ニコニコ動画コミュニティ「クトゥルフ神話TRPGやろうず」にて開催されるオフ会及びコンベンションについてのwikiです。

はじめに


H24年3月初旬に第1回目の関東OFFを実施し、その報告をして以来「関東以外でもOFF会を開いて欲しい!」という声を沢山頂いております。
私個人の心情としては出張幹事を務めることも吝かではありませんが、宮仕えという立場上中々お応えすることが厳しいのも事実です。
そこで、「司祭(幹事)の心得」を作成しましたが、より大規模なOFF会(コンベンション)を開く際にはアレだけですと些か不安な点がありますので、主に心構えを中心に筆を取らせて頂きました。内容的にはかなり重めですのでその辺りは年寄りの小言程度に捉え、話半分に聞いて頂ければと思います。

文責:亀戸TRPGコンベンション幹事 さくやん

スタッフの心得

活気があり、参加者が全員が等しく楽しめるのが「良いコンベンション」です。

一口に「良いコンベンション」と言っても定義は人それぞれの部分ですが、参加者が良かったと言ってくれる会は得てしてこういうものではないでしょうか?
この頁では会を成功に導くために必要なスタッフの心得と会当日の動きについて説明します。

◎1. 事故防止トラブル防止のためには規律と時間の厳守が最重要

いきなりですが、マイナスな話をします。

もしも会が失敗に終わったならば、
それは、スタッフの責任であり、幹事である貴方の責任です。

失敗した会を振り返ると、そこに大小さまざまなトラブルが横たわっています。それらを種類ごとに大別した場合、「スタッフがルールや時間を守らなかったために起きた問題」と「参加者がルールや時間を守らなかったために起きた問題」の2種類となります。
前者は当然のことながらスタッフが規律と時間を厳守をすることで防ぐことが出来ます。では、後者の場合はどうでしょうか? 
実は、これもスタッフが規律と時間を厳守することで大部分防ぐことが出来ます。
たとえば、煙草のポイ捨てを止めさせたいのに注意を促すスタッフがポイ捨てをしていたら? 注意された側が止める可能性は酷く低いものになるでしょう。それと同じように参加者にルールを守ってもらうためには、まずスタッフがルールを守ることが重要なのです。それでもルールを守らない参加者が稀に現れますが、そのときは毅然と対応し、ルールを守るように訴えれば良いのです。

◎2. 雰囲気作りはスタッフから

前述の「規律の維持」にも関係しますが、会の雰囲気を作るのはスタッフです。
規律やマナーの守られた心地よい空間を作るにはスタッフが規律やマナーを守ることが必要でした。
活気のある愉しげな空間を作るには? 簡単なことです。
活気のある愉しげな空間を作るにはスタッフに活気があればよいのです。
その上で必要なことは、スタッフ全員が参加者を「元気な挨拶」で出迎え、「明るい笑顔」で接することです。

◎3. 指揮系統を明確に、困ったときは報連相

指揮系統というと軍隊や警察、ないしは会社などの縦社会を連想しがちですが、横の関係においてこそ必要なものです。
なぜならば、縦社会には責任者ががいるので誰かがやらかしたら責任者が責任を取りますし、問題が起きたら責任者の指示を与えられた誰かが対処します。
しかし、上下関係の無い横の関係においては誰かがやらかしたら全員が責任を負いますし、問題が起きたら全員で一丸となって対応しなくてはなりません。
そのため、情報を集約し、情報を伝達する人間が必要なのです。
スムーズに報告・連絡・相談が出来る環境を作るにはスタッフ間でコミュニケーションを事前に取り合い、役割の確認をしておくことが重要です。その際に音頭を取るのは、幹事である貴方です。
もしも、そういった差配が苦手なのであれば、スタッフの中に相談出来る相手を招きましょう

◎4. 困難は分割せよ

まず、ここまで読み進んだそこの貴方、大丈夫ですか? 心折れてません?
折れていなければ、これまでオフ会を開いたときに協力してくれた仲間に連絡を取ってみましょう。
用件は唯一つ、もっとデカイオフ会をやろう!です。
小規模なうちは参加者の大半が気心知れた友人なので、個人の力量でどうとでもなりますが、参加者が30人を越えた辺りから普段接点の無い参加者の比率が半分を超えたはずです。これが40人50人となると比率は益々増え、どうにもならなくなります。
ただ、それはそれとして、仲間と役割を分担し、互いに連携しながらことを進めれば実際の仕事量はかなり減らせます。
何もかも自分で抱え込むのではなく、仲間を頼ってみましょう。多少の向き不向きはありますが、大きな力になってくれるはずです。

最後に

ここまで様々言って参りましたが、会を運営する上で最も大切なことは何か?
それは、「参加者を愉しませる」、「参加者を愉しませたい」といったサービス精神です。
大変残念なことに、全てのスタッフがその思いを持っている訳ではありません。仮に全てのスタッフがその思いを胸に抱いているという幸運に恵まれたとしてもその思いの大きさには差異があります。
前述の通り会の雰囲気を作るのはスタッフです。では、スタッフの雰囲気を作るのは?
それは、幹事である貴方に他ありません。言いだしっぺの宿命だと思ってそこだけは諦めてください。

全てにおいて渾身の準備と行動を、そして全ての参加者と「コンベンションの楽しさ」を分かち合ってください。
貴方が開催するコンベンション・オフ会が素晴らしいものとなることを祈っております。

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