クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

永遠の命をテーマに研究を続けていた鷲頭　勇雄（わしづ　いさお）研究員は超えられぬ課題に直面していた。
それは細胞の寿命によるものである。細胞はある程度分裂を終えるとその役目をおわり腐敗していく、その構造はどのような
手段をもってしても、細胞の生存期間を延長するだけで終焉の後送りに過ぎなかった。
彼のテーマには国も関心を抱いていた、資金供給に不満はなかった。
しかし。いつまでも見えぬ成果に業を煮やした鷲頭は、あるとき一つの書物と出会う、それはかなりの抜粋された無名祭史記書だ
そのなかにある分を辛うじて解読した鷲頭は、ミ＝ゴ　ユゴスよりのものとの接触に成功する。
その中で彼は自らの持つ知的財産や物量とを交換条件に、現在のウボ＝サスラの眠る場所と実験の協力の約束を取り付ける
それは数年に及ぶ実験の末、落とし子たちをウボ＝サスラから回収し、その細胞…万能細胞の研究を始めた。
ウボ＝サスラは自ら作り出した落とし子を吸収し、また作り吸収をするという行為を繰り返している。
その永久機関のような構造に白羽の矢が立ったのだ。
ウボ＝サスラの細胞は自食を繰り返し、他から得る栄養を細胞に変換していたのだ（オリジナル設定です）
その研究は掘っ立て小屋の中で行われ、そしてそれは何度も何度も繰り返され失敗作はミ＝ゴから譲り受けた脳缶に格納し
保存していた。


ある日のことだった。それは偶然だったのだ。落とし子の細胞分裂及び活性化実験の際であった。誤って種を落としてしまったのである
それはデザートのサクランボの種であった。落とし子はそれを吸収するとサクランボとそっくりな形になったのだ
この現象から何度か実験を行い、鷲頭は確信へと至る。
落としこの細胞は触媒さえあればどんなものにでもなれる・・・と。

それからは実験の限りを尽くしあらゆる動植物を媒体としたが、なぜか動物には適合しなかった。
しかし、植物は適合する。関連性を見つけるため、実験をはじめ・・・。幾月か。
それももはやたまたまとしか言いようがない、とある木に果実がなったのだ。試しに食べてみるとめまいを起こすような吐き気とともに
体のコントロールが不能になった。幸い目の前にたまたま生えてた解毒草を摂取することで事なきを得た。

この木の実を持ち帰り調べると、中の細胞がまったくの別のものにかわっているのが分かった。
そこで鷲頭は気づいた・・・「永遠の獲得は停滞によっては決して到達できない、自信をヒト個体を進化させねばならぬと」

この進化論により木の実品種改良が始まった・・・数年の歳月がかかった。

それを摂食した鷲頭は若さを得た。60代半ばに差し掛かろうとしていた壮年の彼の顔は皺ひとつない、20代のころに戻っていたのだ。
彼はそれを多用した・・・そしてそのつけはあることをきっかけに崩壊への序曲へ変わった。
以後、彼は思考能力を徐々に失い、ミ＝ゴとのコミュニケーションが取れなくなり、ミ＝ゴ側は計画破綻を確認すると施設の
放棄を始めた。

20XX年探索者帰還とともにその姿を消したブーペ島…いや、姿を消したのはブーペ島自身ではなく
もしかするとあなた達なのかもしれない・・・？
まあ、なんにせよ世にも奇妙な、そして魅惑に満ちた島は今もどこかの世界線でみなを待ち構えているだろう。

ブーペ島　人口0人の領海拡大のために【創作】された孤島。
作り物の世界はあなたの目にどう映るだろうか？

創作と現実　真実と虚偽　毒と薬　相反しながらも紙一重でそこにあるものは
本当の正体は何なのか・・・

探索者はその後の余生をどう送ったのかはわからない

人生は選択の連続であり、答え合わせのない問題用紙だ。

あなたたちは問われれば答え続けなけらばならない

答えなければ進めないし停滞する

この問いに正解音も不正解音もない

ただ、闇雲に、目隠しをしながら…綱渡りをする。

それが人生なのではないだろうか

そして、鷲頭もまた人生を全うした人物だ

それが終着点へついた彼への手向けの言葉として、文章を終える。

Thank you for playing Please look forward to a next time.　ﾛｰﾄﾞﾗｰﾗ

皆さん本当に疲れ様でした。
クトゥルフTRPGは一年ぶりでうまくできるか不安でしたが皆さんに色々助けていただいて何と
かやりきることが出来ました。
折角やるなら楽しまねば！と主人公の立ち位置のHO1を選びましたが言葉通り主人公でドラマ
ティックな展開をとても楽しむことができました！ちょっと忘れかけていた瀬川のキャラも
ほぼ確定したと思います(笑)
また一緒にセッションすることがありましたら、よろしくお願いします。

