ラジコンヘリtips

アイドルアップ

最初は10mくらい、みえる位置で高くあげます。

背面の難易度は、実際のところ正面(ポジティブ)と同じです。打つ方向が違うので難しく、不安定に感じるだけです。最終的には正面と背面が同じように感じるまで慣れる必要があります。
背面の練習はシミュレータがすごく役に立ちます。背面は純粋に打つ方向さえ間違わなければ問題なく、機体の挙動はほとんど関係ないからです。

まずシミュレータで練習します。全方角できるようになってから実機でも良いでしょう。
最初どの方角から始めるのかは微妙なところですが、多くの人は正面ケツホバからアップ/ダウンフリップで、背面対面状態になるところから始める人が多いようです。僕もここから始めました。但しそればかりやると他に進みにくくなるので注意しましょう。
ホバリングになれてきたら、その姿勢を維持したまま、前後左右に平行移動する練習をします。これで、どの方向に入れるとどう動くかを叩きこみます。
対面姿勢がよくわかってきたら、次は横や、対面正面(ケツホバ)もやります。シミュは安定しているので、ホバリングしてもあまり意味がありません。やはり前後左右に移動して舵を覚えます。
シミュ上でここまでできたら、シミュ上での旋回も自然にできているはずです。では、実機でもやっていきましょう。全方向で墜ちないまで練習しているのですから、実機でもなんとかなるはずです。
旋回はまだやめておきましょう。
この頃、正面ですでにかなりのことができるようになっていると思いますので、背面でもできそうな気がしますが、基本的に反射で打てるようになるまではやってみると墜ちます。
ホバリングができたら、次の順番で、じっくりやるのが良いでしょう。

1. スローピルエット(10秒で一周ぐらいのペース)
2. 姿勢維持での前後左右移動
3. 四角形旋回
4. 旋回
5. 八の字
6. バック旋回、ノーズイン、テールイン

背面は反射で打てるまで舵を覚えるしかありません。基本的には正面で通ってきた道をまた背面でもすべてやる必要があります。正面状態で派手なこと(フリップや、人によってはチクタクなど)がやれてしまうので、ついぐるぐる回ってしまいがちです。
それに比べると背面練習は地味ですが、じっくりやりましょう。
背面のほうが快適かも、と思えてきたらシメたものです。