最終更新:ID:VTEOZyg86A 2012年03月26日(月) 11:01:43履歴
765事務所。
P「あー、仕事とれねえしどっすかねえ……お?」
P「もうバレンタインか……はは」
P「チョコくれる人なんて、どうせ仕事仲間ぐらいだしなあ…そういや去年は社長にももらったっけ」
P「春香のやつはうまかったなあ。あいつホントああいうことやらせると765一だわ。
つか、あれ受け取った時の千早の顔クール過ぎて逆に吹いたっけ。
後で、こっそり春香と隠れて見てたら、むっちゃそわそわしだして……あいつ春香のこと好きすぎるだろ」
P「そういや、美希のやつが真にあげるからって練習台替わりに持ってきたやつはひどかったなあ。
律子にもあげてたけど、あいつ正直だから完全に美希にキレて俺はとばっちり受けちまったっけ。
まあどうせ照れ隠しに俺に八つ当たりした口だろうけど……」
P「今年も……ちょっとくらいおこぼれもらえるかな……」
P「……痛いのは嫌だな」
P「はっ! いかんいかん、サボってる暇じゃない」
P「バレンタイン……企画……友チョコ、義理チョコ、ありがとチョコ、百合チョコ……」
P「……バレンタインから離れよう」
小鳥「プロデューサーさん? 眉間にシワ寄せてると老けちゃいますよ」
P「うお!? こ、小鳥さんいつから……」
小鳥「仕事とれねえしってとこくらいから」
P(うへえ)
小鳥「それより、気づいてます? 最近、みんなそわそわしてます」
P「へ? そっすか? 確かに真にファンからのフライングチョコが多くて、
雪歩と美希あたりがそわそわっつーか、ぎらぎらしてるっちゃしてますけど」
小鳥「それも、ありますけど、そういう殺気だったのは別として……実は、小耳に挟んだのですが、
どうやら、バレンタインでチョコを渡して、
意中の相手を落とした人に社長からサプライズプレゼントとして、
2泊3日の温泉旅行がプレゼントされるらしいんです」
P「はあ?! ほんまにですか!? ……何考えてるんだあのおっさんは?」
小鳥「社長から聞いたんで間違いないです」
P「って、直接聞いたんかい」
小鳥「というか私がそう言わせたんですけどね」
P「いったい……どうやったらそんなこと」
小鳥「ともかく、今その話で765はもちきりですよ!」
P「えええ、撒いたのあんたでしょ」
小鳥「ちなみに、旅行はもちろん保護者同伴です」
P「はあ? そうですか」
小鳥「わかりませんか?つまり、私かあなたのどちらかがそのイベントに着いていくってことなんです」
P「え、ええ。はい。そ、それで…?」
小鳥「にぶいですね。想いを遂げた二人が初の温泉旅行ですることといったらせ」
P「ちょおおおお!?」
小鳥「うるさいですよ」
小鳥「という風に、あたかも着いていくことが当たり前であるかのようにして、
二人の愛の軌跡を拝むことが可能なんですよ!」
P「はあ」
小鳥「行きたくなりました?」
P「いや、そりゃ、まああいつらのきゃっきゃうふふなところを見れるなら行きたくないとは言いませんけど」
P「俺、今月の仕事のノルマ全然こなせてませんし……」
小鳥「その仕事の一巻と言ったら納得していただけますか?」
P「どういうことです?」
小鳥「どうして、お仕事取れないかわかりますか? 売り込むものが少ないから、
アイドル達の良さが伝わらない。写真や文章、歌。一つ一つは秀でていても、光らない。
なら、私たちで新たにその媒体を作ってしまえばいいんです。企画ですよ、企画!」
P「へ?」
小鳥「このドタバタ百合コメディなバレンタイン劇を生かすんです。
さあ、思い立ったらすぐ行動ですよ」
P「お、俺はまだ何も……」
小鳥「さっそく作戦会議です!
