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無題(美希、千早、貴音、響 13スレ392)の続き





響を無事男子便所より脱出させて一息つく。
「さて、どう言い訳するかなぁ・・」
小でも大でもしているには時間がかかりすぎた。吐くほど酔ってもいない。言い訳するにも限度がある。
まして千早に961の響とHしてたなんて言える訳がない。
「ふむ・・ま、これで行くか・・」
携帯をポケットから出す。

「悪い!ちょっと時間かかった」
千早の居る席に戻る。テーブル上に携帯を置き、おしぼりで手を拭く。
「電話してたのですね?随分時間がかかっていたので心配しました。」
「あぁ、お得意様からね。仕事というよりは世間話だったよ。」
携帯をポケットに仕舞う。相手に先読みさせて下手な言い訳をしない。
「さて、食べようか・・・ん?」
千早の唇がキラキラしてやけに惹かれる。
「グロス塗った?」
ギクッツ
「な・・なんの事でしょう?」
典型的嘘が下手だが、照れ隠しする姿は可愛い。
「うん、美味しそうだ」
「私の唇がですか?」
千早の顔が赤く染まる。
「・・・・た・・食べてみます?」
恐る恐る聞いてくるところが嗜虐心を駆り立てるが自制しなければいけない場所だ。
「こらこら、こんな場所でアイドルが誘っちゃダメだよ」
「大丈夫です。死角ありますよ?」
プロデューサーがトイレに行っている間に見つけたらしい。
「それじゃ・・そこのサクランボ食べたいな・・口移しで」
フルーツの盛り合わせから一つ課題を出してみる。
「ええ!?く・・口移しですか・・」
サクランボを見つめつつなにやら考え込む千早
「プロデユーサー・・もっとこちらへ」
言われるまま千早の指示通りに少し移動する。
口にサクランボを含み1度ぺロリと舌を出す。舌の上のサクランボを見せつけ口に仕舞う。その仕草は可愛く淫猥であった。
辺りを見回し安全を確認すると、キスをしてくる。
口の中にサクランボが押し込まれてきたので、そのまま千早の口に送り返す。
2往復させて唇を離す。
「うん、美味い」
千早の唇を堪能し、次にサクランボを口の中で堪能する。
「あ、プロデューサー・・種を・・」
千早がもう一度キスをせがむ。
「んっ・・・」
言われるまま千早の口にサクランボの種を送り込む。
「んふふ・・プロデューサーの種、頂きました♪・・・プロデューサーの種って響きが・・・なにかHに聞こえますね」
照れながら満足そうにサクランボの種を味わう千早。
「種だけでいいのか?んじゃ俺のおしべは必要ないな」
「欲しいです!」
慌てて答えるのが面白い。
「えっ?何が欲しいの?」
「その・・プロデューサーの・・お・・おしべ・・・。」
消え入りそうな声で答える。
「ふ〜ん・・どこに?」
じっくり攻めるように問い詰める。
「わ・・私のめしべに・・・」
真っ赤になって小さくなる姿は初々しい
幼稚な言葉攻めも学生である千早にとっては露骨な言い方より効果があったようだ。
「・・・スケベ」
「そんな私は変態じゃっ・・」
言い返す所が若い証拠かもしれない。だがそれはプロデューサーの嗜虐心を駆り立たせる事となる。
今まで我慢してた分、一度決壊した感情は激しい濁流となって心を侵食する。
「だから俺はこんな物まで用意したのかな?」
思った事がそのまま口に出てしまう。
「? 何か言いました?」
千早には良く聞き取れなかったようだ。
「んじゃー部屋戻って受粉でもするか?」
「はい・・・」
頬を赤く染めた千早がゆっくり頷く。
「その前に、千早。これを付けてくれないか?ま、これも勉強だと思ってね」
鞄からある物を取り出す。
「なんですかこれは?」
千早が珍しそうに手に取り見つめる。本来、料理店とかにはあってはならない物だ。
「丸い部分を千早のめしべに当てて下着で押さえる。箱の方は電池で重いから服のベルトに固定して」
「ええっ!?」
手にしている物がHな品物だと初めて気が付き慌てる千早。
周囲を警戒しながらテーブルの下でゴソゴソする。
「・・付けましたけど・・なにか効果はあるんですか?」
恋愛に奥手、惚れたらとことんの典型的受けタイプ。それ故、攻められるとかなり弱い。
従順に従う所はMの素質があるかも知れない。
「あぁ、それね・・えーと・・」
鞄よりリモコンを取り出しスイッチを入れる。
「!?」
「むーーーーーーーーーーーーー」
美希が唸る。
かなり前方には薄暗い道を腕組みして歩くカップル。愛しのプロデューサーと765の歌姫如月千早だ。
満天の星空の下、腕を組みゆっくり歩く。海岸近くという事もあり、さざ波が心地良いサウンドを演出している。
「向こうはアツアツ、こっちはトンビに油揚げを取られた女3人なのさ」
「素晴らしい星空ですね。都会では中々見られない夜空です。とても綺麗で美しい・・・。」
「おー!貴音!沖縄の良さ分かってくれた!?」
「この時期でも気温も暖かいですし」
「この時期は冷える時は上着一枚あれば足りるしね、夏場で長Tってもの居るけど、それは日焼け対策なんだぞ」
響が嬉しそうに言う。
「この素晴らしい満天の夜空に、海岸の調べを聞きながら、あの人と青姦・・・・ロマンチックですね♪」
「最後の一言で全部台無しなのさ・・・・」
「ミキちょっと行ってくるね」
「待てぇぇい!どこ行くのさ?」
飛び出そうとする美希を響が慌てて取り押さえる。
「ミキもプロデューサーさんと一緒にラブラブにお散歩したいのっ」
「横に如月千早が居るのにか?」
「片方の手は空いているでしょ?ミキが行けばプロデューサーさんも両手に花で嬉しいの♪」
「それはあの兄ちゃんの彼女が確定していない場合の話だぞっ!」
「大丈夫!プロデューサーさんは優しいからなんとかしてくれるの!」
「いやいやいや!、相手が悪すぎる。765の鉄板女だぞっ?お願いだから空気読むのさーーー」
「では僭越ながら私が先陣の大役、見事果たして御覧に見せましょう」
「待てーーーい!貴音はもっとダメっ!痴話喧嘩が警察沙汰になるのさ!」
飛び出そうとした貴音の服を掴む響。
「私には妙案があります」
「貴音の妙案はおバカな案しかないから聞かなくてもいいんだぞ」
ガーーーーーーン
「響に『お馬鹿』と罵られました・・・・」
「そこに反応するのっ!?」
片手に美希、もう片方には貴音の服を掴んでいる響がため息を付く。
(発情期のペットの散歩よりキツイんだぞ・・・・)
「うーん、それにしても・・ゆっくり歩くよね?」
「あれでは腕組みと言うより、しがみ付いてる感じですね」
「時々止まって見つめ合ったり、話してるしなー」

