最終更新:ID:LQh/9+phHg 2017年02月24日(金) 22:28:07履歴
『残された役目』
僕は今や、暗闇に佇むただの死にぞこないだ。
生き残ってしまった。
そんな言葉が、思いが、僕の痛む体から感覚を丸ごと消し去っていく。
思えば、とんでもない経験をしたものだ。
ふと手に取った本から始まった悪魔の……いや、僕の物語。
病魔に侵された体に憑りついた悪魔。最期の舞台、最期の役と挑んだのは、悪魔と同化する悪役だった。
何でもやった。同じ悪人を殺し、おぞましい赤子達を従え、悪魔そのものになっていった。
その過程で体が白熱し、倒れ教会に運ばれ、そして彼らに出会った。
彼女、それから彼らこそと見出した、悪魔の敵、僕の敵。
そして僕は負けた。悪魔は祓われ、残ったのは……何も変わらない、死にぞこないの若造だ。
まるで楽しい夢から覚め、現実に戻されたような感覚。
強靭な体は見る影もなく、全てを平伏させるようなあの精神力も消え果た。
……悔いはある。この落差だ、もう少し上手くやれたはずだと思う気持ちは確かにある。
しかし、舞台はすでに次に移った。そこには、まだ僕の居場所は残っていた。
だから後悔なんてしてる暇はない。僕は息を整え、光ある舞台へと向かう。
今宵演じるは、ジキル博士とハイド氏、否。
僕に残された、約束を果たした役者という、大役だ。
僕は今や、暗闇に佇むただの死にぞこないだ。
生き残ってしまった。
そんな言葉が、思いが、僕の痛む体から感覚を丸ごと消し去っていく。
思えば、とんでもない経験をしたものだ。
ふと手に取った本から始まった悪魔の……いや、僕の物語。
病魔に侵された体に憑りついた悪魔。最期の舞台、最期の役と挑んだのは、悪魔と同化する悪役だった。
何でもやった。同じ悪人を殺し、おぞましい赤子達を従え、悪魔そのものになっていった。
その過程で体が白熱し、倒れ教会に運ばれ、そして彼らに出会った。
彼女、それから彼らこそと見出した、悪魔の敵、僕の敵。
そして僕は負けた。悪魔は祓われ、残ったのは……何も変わらない、死にぞこないの若造だ。
まるで楽しい夢から覚め、現実に戻されたような感覚。
強靭な体は見る影もなく、全てを平伏させるようなあの精神力も消え果た。
……悔いはある。この落差だ、もう少し上手くやれたはずだと思う気持ちは確かにある。
しかし、舞台はすでに次に移った。そこには、まだ僕の居場所は残っていた。
だから後悔なんてしてる暇はない。僕は息を整え、光ある舞台へと向かう。
今宵演じるは、ジキル博士とハイド氏、否。
僕に残された、約束を果たした役者という、大役だ。
『トラブルメーカー』
我が友人らへ
元気にしているかな。
教会は彼がいなくなって、また教会は静かになってしまったよ。
といっても・・・もう知っているかもしれないけど、ジェームズ氏は偶にここに来て、地下倉庫の書物を漁っている。
そんな彼に触発されてね、私もあの地下にある品々について調べてみた。
察しの良い君達はもう気づいているのかもしれないけど、私がかつて勤めていたフランスは、あのアルドゥアンの関係する、
あるいは、彼の行っていた弾圧に関わった者達が管理していた教会だったようだ。
とはいえ、私が教会を引き継いだ時にはそのようなことは告げられなかったし、納められていたものをロンドンにまとめてもっていったしまったんだから、
恐らくその団体も今は存在しないのだろう。
ただ、調べているうちに興味深い品を見つけてね。それについて君達に頼みごとをしたくて、こうして筆を取らせてもらったわけだけど。
倉庫で見つけた、錆びた剣を覚えているかな。あの剣がどうやら、暗黒時代の、それもアルドゥイン自身が使っていた代物である可能性があるんだ。
これについては、私個人の調べでは確定できないと思ってね、大英博物館の方に知らせを送ったんだ。
それで剣を鑑定してくれる運びになったんだけど・・・受け渡しの日に、急用ができてしまってね。なに、いつもの人助けだ。
だから君達に、この剣を博物館に届けにいってほしいんだ。
お礼に・・・という訳ではないけど、当日はただで大英博物館を見て回れるだろうとは思う。
手数をかけて心苦しいが、私同様、あの剣について興味があるなら、是非引き受けてほしい。
追伸:私の英語も、結構上手くなっただろう?
