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前作

 しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ
「はあ、はあ、はあ、はあ」
 876プロ所属アイドル・秋月涼の部屋。
 部屋の主である秋月涼は、一糸纏わぬ姿でベッドに腰掛け、そそり立ったイチモツをこすられて荒い息をついていた。
 涼の前で屈み込んでいるのは、マネージャーである岡本まなみ。
 眼前で熱く猛る涼のモノを手で包み、丹念にしごき上げている。
「いよいよ、オーディションですね。
 女の子の演技レッスン、お疲れ様です。涼さん」
 涼への奉仕を続けたまま、まなみは涼を見上げ、微笑みかけた。
「はい……まなみさんの、お蔭です」
 涼はまなみを見下ろし、快感に表情を歪ませながらも、笑みを返して応える。

 オーディションでの同期対決に敗れた涼は、社長の発案により様々なシチュエーションでの演技レッスンを続けた。
 急激な女装レッスンで、涼の精神は自己喪失の危機に直面したのである。
 そういった状況の中、涼はまなみに性的な関心を持ち、男としての欲望を抱く事で自己の安定を図った。
 そしてまなみはそれに応え、レッスンの合間を縫って涼の部屋を訪れ、性奉仕を行い涼の欲望を満たしたのだった。
 その効果は絶大であり、自分が男である事の拠り所を得た涼は、女の子の演技に対する抵抗を見事克服した。
 そして女性アイドルとしての魅力を磨き上げ、万全の態勢でオーディションに臨むに至ったのである。

「ふふっ。
 それじゃあ、レッスンを頑張り抜いた涼さんには……」
「……?」
 涼には、まなみが突然顔を伏せた理由が分からなかった。
 しかし、次の瞬間、
 ぴちゃ
「……あっ!」
 自らの陰茎を這う、温かく、柔らかく、湿った感触に驚き、声を上げる。
「ま、まなみさん!?」
 まなみが自分のモノを舐め上げた事をようやく理解し、涼は戸惑いの声を上げた。
「楽にしてて下さいね、涼さん」
 ぺちゃ、みちゅ、ぴちゅ
 涼のシャフトを登りながら回り踊るまなみの舌。
 やがて先端に到達し、舌を尖らせてその頂点を押さえ、尿道を刺激する。
「ひぁっ……!」
 まなみは張りのある亀頭の感触を舌で味わい、そして頭を涼の股間に沈め、涼のモノを咥え込んだ。
 じゅる、ちゅる、むちゅ
「ああ……ああ……まなみさんの、口にい……」
 剛直に吸い付き舐め回しながら揺れ動くまなみの頭に手を置き、涼は快楽の呻きを上げる。
 暖かく湿ったまなみの口腔で、未知の感覚に翻弄され、涼の限界が迫ってきた。
「まなみさん、僕、もうイきます。だから、離して……!」
 まなみの頭が動きを止める。しかし……。
「……っぁあ!? はあっ! ああ!!」
 涼の懇願に反し、舌を絡ませたまま、頭を上下に激しく振った。
 じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ
 既に限界を迎えようとしていた涼は、唇と舌と口内でしごかれ、あえなく絶頂に達する。
「っは……!!」
 どくっ、どくっ、どくっ
 まなみの喉に流し込まれる涼の精液。
 こく……こく……という嚥下の音が、途切れ途切れに涼の耳に届いた。
「はああああ…………」
 切なげに長く伸びる涼の吐息。
 どさ、と仰向けに倒れ込み、涼は満足と至福の余韻を揺蕩うのだった。

 そして。

 涼はオーディションで特訓の成果をいかんなく発揮し、トップで合格。
 自らのアイドルランクをDランクへと押し進めた。

「それでは、改めて……。
 涼さん、おめでとうございます」
「有難うございます。まなみさん」
 事務所から涼の部屋へと戻り、涼はまなみの祝福に応えた。
「社長も言っていましたけど、ここからが勝負なんですね。
 他の事務所のアイドルとの競争も本格化するって」
「そうですね。
 ……だから、涼さん?」
「はい?」
 まなみは衣服のボタンを外し、1つ1つ脱ぎ始めた。
 しゅる、ぱさ、ぱさ、ぱさ……と、床に布が落ちる音が続く。
「ま、まなみさん!?」
 最後にパンティーを脚から外し、涼に向き直る。
 まなみの全裸姿を見るのは初めてだった。
 眼前の光景に圧倒され、動けないでいる涼に歩み寄り、耳元で囁く。

