チクタクです。激しい技の代表格です。背面をマスターした後にやるのをお勧めします。
プロの操作がyoutubeなどにあがっています。これを見ると、スティックをとても激しく速く操作しているので、チクタクとはそういうものなんだ、機体をバシバシ動かす技なんだ、と思ってしまいますが(僕はそう思っていました!)、実際はとても繊細な技です。定点でフリップするのに似ている、と言ってもいい程度に繊細です。
プロの動きがとても速く、スティックさばきが激しく見えるのは、往復速度がとても速いからです。遅いチクタクの習得が絶対先です。
とりあえずバシバシピッチを激しく操作して勢いでやっている人がいますが(かなり多数いるような気がします)、機体が激しく前後に動いてしまい、ヘリの性能限界を超えるので不安定です。
後ろからみるとこういうイメージです。うまく調整すると、上昇や下降、高度維持ができることに気付くはずです。
プロの動きがとても速く、スティックさばきが激しく見えるのは、往復速度がとても速いからです。遅いチクタクの習得が絶対先です。
とりあえずバシバシピッチを激しく操作して勢いでやっている人がいますが(かなり多数いるような気がします)、機体が激しく前後に動いてしまい、ヘリの性能限界を超えるので不安定です。
- まず最初は、機体が右にむいた状態から、サイドフリップ(右)から背面状態にして、止めます。そして、背面からサイドフリップ(左)で戻ります。これを安定してできるようにしましょう。
- 次に、その背面状態を少し中途半端な状態で止めて、戻しましょう。小さなレインボーのイメージです。できるだけゆっくりやりましょう。勢いでやらないことが重要です。15度ぐらいの傾きなら、1秒近くとまっても大丈夫です。
- 次に、この往復で上昇できるようにしましょう。これは墜ちないチクタクのピッチ感覚を掴むのにとても重要です。
後ろからみるとこういうイメージです。うまく調整すると、上昇や下降、高度維持ができることに気付くはずです。
- ここまでできたら、徐々に往復角度を狭めていきます。重要なのは、ピッチは最小限にして、サイクリック(エルロン)をたくさん打つことです。垂直から角度がつくほどチクタクは安定します。ピッチを操作しすぎると機体は不安定になり、どこかに飛んでいきます(プロの超高速チクタクでもフルピッチはそうそう打っていません)。機体サイズにもよりますが、ホバにプラスアルファ程度のピッチで十分です。各往復での止まりを意識しましょう。
- これで基本はマスターです。横チクタク、縦チクタク、などバリエーションがありますが、操作はすべて同一です。
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