この企画に、より貢献した方がウハウハ百合ランドの切符を手にします」
小鳥「わかりましたか?」
P「わかりません」
小鳥「もう! わからずや!」
P「ええ、俺が悪いの?!」
小鳥「いいです。プロデューサーさんがそのつもりなら、私が勝手にやってますから」
P「怒らないでくださいよ……」
小鳥「呆れてるだけです。共に誓い合った百合紳士だと思ってたのに」
小鳥「この企画はあなたのためにでもあるんですからね」
P「だって、俺みたいなおっさんがいい年して、若い子のしかもデートの同伴だなんて、
完全に邪魔者むしろ変質者じゃないですか……」
小鳥「はあ、長いこと濃厚な百合を見ていないから感覚が鈍ってるんですね」
P「そ、そんなこと言われても」
小鳥「ねえ、プロデューサーさん。小学生でも解ける問題です。
雪歩ちゃんと真くんとプロデューサーさんでアイスを2つ買いました。
ペロペロしたら練乳が出てくるタイプです。
さて、一つを雪歩ちゃんに渡した場合、もう一つは誰に渡せばよいでしょうか。
さあ、答えてください」
P「い、意味がわからんが、そんなの俺に決まって……いや、なんで俺なんだ……?
いや、普通俺が奢って二人に渡すべきだろ?違うのか?
ホントの俺はアイスごときで理性を失う欲深い人間なのか?」
小鳥「違う、違うんです。あなたは正しい。それが、真理です。
残りのアイスをあなたが得ることで、否応なく二人は一本を互いにペロペロするしかなくなるから。
だから、それが正解です」
P「お、俺はどうしちまったんだ……な、なんでそんなことを」
小鳥「認めてください。あなたは、百合スキーだと。少女と少女が恥じらいながら、
頬を染め、二人で一本のアイスを頬ばり指を絡め合う姿を求めてしまったことを」
P「うううっ……ううっ……お、俺は……小鳥さんっ……」
小鳥「一緒にゆりんゆりんな新765を建設していきましょう?」
P「ぐううっ……うっうっ……は、はいっ……ありがとうございます!」
小鳥「さあ! さっそくゲームを始めましょうか!」
P「ええ!小鳥さん!」
P「あー、仕事とれねえしどっすかねえ……お?」
P「もうバレンタインか……はは」
P「チョコくれる人なんて、どうせ仕事仲間ぐらいだしなあ…そういや去年は社長にももらったっけ」
P「春香のやつはうまかったなあ。あいつホントああいうことやらせると765一だわ。
つか、あれ受け取った時の千早の顔クール過ぎて逆に吹いたっけ。
後で、こっそり春香と隠れて見てたら、むっちゃそわそわしだして……あいつ春香のこと好きすぎるだろ」
P「そういや、美希のやつが真にあげるからって練習台替わりに持ってきたやつはひどかったなあ。
律子にもあげてたけど、あいつ正直だから完全に美希にキレて俺はとばっちり受けちまったっけ。
まあどうせ照れ隠しに俺に八つ当たりした口だろうけど……」
P「今年も……ちょっとくらいおこぼれもらえるかな……」
P「……痛いのは嫌だな」
P「はっ! いかんいかん、サボってる暇じゃない」
P「バレンタイン……企画……友チョコ、義理チョコ、ありがとチョコ、百合チョコ……」
P「……バレンタインから離れよう」
小鳥「プロデューサーさん? 眉間にシワ寄せてると老けちゃいますよ」
P「うお!? こ、小鳥さんいつから……」
小鳥「仕事とれねえしってとこくらいから」
P(うへえ)
小鳥「それより、気づいてます? 最近、みんなそわそわしてます」
P「へ? そっすか? 確かに真にファンからのフライングチョコが多くて、
雪歩と美希あたりがそわそわっつーか、ぎらぎらしてるっちゃしてますけど」
小鳥「それも、ありますけど、そういう殺気だったのは別として……実は、小耳に挟んだのですが、
どうやら、バレンタインでチョコを渡して、
意中の相手を落とした人に社長からサプライズプレゼントとして、
2泊3日の温泉旅行がプレゼントされるらしいんです」