「女の子のアイドルとして頑張っていくため……。
 今日一晩は、『男』になりましょう。涼さん……」

 衣服を脱がされ、揃って一糸纏わぬ姿となってまなみと向き合った涼。
 正面から抱き合い、互いに自らの身体を擦り付け合う。
「ああ……まなみさん。柔らかくて、あったかい」
「涼さんの肌……すべすべで、気持ち良い」
 裸体の感触を楽しんだ後、二人は唇を合わせて舌を絡ませた。
 互いを存分に味わい尽くすかのように、ゆっくりゆっくりとキスを交わし、涼とまなみはベッドへと向かった。

「ん……はあ……ああん……」
 仰向けになったまなみは、胸に涼の掌を感じ、切なげに息を漏らした。
 涼の手の動きに合わせて形を変える豊かな乳房。やがて、その頂点がしこり、存在を主張する。
「まなみさん……ここ、硬くなってますよ」
 指先でまなみの乳首に触れ、軽く押さえながら回すと、まなみの息が更に乱れた。
 一方の乳首は指で弄ったまま。もう片方の指を離す。
 そして、涼はその空いた乳首を舌で舐め上げ、唇を触れさせて吸い付いた。
「んっ……! はぁん、んん……!」
 起き上がりこぼしの様な頑迷さで直立を保とうとするその先端を舌で転がしつつ、涼はまなみの表情を伺う。
「まなみさんって、胸が敏感ですね」
「やぁん、涼さん、そんな事……」
 一旦口を離してまなみに微笑みかけると、まなみは恥ずかしそうに目を逸らした。
「ふふ……それじゃあ、こっちはどうですか?」
 涼は、まなみの胸から腰、下腹部を伝い、さらにその下に手を降ろし、割れ目を下からなぞり上げる。
「んん……!」
 その指はまなみの割れ目を縦断し、その先に位置する突起に触れた。
「っあ! ああ……!」
「気持ち良いですか? まなみさん」
「ふあ……! はあん! ふう……っん! ああん!
 涼さん……! そんなにされたら、私……!」
 乳首とクリトリス。2つの突起を刺激しながら、涼はまなみの顔を覗き込む。
 羞恥と快楽で顔を真っ赤にしながら啼き声を上げるまなみの表情が、涼の男を刺激する。
「まなみさん……そんな切ない顔でいやらしい声を聞かされたら、僕、興奮しちゃいます」
「……涼さんのえっち」
 声音は拗ねた様な響きがあったが、その口元は笑みを浮かべ、瞳は更なる快楽を求め、訴えていた。
「まなみさん。
 僕、まなみさんのここ、じっくり見てみたい……」
 涼はまなみの両膝の間に割り込み、腰を下ろす。そして太ももにそれぞれ手を当て、押し広げた。
「ああ……」
 恥ずかしい部分を晒され目の当たりにされる興奮に、まなみの肢体が震える。
 自らの下の口がはしたなくも涎を垂らし、会陰を通って尻まで伝っていくのを感じた。
「そっか。濡れるときって、こんな風なんですね」
「やだ。涼さん。そんな事言っちゃ嫌です」
 その声がちゃんと届いたかどうか。まなみには分からなかった。
 涼の関心は、初めて眼前で目の当たりにする女性の部分に全て向いているようにしか見えなかった。

「はあ、んん……。んっ! あん! っは……!」
「はあ、はあ、はあ、はあ……」
 にゅちゅ、ぬちょ、にゅちゃ、にちゅ、ぬちゅ
 まなみの嬌声と、涼の荒い吐息、そして淫靡な水音が支配する涼の部屋。
 まなみのヴァギナが涼の指によって侵入され、膣壁をこすられて掻き回される。
 そして涼はもう一方の手でクリトリスを外皮越しに刺激した。

 年下の男の子に股を開かされ、間近で性器を見られながら、玩具の様に好き放題に弄られる。

 自らが置かれた、あまりにも倒錯的な現状が、まなみの精神を背徳で塗り固めていく。
 もはやその頭の中には、愛しい担当アイドルの性欲を受け止め、快楽に身を震わせる事しか存在しなかった。

「まなみさぁん……!」
 ぺちょ、ぴちゃ、じゅる
 感極まった声と共に涼はまなみの股に顔をうずめ、まなみの秘裂とディープキスを交わす。
 舌先に力を入れてクレバスを割り開き、まなみの中を舐め回して、そして唇でクリトリスを挟み込み、吸い付く。
「はぁん! あん! あん! ああん!!」
 手指で弄られ、既にこの上ない興奮を味わっていたまなみ。
 その上で更に女の部分を涼の舌で蹂躙されては、もう一溜まりもない。
「はああああああああん!!」
 背中を反らし、全身を震わせ。
 まなみは絶頂へと押し上げられた。

