身内企画「Phantasy Of Adventure -幻想冒険譚-」のまとめwikiになります。

現代から遠く離れた世界、ポロス。水は澄み、木は茂り、花の香る美しい世界で、4つの種族が共存していました。
ヒト型のもの、ヒトによく似た両の眼の色の異なるもの、獣によく似たもの、そして鋼の躰で生きるもの。
彼らはいつも支え合い、どんな困難にも力を合わせて立ち向かい、仲睦まじく暮らしていました。

しかし、遥か500年前の夏の日、その平和は異形のモノによって食い破られてしまったのです。

ターコイズの様に美しい空が真っ二つに裂け、そこから顔を出したおぞましい――それはそれは言葉ではとても言い尽くせないような異形のモノ(=モンスター)に、世界は飲み込まれてしまいました。
恐れ、慄き、逃げ惑う人々。
しかしその中で、3人の勇者が名乗りを挙げました。

「恐れるな、ポロスに生きる者達よ。我々は数多の困難を、力を合わせて切り抜けてきたではないか」
「戦え、ポロスに生まれた者達よ。我々は今こそ結集し、邪悪なる異形のモノ共を撃ち砕くのだ」

「ベガ」、「アルタイル」、「デネブ」と名乗った3人の勇者は、4つの種族の力を合わせ、異形のモノの闇から人々を救い上げたのです。
3人の勇者はその後、救世主として後世に名を残すようになりました。長い戦いの末、漸く、世界に再び平穏が戻ったのです。

――いいえ、その世界の誰もが、そう信じていました。

ポロス歴634年の夏の日。再び、美しく広がる空に、大きな亀裂が入ったのです。
それは、その世界の人なら誰もが知っている、あの500年前の恐ろしい事件の始まりと、全く同じものでした……。

人々は各々の国を防衛するために様々な手段を講じました。水中に都市を作るものや、最先端の機械で異形のモノを退けるものなど……
その国々の中でも世界の中心にある国、アルクトス――通称王都には、様々な国から移り住んできた人々の知恵が集まり、他国よりも遥かに大きい面積を抱えながらも国をまるまるひとつ囲うような高い城壁が作られました。

城塞都市となったアルクトスには、異形のモノ共を討伐するための勇敢なハンター達が多数集まります。
彼らは500年前の3人の勇者になぞらえて、3つのハンターズギルドを設立しました。「ベガ」、「アルタイル」、「デネブ」と名付けられたハンターズギルドは次第に栄えていきました。

そして、現在――ポロス歴684年。2度目の襲来から50年経った今でも異形のモノは衰えず、絶えず空の割れ目から溢れ出しています。
人々は皆、自分達が持っている特別な力、「魔法」をもって、自分たちの生活を異形のモノに食い散らかされぬよう防衛してきました。

しかし、「鉄壁の城塞都市」と呼ばれていた王都のハンターズギルドの絆にも、ヒビが生じつつあるのです……。

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