P「はあ?! ほんまにですか!? ……何考えてるんだあのおっさんは?」
小鳥「社長から聞いたんで間違いないです」
P「って、直接聞いたんかい」
小鳥「というか私がそう言わせたんですけどね」
P「いったい……どうやったらそんなこと」
小鳥「ともかく、今その話で765はもちきりですよ!」
P「えええ、撒いたのあんたでしょ」
小鳥「ちなみに、旅行はもちろん保護者同伴です」
P「はあ? そうですか」
小鳥「わかりませんか?つまり、私かあなたのどちらかがそのイベントに着いていくってことなんです」
P「え、ええ。はい。そ、それで…?」
小鳥「にぶいですね。想いを遂げた二人が初の温泉旅行ですることといったらせ」
P「ちょおおおお!?」
小鳥「うるさいですよ」
小鳥「という風に、あたかも着いていくことが当たり前であるかのようにして、
二人の愛の軌跡を拝むことが可能なんですよ!」
P「はあ」
小鳥「行きたくなりました?」
P「いや、そりゃ、まああいつらのきゃっきゃうふふなところを見れるなら行きたくないとは言いませんけど」
P「俺、今月の仕事のノルマ全然こなせてませんし……」
小鳥「その仕事の一巻と言ったら納得していただけますか?」
P「どういうことです?」
小鳥「どうして、お仕事取れないかわかりますか? 売り込むものが少ないから、
アイドル達の良さが伝わらない。写真や文章、歌。一つ一つは秀でていても、光らない。
なら、私たちで新たにその媒体を作ってしまえばいいんです。企画ですよ、企画!」
P「へ?」
小鳥「このドタバタ百合コメディなバレンタイン劇を生かすんです。
さあ、思い立ったらすぐ行動ですよ」
P「お、俺はまだ何も……」
小鳥「さっそく作戦会議です!
この企画に、より貢献した方がウハウハ百合ランドの切符を手にします」
小鳥「わかりましたか?」
P「わかりません」
小鳥「もう! わからずや!」
P「ええ、俺が悪いの?!」
小鳥「いいです。プロデューサーさんがそのつもりなら、私が勝手にやってますから」
P「怒らないでくださいよ……」
小鳥「呆れてるだけです。共に誓い合った百合紳士だと思ってたのに」
小鳥「この企画はあなたのためにでもあるんですからね」
P「だって、俺みたいなおっさんがいい年して、若い子のしかもデートの同伴だなんて、
完全に邪魔者むしろ変質者じゃないですか……」
小鳥「はあ、長いこと濃厚な百合を見ていないから感覚が鈍ってるんですね」
P「そ、そんなこと言われても」
小鳥「ねえ、プロデューサーさん。小学生でも解ける問題です。
雪歩ちゃんと真くんとプロデューサーさんでアイスを2つ買いました。
ペロペロしたら練乳が出てくるタイプです。
さて、一つを雪歩ちゃんに渡した場合、もう一つは誰に渡せばよいでしょうか。
さあ、答えてください」
P「い、意味がわからんが、そんなの俺に決まって……いや、なんで俺なんだ……?
いや、普通俺が奢って二人に渡すべきだろ?違うのか?
ホントの俺はアイスごときで理性を失う欲深い人間なのか?」
小鳥「違う、違うんです。あなたは正しい。それが、真理です。
残りのアイスをあなたが得ることで、否応なく二人は一本を互いにペロペロするしかなくなるから。
だから、それが正解です」
P「お、俺はどうしちまったんだ……な、なんでそんなことを」
小鳥「認めてください。あなたは、百合スキーだと。少女と少女が恥じらいながら、
頬を染め、二人で一本のアイスを頬ばり指を絡め合う姿を求めてしまったことを」
P「うううっ……ううっ……お、俺は……小鳥さんっ……」
小鳥「一緒にゆりんゆりんな新765を建設していきましょう?」
P「ぐううっ……うっうっ……は、はいっ……ありがとうございます!」
小鳥「さあ! さっそくゲームを始めましょうか!」
P「ええ!小鳥さん!」
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