「まなみさん。僕、もう……!」
「ええ。来て下さい。涼さん。
 涼さんの初めて……下さい」
 覆い被さる涼のモノに手を添え、自らのもとへと誘導するまなみ。
 初体験への期待に打ち震えながら、涼はまなみに身体を寄せ、誘導に従ってその先端をまなみの秘裂に接触させる。
 そして、腰を進めて少しずつ自分自身をまなみの中へと埋没させた。
「う……ううう……ううううう……!!」
 未経験の男根を迎える、膣壁からの快楽の洗礼。
 涼は呻き声を上げ、身体を突き抜ける快感を堪え、耐えた。そうしないと、進めなかった。
「はあ、はあ……涼さんの、涼さんのぉ、おちんちんんん……。
 奥にぃ……もっと奥に下さいぃ」
 まなみの奥深くへと進みゆく涼。やがて、根元まで入り込み、互いの下腹部が密着する。
「はあ……はあ……入った……
 僕……まなみさんの中に……」
「はい……私の中、涼さんでいっぱいです」
 互いに見つめ合い、そして涼はゆっくりと腰を動かし始めた。
「うう……う……。
 はあ……」
 抜く度に、突く度に吐息が漏れる。
 そうして数度、まなみの膣口を往復すると、涼のシャフトに愛液が絡み、程好い滑りを生み出す。
 そして、涼は徐々に徐々にと腰の動きを速め、まなみの中で自らを擦り付けた。
 ぬちゅ、ぶちゅ、じゅぷ、ぬちゃ
 液が溢れ出すまなみの裂け目が湿った音を響かせる。
「あん! あん! あん! あん!」
 涼の律動に揺すられる度に、膣壁が快楽の喜びを訴え、まなみの口から嬌声が漏れる。
「はあ、はあ。凄い……。
 僕……まなみさんの中に入ってる。まなみさんとセックスしてる! 
 まなみさんを……犯してる!」
 もはや涼の動きに歯止めは無くなり、夢中になって腰を振りたくる。
 ぴたぴたぴたぴた、と、互いがぶつかり触れ合う音がリズムを刻んだ。

「涼さん……」
「はい……?」
 息を切らせて掠れた声に、涼は顔を上げる。そこには、涼の抽送に蕩けきったまなみの顔があった。
「私。おクスリ飲んでますから……。
 だから、涼さん。そのまま私の中でイって下さい」
「まなみさん……。
 分かりました。僕……イきます!」
 涼は上体を少し起こしてまなみの脇下を掴み力を込めて渾身のピストン運動を始めた。
 絶頂を求め、まなみの中を激しく動き、掻き回し。暴れる。
「あああぁぁああああぁああぁああああぁあああ」
 フィニッシュに向けた涼の荒々しい腰づかいに、意味のない絶叫を上げる。
「まなみさん……僕。もうイきます。
 まなみさんの中に。出します!!」
「はあ、はあ。
 りょ、涼さん!!」
 今にも飲み込まれんばかりの快感の中で、まなみは半ば無理矢理に呼吸を整え、涼の顔を掌で挟み、自分に向けた。
「ま、まなみさん……?」
 まなみに顔を寄せられ、涼の視界がまなみの顔で占められる。
「よく見て下さい。涼さん。『初めての女』の顔、見ながらイって下さい!!」
「まなみさん……。
 まなみさん、まなみさん、まなみさん!!」
「あああぁああぁあああ。イク、イク、いくうぅぅぅぅうぅぅ!」
「ああああああ!!
 出る!! 出るうぅぅ!!」

「あああああああああああああああああああああああ!!!」

 ビクビクと脈動する涼の男根。流し込まれる熱い精液の感触。
 その全てを注ぎ終え、涼はまなみの上に倒れ伏した。
「はあ……はあ……。
 まなみさん……」
「涼さん……いっぱい出ましたね」
「はい……とっても……。
 とっても気持ちよかった……」
「ふふっ。それじゃあ、きれいにしましょうね」
 身体の向きを90度回転させてベッドに横向きになると、まなみは気怠い身体を引きずり、涼の下半身へとずれて行った。
 ぺちょっ
「あっ……!」
 精液と自らの愛液にまみれた肉棒を口に含み、丹念に舐め回し、清めていく。
「はあぁぁ。ま、まなみさん、そんなにされると……!」
 切なげに声を上げる涼。
 まなみの舌に絡まれ、涼の男性器はあっという間に勢いを取り戻してそそり立つ。
「あら。涼さんったら、とっても元気ですね。
 大丈夫ですよ。涼さん。
 まだまだ時間はありますから。何度でも……」
「ま、まなみさん……!」
「ふふっ。落ち着いて下さい。涼さん。
 今晩は、たっぷり、楽しみましょうね」

 その晩、涼は、それから幾度も幾度もまなみに求めた。
 そして、覚えたての快感を飽きる事無く貪り、いつ果てるともなく、己の欲望をぶちまけるのであった。

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