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あずさのしなやかな指がなぞるたびに真の白い腹がひくひくと波打つ。 唇からは呻き声とも嬌声とも取れない声が漏れるばかりである。 真は更なる快楽を求める欲望と、それを押しとどめようとする理性との狭間で揺れている。 あずさはその状態を引き起こしたのは自分であるということに愉悦を覚えた。 真の中の揺れ続ける天秤を色欲の方へ傾けてやろうとその指をさらに下へ下へと向ける。 はっ、と真が息をのむのが聞こえた。何をされるのか理解したのだろう。だがその青い瞳は熱を帯びていて、次に与えられる快楽を待ち望んでいるようにもみえる。もう片方の手は脱げかけたジャージの間から直に真の小ぶりな胸をまさぐり続けていた。 真は胸の頂をくりくりと弄るたびに太ももをもぞもぞと動かしている


「あらあら、もっとほしいのかしら?」
 そういって到達した指を下着へ引っかける。が、脱がすのかと思いきやそのままゆっくりと下着の中へ手を侵入させた。
「や、やめてください…っ」
「うふふっあったかぁーい…」
 真の懇願を無視して秘部をなであげる。それだけなのにくちゅくちゅと水音が部屋に響いた。
「いやじゃないんでしょう?足もゆるーく閉めようとしてるだけだし。ほら…こんなにぐしょぐしょになっちゃってるわよ。」
 自分でもそれは理解していたが、あずさに言われることでさらに羞恥心をあおられる。いつものじゃれあいとは違いこれは性交だ。しかも同性同士で。真もまさかあずさとするなんて思ってもみなかっただろう。
 そんな真の苦悩などお構いなしに彼女を見つめるあずさの眼は炎に照らされているように真っ赤に鈍く光っている。
(あずささんの眼、赤いのは元からだけど…)
 
 そんなことをよく回らない頭でぼんやり考えていたら、往復していた指を挿し入れられる。
 いきなりの異物感に思わず力んでぎゅうっと指を締め付けてしまった
「う…くぅっ…」
 真が苦しそうな声をあげる。まだ慣れていないのだろうか、指を挿入されやや苦痛を感じているようであった
「大丈夫よ。力抜いてみて」
「ち…からっ、抜けっていって…も」
 確かにいきなりの圧迫感に耐えながら力を抜けと言っても無理な話だ。真には痛い思いをさせたくはない。と思いこちらから何とかしてあげようとあずさは指を入れたまま首筋を舌でなぞった。
「ふあっ!」
 上ずった声がひびく。なぞるだけでなく軽く噛み、吸いつき赤い印を残す。首筋に伝わる生ぬるい快感に神経を集中させている間に徐々に力が抜けていった。そのまま舌で下へとなぞりながら乳首をくわえ、ちゅうっ、と吸う。
「やぁっ…やめっ」
「やめなーい」
 小さいがしっかりと女性的な柔らかさをもっている真の胸。先ほどさんざん弄ったせいかその綺麗な桜色の先端はしっかりと固く主張している。舌でねぶりながら唇で強めにくにくにと乳首を咥えてやるとひゃんっと子犬のような声を上げた。と、同時に秘部からどぷ、と蜜があふれ出すのがわかった。いれたままの指でそれをかきまぜようとするが、落ち着きなく悶えて動くのでやりにくい。

 下着が邪魔なのでいったん指を抜いて脱がそう。やめろといった割には、力の入らない腰を少し浮かしてあずさが脱がしやすいようにしている。そんな不器用な反応をする真が愛しい。
「うふふっ。かわいいわねえ真ちゃん。」
あずさは嬉しそうににこにこと微笑んでいる。が、その下に色欲が透けているのが真には分かった。
 真の全てが見たい。快感に溺れる真も羞恥に頬を染める真も全て自分のものにしてしまいたい。真が欲しい。

(っと、危ない危ない。暴走しすぎるのはよくないわ。このまま右足にひっかけて…そのほうが見ためがもっとえっちだし)
 そんな変態じみたことを考えながら、真に見せつけるように蜜のついた指をぴちゃぴちゃと舐める。
 それを見た真は真っ赤に顔を染めた(最初から赤かったから変わりないようにも見えるが)。

 さて、もうそろそろ大丈夫だろう。
 あずさは笑みを浮かべながら蜜まみれから唾液まみれになってぬらぬらと光る中指を秘部に添え、そのまま沈めていった。真は苦悶の表情を浮かべていたが先ほどよりずっと楽になっているようだ。指も真に無理をさせない程度に動かせるようになっていたので腹の向きへ鉤状にし大きくかき混ぜた。

「ふっ…んんっ!」
 本格的に苦痛より快感のほうが大きくなってきたようで、真は喘ぎ声をあげる。
 あずさは指に伝わる感覚と、真の反応からある一点を見つけ出しそこを集中して責め立てた。
「あっ!?あずささっ…そこっ…は!!」
「うふふ…ここでしょう?真ちゃんが一番気持ちいいの?」
「ちがっ!ちがいま、すっ…!」
 "そこ"をぐりぐりと刺激してやると蜜がどんどんあふれ、空気と混じったことで入り口で小さな泡が立った。 
 くぽっくぷっぐちゅ、と淫らな水音が事務所に響く。
「すごいわねえ真ちゃん。ここからすごくいやらしい音がするわぁ…ぐちゅぐちゅ〜って…」
「やだっ!やだっ…あずささん…言わないでぇっ…」
「あらあら、も〜っとえっちなのが出てきちゃった。」
 