神父 マルコ
___シナリオ『帰還の鐘』に続く。
我が友人らへ
元気にしているかな。
教会は彼がいなくなって、また教会は静かになってしまったよ。
といっても・・・もう知っているかもしれないけど、ジェームズ氏は偶にここに来て、地下倉庫の書物を漁っている。
そんな彼に触発されてね、私もあの地下にある品々について調べてみた。
察しの良い君達はもう気づいているのかもしれないけど、私がかつて勤めていたフランスは、あのアルドゥアンの関係する、
あるいは、彼の行っていた弾圧に関わった者達が管理していた教会だったようだ。
とはいえ、私が教会を引き継いだ時にはそのようなことは告げられなかったし、納められていたものをロンドンにまとめてもっていったしまったんだから、
恐らくその団体も今は存在しないのだろう。
ただ、調べているうちに興味深い品を見つけてね。それについて君達に頼みごとをしたくて、こうして筆を取らせてもらったわけだけど。
倉庫で見つけた、錆びた剣を覚えているかな。あの剣がどうやら、暗黒時代の、それもアルドゥイン自身が使っていた代物である可能性があるんだ。
これについては、私個人の調べでは確定できないと思ってね、大英博物館の方に知らせを送ったんだ。
それで剣を鑑定してくれる運びになったんだけど・・・受け渡しの日に、急用ができてしまってね。なに、いつもの人助けだ。
だから君達に、この剣を博物館に届けにいってほしいんだ。
お礼に・・・という訳ではないけど、当日はただで大英博物館を見て回れるだろうとは思う。
手数をかけて心苦しいが、私同様、あの剣について興味があるなら、是非引き受けてほしい。
追伸:私の英語も、結構上手くなっただろう?
神父 マルコ
___シナリオ『帰還の鐘』に続く。
『闇から闇へ』
・・・ああ、そう、結局今回の件は骨折り損だったよ。
教会にあった品も、君を助ける手掛かりにはなりそうもなかった。
まったく、あの悪魔に関わると碌なことにならないね。腹は食われるは、ただ働きされるはで、何のメリットもなかった。
・・・別に腹立たしく思っているわけじゃあないよ。
今回の一件には、色々と思うところはあったし、あの悪魔の魔の手から救われる実例を見れたのは、幸いだったと思う。
それでもね、何というか、こう・・・僕らにも良いことがあっても良かったんじゃないかなぁ!?
・・・やっぱり、行ってみるしかないんだろうね。ここに・・・。
少なくともここなら、確実に手掛かりは得られる。それを知る者がこうして、僕を招待しているって話だろ?
・・・分かってるよ、危険なのは充分承知だ。でも、そろそろ賭けに出ないといけないと思う。
別に、死ぬ気はないよ。世界は広いんだ、まだまだ冒険したい所もあるし、研究したいこともある。
それに・・・ひょっとしたら僕らにも、あの青年のように救いの手が差し伸べられるかも知らないよ?
だから行こうじゃないか。すでに賽は投げられたのだ、我が友よ・・・ってね。
___シナリオ『スパイラルゲーム』に続く。
・・・ああ、そう、結局今回の件は骨折り損だったよ。
教会にあった品も、君を助ける手掛かりにはなりそうもなかった。
まったく、あの悪魔に関わると碌なことにならないね。腹は食われるは、ただ働きされるはで、何のメリットもなかった。
・・・別に腹立たしく思っているわけじゃあないよ。
今回の一件には、色々と思うところはあったし、あの悪魔の魔の手から救われる実例を見れたのは、幸いだったと思う。
それでもね、何というか、こう・・・僕らにも良いことがあっても良かったんじゃないかなぁ!?