「羨ましい・・・」
三人のアイドルが初めて心が一つになった瞬間であった。

「ねぇ響・・・」
「んー?」
「千早さんなんかフラフラしてるし、蹴っ飛ばして海まで飛ばせない?」
「アホかっ!道路から海まで何m離れてると思ってるのさ」
「響に『アホ』って言われた・・・・」
「美希、お前もかっ!まったくそれじゃ自分がお前らよりバカとかアホとみたいなのさー」
「・・・あ、千早さんしゃがんだの、具合悪いのかな?」
「お酒でも飲まれたのでしょうか?」
「おーい、無視するなー」
「それは無いと思うなー。舐めるくらいならプロデューサーさんも許してくれかなぁ?」
「お酒に弱い体質の可能性は?」
「おーい・・・」
「ちょっと分らないのー」
「玉砕覚悟で突撃するなら今が好機と思いますが?」
「こぉらーーーーー!無視すんなっ!」
「声おっきいの!」
美希が響の口を塞ぐ。
「ぷはっ!ってか、このまま後付けても進展は難しいんだぞ?」
「そうですね、如月千早を一時的にでも、あの方から引き離すか、行動不能の状態にしなければ・・」
「あるよ?」
美希のトートバックから、ある物を取り出す。
「これは何でしょう?」
「ス・・スタンガンなのさ・・・」
「これで大男もイチコロなのっ♪」
「では、それで如月千早を?」
「・・・いやいやいや・・そんな・・・まさか・・・・」
沖縄の夜は更けていく。

−−−−−とりあえず今週はここまでが限界−−−−−





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作者:13スレ497

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