 言葉責めするとさらに蜜があふれ出してくる。真にはMっ気がありそうだとは思っていたがその通りだったとは。
 言葉責めはここまでにしておいて、そろそろイかせてあげたほうがいいのかもしれない。真は先ほどから指の動きに合わせて喘いでいるが苦しそうだ。酸素を求めはだけてしまった胸がせわしなく上下している。時々、んぐっと唾を飲み込むがすこし口の端から溢れて流れた。その時の喉の動きがなまめかしい。
 観察はほどほどにして最後にちょっと聞いておきましょう、と真に顔を近づける。
「真ちゃん、こういうの嫌じゃない?」
いまさら何を聞いているんだと自分でも思いつつ、唇の端から漏れた唾液を舐めとる。
「っは…や、じゃないですっ…き…もち…いいです!あずっ…さ…、あずさ…さん、すき…」
息も絶え絶えに真が答える。思いもしない告白に顔を赤らめながらもう一度真に口づけた。
「私も、私も大好きよ、真ちゃん」
そう言ってあずさは責めを再開する。指の抜き差しを激しくしながら、親指は肉芽へも刺激を絶えず与える。指を動かすたび蜜が飛び散った。
「うぁっ!!あずささんっ!あずささん!!」
 あずささん、あずささんとうわ言のようにくり返す真の唇を塞いで舌を絡める。真の頭の中はもう何が何だかわからなくなってきていた。どんどん高みへ引っ張られている感じがする。限界が近い。
「――――――――――――――っ!!」
 肉芽をぎゅっと押しつぶされ、声にならない叫び声をあげる。腹の下のあたりがきゅうっと締まる感じがした。そこから足の先、頭の天辺まで鋭い感覚が走りそれがじわりとした心地よい痺れに変わって、頭の中が支配される。そのままぬるま湯に沈むような感覚に、真は意識を手放した。








「はっ!!」
 目が覚めると事務所の仮眠室の天井が見えた。ベッドで眠っていたのは自分しかいない。
(にしてもとんでもない夢だった…。あずささんとあんなことを…)
 快楽を求め乱れる自分を思い出すと顔が真っ赤になる。
(夢は己の願望を表すとかそんなことを言う気がするけど自分がそんな…。いやいや。)
 こんな夢を見たのも眠る前に自慰をしていたからだろう。ああそうだ、あずささんのことを考えながらしていたからだ。本人には「好きだからあなたのことを考えながらソロでレッスンしていました!性的な意味で!」なんて死んでも言えない。言ったら大変なことになることは予想できる。
 と、ふと違和感に気づいた。自分はどこで眠ろうとしていた?いつもみんな集まるソファでうとうとしつつ、そのまま…
 何かがおかしいと起き上がった。自分からあずさの匂いがする、と思って着ているものを見てみた。自分のものにしては大きい黒いシャツ、紫のトレーニングウェア。見覚えがある。これは…。


「あら、起きたのね真ちゃん」
 にこにこと笑み浮かべながら部屋にあずさが入ってきた。そう、今着ているのはあずさのレッスン着だ。
「あの、あのあのあの…!」
 混乱して何を言ったらいいのかわからない。夢ではないというのか。あずさは真に冷えたミネラルウォーターを渡しながら決定的な事実を告げた。
「うふふ…真ちゃん、かわいかったわよぉ。あんな、あーんな…!」
あずさも思い出して興奮してきたのだろうか顔を赤くしている。
「あ、真ちゃんの身体、汗とかいろいろなのでぐっしょりだったから流しておいたわね〜。ふふっ」
いろいろの部分は何となくわかったが考えたくない。シャワー室にはどうやって連れていかれたのだろうか。
 そんなことより、夢ではなく現実だということを思い知らされ、真も記憶が鮮明になってきた。
 ソファーの上であずさのことを想いつつ自慰をしていたら彼女が入ってきたのだ。それを見たあずさが何をしているのかと興奮気味に迫り…。
 そう、先ほど危惧していた『大変なこと』が起こったのだった。

 ひそかに思いを寄せていたとはいえ、これはいいんだろうか。どさくさで告白した気もするが結果的に良かったといえばよかったのかも…。
「いやいやいやいやいや…よくないよくない!!よくないです!!」
 ガバッと勢いよくベッドの上に立つとギシギシと音が鳴った。ベッドに座っていたあずさも驚いた顔をしている。が、そのあと一点を見つめた。
「ん?どこみてるんです…か!」
スースーしているとは思ったが下になにも穿いていない。
「わーーーーっ!!!なんで!ボクなにも穿いてないんですかっ!?」
「だって…あんなにぐしょぐしょになってるのはくのもいやでしょ?だからー」
あずさのバッグから確かにぐしょぐしょになったショーツがのぞいていた。
「あっ、あれ、もらってもいいわよねえ?いま新しいの買ってきたし〜」
どうするつもりですかと聞きたくなったが恐ろしい答えが返ってきそうだからやめておいた。
「だからってこのままにするなんて!誰かに見られたら恥ずかしいじゃないですか…」
「アレよ、パンツじゃないからなんとか〜!って前はやったじゃない?」
「パンツじゃないからってレベルじゃないですよ!!」
「そうねえ、私以外の人が見るのもあまり好ましくないから気をつけるわねえ」
唐突に自分に対する独占欲を示され心臓が高鳴るのを感じつつ真は顔をそらした。



ついでにあずさが買ってきたのはオープンクロッチのやたらかわいいランジェリーであることを真はまだ知らない―――――

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