・・・やっぱり、行ってみるしかないんだろうね。ここに・・・。
少なくともここなら、確実に手掛かりは得られる。それを知る者がこうして、僕を招待しているって話だろ?
・・・分かってるよ、危険なのは充分承知だ。でも、そろそろ賭けに出ないといけないと思う。
別に、死ぬ気はないよ。世界は広いんだ、まだまだ冒険したい所もあるし、研究したいこともある。
それに・・・ひょっとしたら僕らにも、あの青年のように救いの手が差し伸べられるかも知らないよ?
だから行こうじゃないか。すでに賽は投げられたのだ、我が友よ・・・ってね。
___シナリオ『スパイラルゲーム』に続く。
皆さま、お疲れ様でした!
Deadlockを回すのは今回で4度目になるのですが、5人の探索者で、というのは初の試みでして、さてどうなるかと戦々恐々していたKP、四津谷案山子です。
蓋を開けてみれば・・・いやぁ面白かった、面白かったです。
テオドリコに対する探索者の反応は人それぞれですが、今回の卓では対面する探索者によってコロコロとテオドリコの顔が変わるようなRPとなりました。
前に出る者、暗躍する者、5人がそれぞれの役割をもって展開したシナリオだったかと思います。
さて、ここからは僕自身にとっても予想だにしていなかったお知らせなのですが、
ツァイの中の人こと、ひな様が今回の卓の動画を作りたいとのメッセージを送ってくれました。
とはいえ、今回の卓はKPだけでなくそれをプレイした皆さまのものである以上、動画化には皆さま全員の許可が必要とKPは思っております。
なのでこんな場で恐縮ではございますが、動画化しても良いよ! という方はこの後日談のページを用いて、その意思を示してくれると大変助かります。
やったな! 動画化だひゃっほい! と思って頂ける方、またそうでない方も連絡をお待ちしています。
Deadlockを回すのは今回で4度目になるのですが、5人の探索者で、というのは初の試みでして、さてどうなるかと戦々恐々していたKP、四津谷案山子です。
蓋を開けてみれば・・・いやぁ面白かった、面白かったです。
テオドリコに対する探索者の反応は人それぞれですが、今回の卓では対面する探索者によってコロコロとテオドリコの顔が変わるようなRPとなりました。
前に出る者、暗躍する者、5人がそれぞれの役割をもって展開したシナリオだったかと思います。
さて、ここからは僕自身にとっても予想だにしていなかったお知らせなのですが、
ツァイの中の人こと、ひな様が今回の卓の動画を作りたいとのメッセージを送ってくれました。
とはいえ、今回の卓はKPだけでなくそれをプレイした皆さまのものである以上、動画化には皆さま全員の許可が必要とKPは思っております。
なのでこんな場で恐縮ではございますが、動画化しても良いよ! という方はこの後日談のページを用いて、その意思を示してくれると大変助かります。
やったな! 動画化だひゃっほい! と思って頂ける方、またそうでない方も連絡をお待ちしています。
彼女の本質は歪んでいる。
それは生まれ持ったものなのか、それとも成長で培われたものなのか。
彼女は、自身の欲望を肯定するように、他人の欲望も全て肯定する。
その欲望が善悪どちらであろうとも。分け隔てなく。
そのどこか歪な性質により、彼女は同じ所に長く留まることが出来ない。
彼女は、自分が人から忌避されやすいと知っている。
なので他人に興味をあまり持たないし、近づかないし、感情を動かされない。
彼女はひどくぼんやりと外界を知覚している。
ある日、そのひどくぼんやりとした視界に、珍しく何かが映った。
何だろうと目を凝らしてみると、それは悪魔に憑かれた青年だという。
その青年はひどく弱っているようで、痩せていた。
食事を勧めてみたが、食欲のない青年は断った。少しだけ残念には思ったが、あまり気にしなかった。
青年は自分が憑かれている事を知っている様子だった。
その青年が、彼女に言う。
「悪魔なんていなくても、人は悪いことをする」
―――――――???
