最終更新: arucard_72 2012年12月13日(木) 19:19:23履歴
「いま、涼ちゃんの秘密がばれたら、律子にも迷惑になっちゃんもんね」
嘲るように言いながら、美希はその根本にリングがはめられた涼の男性器をいじくった。
その指のうごめきに射精しそうなほどの快楽を得ても、その度に怒張はリングに締め付けられ、
強烈な痛みとなって涼を苛み、結局は、欲望を吐き出すことも許してくれない。
美希の美しい顔が歪み、じゅぶじゅぶと泡だったよだれが涼のものに垂らされた。
それを潤滑液として、にっちゅにっちゅとリズム良くしごきあげる美希の指。
楽しげに、だが、どこかすてばちに彼の性器を虐め続ける美希の表情に、涼はもう耐えきれなかった。
後ろ手に縛り付けられていたロープをすとんと落として、体を起こし、その勢いのまま、美希を押し倒す。
「わっ! えっ。い、いつの間に……」
「さっきから、外れてましたよ」
組み敷いた美希の体は、予想以上に細く儚く感じられた。
「じゃ、じゃあ、なんでその時……」
答えず、涼は彼女の体に引っかかるようになっていた下着をはぎ取った。
「やっ! やめてっ!」
「なにを今更恥ずかしがってるんですか。散々僕の上で感じまくってた人が」
「そ、それは……」
ぱちん、と音がして、涼の男根の根本にはまっていたリングが外れる。
美希は、恐怖の面持ちで、その屹立したものが、自分の中に呑み込まれるのを見ていた。
「だ、だめ。赤ちゃんできちゃうっ!」
「うるさいんですよ」
涼はいらだたしげに言って、がむしゃらに腰を動かす。
彼が思ったよりも早く、少女の喉からは嬌声が漏れ始めていた。
「本当は……美希さんだって、寂しいんでしょう。だから、僕に……」
「違う! 涼ちゃんなんて、ただの玩具なの! 遊びなの!」
「違わないくせに」
憎み合うように言葉をぶつけながら、二人は絡み合い、快楽の吐息を漏らす。
「美希さんが奪われたのは、プロデューサーだけじゃない。そうでしょう?」
「なにを……」
「あなたは、律子姉ちゃんも一緒に失ったんだ」
決定的な言葉を言い放つと共に、涼は美希の内奥に凄まじいまでの迸りを叩きつけるのだった……。
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