

さらに動きは激しくなり、締め付ける圧力も増していく。
はやくも俺の頭の中に白い光がはじけてくるのに我慢できずに目をとじる。
時にはゆるやかに、時には早く。上下し、ねじり、こねまわされる。
小鳥から分泌される愛液が動きのなかでしぶき、結合部のまわりはびしょびしょに
なっていて、その音がさらに快感を増幅させる。

「ああ、いい、気持ちいい。あなたのペニス、すごく硬くていいわよ」
そういって俺にキスした彼女はそのまま耳を噛み、舌をさしこんでくる。
頭の内部に彼女の舌が奏でるぴちゃぴちゃという音がダイレクトに響く。
耳に飽きると彼女の口は首筋に移動する。動脈を舐め上げ、噛み、そして吸い付いた。
「キスマークつけといてあげる。千早ちゃんに見られないように気をつけてね」
それならつけるなよ、と飛びそうな意識の中で考えるが、もう抵抗どころではない。

その間も小鳥の腰の動きは休むことなく、俺のペニスを蹂躙し続けた。
「最初に抜いといてよかったわ、少しは長持ちするから」
つまり、すべて最初から彼女の思惑通りということか…
やがて小鳥自身も快感が高まってきたのか、唇の愛撫をやめると目をぎゅっと閉じ
自らの快感を追い始めるように、さらに腰の動きを強める。

こみあがってきた。それを、切れ切れの声で告げる。
「ん、まだ。まだだめよ、もうちょっとだから我慢して…」
「だ、だめ、でるよ小鳥さん」
「あとちょっと、うぅっ、あぁいいよ、奥にあたってすごくいいよ」
「もうほんとにだめ、出る」
「いい、いいよ出して、わたしもいくから、一緒に、あ、あ、あああああっ」
もう止めようがなかった。
小鳥のあそこが一際深く俺をくわえ込むと激しく締め付けてくる。
俺は先端で彼女の子宮口の探り当てた瞬間、はじけた。

先ほど大量に出したにもかかわらず、今度も長く放出がつづく。
「ああっすごい、精液が私の中にいっぱい…。いいよ、いっぱいにして」
長く続いた射精が終わると、小鳥がぐったりとして俺の上に体をもたれかける。
俺は手をまわしてそっと抱きしめた。


「ね、気持ちよかった？」
「…気持ちいいどころか、あのまま死ぬかと思うくらいよかった…」
「そう。よかった。わたしも久しぶりにいけたわよ」
「ほんとに？」
「ほんと。それにあんなたっぷり出してくれて。確実に妊娠しちゃうね、あれじゃ」
そういわれて、初めて避妊措置をとっていなかった事実に愕然とした。
「あははっ、焦ってるわね……大丈夫よ、ちゃんと避妊はしてるから」
「ピル？」
「まあね。それより欲求不満は解消されそう？」
「解消したけど、別の問題が出てきた」
「なあに？」
「小鳥さんの体がよすぎて忘れられなくなりそう」
「なんだ、そんなことなら。欲しくなったらいつでも相手してあげる。
あなたが担当アイドルを襲っちゃう前にね」
そういって俺の頬を撫でる彼女の顔には、いつもの優しい微笑が戻っている。
「その代わり、わたしが欲しくなったときには」
俺は答える替わりにその柔らかくてよく撓る体を強く抱きしめた。


おしまい。