彼女には、なぜそんな事を青年が言うのか、分からなかった。
だって、そんなのはひどく当たり前の事だ。
悪魔の餌は悪事じゃない。悪魔は悪事をしろと言ったりしない。悪事をするかを選ぶのは、いつも人間だ。
少しだけ青年に興味を持った彼女は、試しに、青年の望みを訊いてみる事にした。
一つ目の分かりやすい願いは、簡単に叶えてあげることが出来そうな願いだった。
だが、青年が無意識に呟いたであろうもう一つの約束の方は、彼女を面食らわせた。彼女は戸惑った。
そして―――(彼女としては非常に珍しいことに) 凄く嬉しいと思ったのだ。
路地裏での争いの話を聞き、彼女は「青年は死にたいのだ」と知った。
指定された場所から察するに「倒されるべき敵を演じて消えたいのだ」と知った。
でも、なら………あの約束は――――――?
彼女は悲しく思い、困惑した。
なぜ死にたいのかが分かれば、約束を思い出してくれるだろうか――――。
結局それが分かったのは、青年を止めた後の事だったけれど。
………青年は、じわじわと絞め殺されるような「死」から逃れる為に、「死」に逃げようとしたのだ。
悪魔の餌は悪事ではない。悪魔の餌は獲物の堕ちていく様だ。
もし、青年があの本を手に取らなかったら? もし、器に選ばれていなかったら?
それならば、青年がここまで暴走するようなことはなかっただろう。壊れゆく体を抱えて、最後まで舞台に立ち続けたに違いない。
――――でも全ては悪魔の手によって場が整えられていた。
だから、あの時、青年の耳に、確かに悪魔は囁いたのだ――――。
そう納得した彼女は、青年との約束を手放した。
事件の後、「彼は舞台を頑張っている」と神父から青年の近況を聞いたりもするが、彼女自身はまだ観に行っていない。
神父を通して滋養の良さそうな食べ物を届けたりはしているが、彼女自身は会いに行っていない。
青年は招待しようと手を尽くしてくれているだろうが、彼女はひらりひらりとかわし続けている。
別に観に行ってもよいはずなのだが、何故か行きたくないような気がする。
彼女自身、自分のこのよく分からない行動に首を傾げていたが、ふとした拍子にその答えに気付き、苦笑する。
彼女の本質は歪んでいる。
彼女は、自分が人から忌避されやすいと知っている。
だから人に期待をしない。自分の願いを叶えることに執着しない。
自分への約束が忘れ去られても、あまり気にしない…………はずだったのだが。
自分の中にもこんなささやかな欲がまだ残っていたのか、と、彼女はこそばゆく思った。
青年が、彼女との約束をたまに思い出して、大事だと思ってくれれば―――それで良い。
命が終わるまで、足掻けばいい。
彼女は祈る。
人生は儘ならないが――――願わくば、彼が最高の演技を成し遂げたその瞬間に息絶えることが出来ますように、と。
それは生まれ持ったものなのか、それとも成長で培われたものなのか。
彼女は、自身の欲望を肯定するように、他人の欲望も全て肯定する。
その欲望が善悪どちらであろうとも。分け隔てなく。
そのどこか歪な性質により、彼女は同じ所に長く留まることが出来ない。
彼女は、自分が人から忌避されやすいと知っている。
なので他人に興味をあまり持たないし、近づかないし、感情を動かされない。
彼女はひどくぼんやりと外界を知覚している。
ある日、そのひどくぼんやりとした視界に、珍しく何かが映った。
何だろうと目を凝らしてみると、それは悪魔に憑かれた青年だという。
その青年はひどく弱っているようで、痩せていた。
食事を勧めてみたが、食欲のない青年は断った。少しだけ残念には思ったが、あまり気にしなかった。
青年は自分が憑かれている事を知っている様子だった。
その青年が、彼女に言う。
「悪魔なんていなくても、人は悪いことをする」
―――――――???
彼女には、なぜそんな事を青年が言うのか、分からなかった。
だって、そんなのはひどく当たり前の事だ。
悪魔の餌は悪事じゃない。悪魔は悪事をしろと言ったりしない。悪事をするかを選ぶのは、いつも人間だ。
少しだけ青年に興味を持った彼女は、試しに、青年の望みを訊いてみる事にした。
一つ目の分かりやすい願いは、簡単に叶えてあげることが出来そうな願いだった。
だが、青年が無意識に呟いたであろうもう一つの約束の方は、彼女を面食らわせた。彼女は戸惑った。
そして―――(彼女としては非常に珍しいことに) 凄く嬉しいと思ったのだ。
路地裏での争いの話を聞き、彼女は「青年は死にたいのだ」と知った。
指定された場所から察するに「倒されるべき敵を演じて消えたいのだ」と知った。
でも、なら………あの約束は――――――?
彼女は悲しく思い、困惑した。
なぜ死にたいのかが分かれば、約束を思い出してくれるだろうか――――。
結局それが分かったのは、青年を止めた後の事だったけれど。
………青年は、じわじわと絞め殺されるような「死」から逃れる為に、「死」に逃げようとしたのだ。
悪魔の餌は悪事ではない。悪魔の餌は獲物の堕ちていく様だ。
もし、青年があの本を手に取らなかったら? もし、器に選ばれていなかったら?
それならば、青年がここまで暴走するようなことはなかっただろう。壊れゆく体を抱えて、最後まで舞台に立ち続けたに違いない。
――――でも全ては悪魔の手によって場が整えられていた。
だから、あの時、青年の耳に、確かに悪魔は囁いたのだ――――。
そう納得した彼女は、青年との約束を手放した。
事件の後、「彼は舞台を頑張っている」と神父から青年の近況を聞いたりもするが、彼女自身はまだ観に行っていない。
神父を通して滋養の良さそうな食べ物を届けたりはしているが、彼女自身は会いに行っていない。
青年は招待しようと手を尽くしてくれているだろうが、彼女はひらりひらりとかわし続けている。
別に観に行ってもよいはずなのだが、何故か行きたくないような気がする。
彼女自身、自分のこのよく分からない行動に首を傾げていたが、ふとした拍子にその答えに気付き、苦笑する。
彼女の本質は歪んでいる。
彼女は、自分が人から忌避されやすいと知っている。
だから人に期待をしない。自分の願いを叶えることに執着しない。
自分への約束が忘れ去られても、あまり気にしない…………はずだったのだが。
自分の中にもこんなささやかな欲がまだ残っていたのか、と、彼女はこそばゆく思った。
青年が、彼女との約束をたまに思い出して、大事だと思ってくれれば―――それで良い。
命が終わるまで、足掻けばいい。
彼女は祈る。
人生は儘ならないが――――願わくば、彼が最高の演技を成し遂げたその瞬間に息絶えることが出来ますように、と。
どもども。ツァイ役の見学初心者ひなです。
この度は心躍る楽しい時間をありがとうございました〜!!
個性豊かなメンバーに囲まれて、とても面白かったです! 胸アツ展開、ドラマチックな設定、大好き♪
ツァイ役の中の人は、結構あちこち迷走したりしていて本当に申し訳なく……へたれ過ぎぃ!! 難しい事考えるの、苦手だよぅ。
このシナリオを皆様と一緒に遊ぶことが出来て、本当によかったです!
またいつかお会いする機会が有りましたら、よろしくお願い致します〜。
四津谷案山子様、檸檬様、アイ様、めん様、連弩様、ありがとうございました!!!
この度は心躍る楽しい時間をありがとうございました〜!!
個性豊かなメンバーに囲まれて、とても面白かったです! 胸アツ展開、ドラマチックな設定、大好き♪
ツァイ役の中の人は、結構あちこち迷走したりしていて本当に申し訳なく……へたれ過ぎぃ!! 難しい事考えるの、苦手だよぅ。
このシナリオを皆様と一緒に遊ぶことが出来て、本当によかったです!
またいつかお会いする機会が有りましたら、よろしくお願い致します〜。
四津谷案山子様、檸檬様、アイ様、めん様、連弩様、ありがとうございました!!!
「フォールドだ・・・・」
"最近、彼は弱くなった"それが酒場でのもっぱらの噂である。
彼にとってテオドリコという存在が一体どういう存在であるのか、それは彼自身にもわからない。
しかし、あの一連の出来事から、大切な友人をなくしてしまったような感覚を拭い去れないでいる
「(俺らしくもないな・・・)」
「(大切なものなんて、もうできるはずがないと思っていたのかもな・・・)」
ディーラーからカードが配られる
「…認めよう」
カードを見て、小さな声で彼は呟いた
賭場の状況はホットである、誰もが油断している
周囲の人間の誰もがサミュエルをカモと思っている
釣り上げられる掛け金、周囲の人間の舐め腐った表情、イカサマなど必要ない・・・
「マスター、今まで世話になったな」
店主に礼を言い、
「・・・コールだ」
それだけ言うと、彼は手札を伏せて置き、テーブルの上の金にも手を付けず店を去っていった
外からでもわかる、店の中は大騒ぎになっている
空に一言呟いた
「さよならだ、我が友、テオドリコ」
―――― Royal straight flush ――――
"最近、彼は弱くなった"それが酒場でのもっぱらの噂である。
彼にとってテオドリコという存在が一体どういう存在であるのか、それは彼自身にもわからない。
しかし、あの一連の出来事から、大切な友人をなくしてしまったような感覚を拭い去れないでいる
「(俺らしくもないな・・・)」
「(大切なものなんて、もうできるはずがないと思っていたのかもな・・・)」
ディーラーからカードが配られる
「…認めよう」
カードを見て、小さな声で彼は呟いた
賭場の状況はホットである、誰もが油断している
周囲の人間の誰もがサミュエルをカモと思っている
釣り上げられる掛け金、周囲の人間の舐め腐った表情、イカサマなど必要ない・・・
「マスター、今まで世話になったな」
店主に礼を言い、
「・・・コールだ」
それだけ言うと、彼は手札を伏せて置き、テーブルの上の金にも手を付けず店を去っていった
外からでもわかる、店の中は大騒ぎになっている
空に一言呟いた
「さよならだ、我が友、テオドリコ」
―――― Royal straight flush ――――
このシナリオの雰囲気、NPC、PC達全員がそろうことで
すばらしいエンディングになったのだと感じています。
皆さま、ありがとうございました!
またどこかで卓を囲むことがあれば、楽しみましょう!
動画化についてもOKです
すばらしいエンディングになったのだと感じています。
皆さま、ありがとうございました!
またどこかで卓を囲むことがあれば、楽しみましょう!
動画化についてもOKです
目を覚ますとそこは暗闇であった。
火を灯す。暗がりの明かりに照らされたそこは教会の地下であった。
「今何時だ・・・・?」そんなことを呆けながらまた書物に手を出す。
今回の出来事はフィクション風に変えてうまく売れたらいいなと画策しつつ、読んだ本をわかりやすくまとめている最中である。
人生とは神の手によって描かれた一つの物語だ。
ここには物語が複数詰まっている。
そして今回の事件も、物語の短編の一つに過ぎないのだ。
物語の筋が絡み合い、拮抗する。
「作家は他人の人生をまとめる仕事ってね」
読みづらい本を砕け解釈しながらまた地下にこもる。
出番のなかった大口径はまた埃をかぶり始めるのだ
火を灯す。暗がりの明かりに照らされたそこは教会の地下であった。
「今何時だ・・・・?」そんなことを呆けながらまた書物に手を出す。
今回の出来事はフィクション風に変えてうまく売れたらいいなと画策しつつ、読んだ本をわかりやすくまとめている最中である。
人生とは神の手によって描かれた一つの物語だ。
ここには物語が複数詰まっている。
そして今回の事件も、物語の短編の一つに過ぎないのだ。
物語の筋が絡み合い、拮抗する。
「作家は他人の人生をまとめる仕事ってね」
読みづらい本を砕け解釈しながらまた地下にこもる。
出番のなかった大口径はまた埃をかぶり始めるのだ
更新をすっかり忘れておりました。
8ゲージショットガンは使う必要はなかったですがBilly BJを使えたので大変満足ですね!(無力化は正義)
美味しいところは頂きました(?
動画化については問題ありません。
またどこかで同卓する機会がありましたらよろしくお願いいたしますー
8ゲージショットガンは使う必要はなかったですがBilly BJを使えたので大変満足ですね!(無力化は正義)
美味しいところは頂きました(?
動画化については問題ありません。
またどこかで同卓する機会がありましたらよろしくお願いいたしますー
『受け継がれた呪い』
無事?神父様のお願いは達成できた。
しかし悪魔を野ばらしにはできなかった、探険家が悪魔の撃退したと言っていたが、
悪魔は他の人に移っていた、じゃあ取るべき手段は一つしかなかっく調度その悪魔が、
私を気に入った用だった、他人がどうなろうが私には関係のない話だけど、
あの赤子が徘徊することは私にとって邪魔でしかなかった。
路地に入る人が減ればその分盗める確率が減ってしまうからである。
他人に任せてしまうとまた事件が起こる可能性が少なからずあるのだ、それを回避するためには
自分で制御するしか他ならない。あの悪魔は悪事をする事で人を堕落させるようだ、
それが私の行動に関わるなんて思わないし悪事を決めるのは他人だ殺人、強盗、売春、殺人以外は生きる為には
必要なことだ。そうしなければ私が死んでしまう、きっといつかは両手に醜い口が現れるのだろう・・・
ただそれは、今日明日ではない
他人に悪魔が憑かないように本は常に持ち歩くそれが私のためでもあり悪魔のためでもある。
時折赤子が「復活を・・・」と言ってくるが「まだこの世界に飽きていない」と言い返し下がらせる。
これがいつまで続くかわからないけど、この身が悪魔となるその日まで私は生き続ける。
「さて今日も間抜けな貴族は居ないかな〜」
無事?神父様のお願いは達成できた。
しかし悪魔を野ばらしにはできなかった、探険家が悪魔の撃退したと言っていたが、
悪魔は他の人に移っていた、じゃあ取るべき手段は一つしかなかっく調度その悪魔が、
私を気に入った用だった、他人がどうなろうが私には関係のない話だけど、
あの赤子が徘徊することは私にとって邪魔でしかなかった。
路地に入る人が減ればその分盗める確率が減ってしまうからである。
他人に任せてしまうとまた事件が起こる可能性が少なからずあるのだ、それを回避するためには
自分で制御するしか他ならない。あの悪魔は悪事をする事で人を堕落させるようだ、
それが私の行動に関わるなんて思わないし悪事を決めるのは他人だ殺人、強盗、売春、殺人以外は生きる為には
必要なことだ。そうしなければ私が死んでしまう、きっといつかは両手に醜い口が現れるのだろう・・・
ただそれは、今日明日ではない
他人に悪魔が憑かないように本は常に持ち歩くそれが私のためでもあり悪魔のためでもある。
時折赤子が「復活を・・・」と言ってくるが「まだこの世界に飽きていない」と言い返し下がらせる。
これがいつまで続くかわからないけど、この身が悪魔となるその日まで私は生き続ける。
「さて今日も間抜けな貴族は居ないかな〜」
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