ブーベ島に向かってから幾月がたった。
勤めていた研究所は閉鎖され、瀬川は新しい職場に就職し、また研究者として仕事をしている。
あの島で見てきた光景、万能細胞のことについてはあれから誰にも話していない。非日常的な
経験であったし、自分の暗い過去についてどうしても思い出してしまうからだ。だがそんな中
でも鷲頭博士のことを忘れることはできなかった。
「忘れるなんて無理だよ...父さん」
そんなことを時折考えながら今日も忙しく働いている。少し前に新しい研究内容を考えてくれ
と頼まれており、ほかの職員が帰った研究所で何かいい研究テーマはないかと思案していた。
「さて、何について研究するか...また砂糖と醤油で何か...？駄目だ、いい案がわかない。
こういう時はあいつに相談だな」
そう思いながら帰り支度をすませ、新しい職場を後にしながら共に研究していた親友に電話
をかける。
「お疲れ、鳴無。なあ、今暇か？ちょっと相談したいことがあるんだが...」
夜の街に一人の男の声が響く。その声は二人の暗い過去を感じさせない明るいものになってい
るだろう。

KP様,PL様,長い時間本当にお疲れさまでした(アバウト)。
ボブは脇役を目指し名前から脇役っぽく考えてたらこうなっていました。
ゾンビ映画では二、三番目くらいにDeadENDを迎えるキャラにできたと思います。
後日談……? HAHA、ボブは掛け合いあってこそなんだ。話し相手は……誰だろう？
最後の祈りどう拾おうか考えた結果でもあります( ˘ω˘ )ｽﾔｧ…
"Nearer, My God, to Thee"wikiより
wikiで参加する事は初めてだったので最初ダイスで迷惑かけてしまったのは申し訳ないです。
KP様、PL様、共にシナリオをやり遂げた事に感謝を。
ボブにちなみ、この言葉でさようなら。
Goodbye for now.

「一枚かませてもらうんだ。奢らせてもらうよ」
「ああそれと、しばらくしたら実家に顔見せようと思うんだ。それもよろしく頼むよ」
　そういって多めに代金を置いてカフェを立ち去る。
……
　懐かしい磯の香り。
　誰かが歩いてくる足音が風に乗り聞こえてきた。
　動画を見るのを止め、隣に立ち止まり話しかけてくる相手を見る。
「やあ、魚は釣れたかい?」
「大漁だよ。バケツおいてあるだろ」
「バケツには一匹も入ってないけれど?」
「これから大量に入る予定なんだ」
「はいはい。私も横で釣らせてもらっていいかな」
「ああ、もちろん」
「ありがとう。それじゃあ失礼するよ」
……
「中々様になってるね。ここにはよく来るのかい?」
「まぁ、ぼちぼちってところだ」
「様になってても釣れてないんだけどね」
「そこはお互い様だろう」
「これから大量に釣る予定なんだよ」
「HA HA! 面白いな! 最高の返しだ」
「he he……相変わらず、好きだね。一応、名前聞いていいかな？」
「俺はマイケル・ジャクソンだ」
「冗談だろう?」
「冗談さ。本当はボブ・イーストウッドだ」
「ああ、やっぱり。久しぶりだねボブ……随分逞しくなったね」
「そこはお帰りっていうんだよ。最後のは否定しないが」
「それもそうか。お帰りボブ」
「ただいま」
「一言だけかい?」
「いいや、良い土産話がたくさんあるぜ」
「新鮮な魚もあればもっと嬉しいんだけどね」
「おいおい、勘弁してくれ」

――遠くに見える教会で誰かが歌を歌っている

Nearer, my God, to thee, nearer to thee!
E'en though it be a cross that raiseth me,
still all my song shall be, nearer, my God, to thee.

Nearer, my God, to thee, nearer to thee...

先ずは皆さん、13時間に渡る長時間お疲れ様でした。
アビーは母性を投げ捨てた自由人なシスターで、大事な場面で聖職者っぽい話をしようと
作成時点で考えてましたが、思ったよりポンコツなシスターになってました。
皆さんに助けてもらいながら、RPの方面でも鳴無さんや瀬川さんには特にお世話になり
満足行く動くになりました。本当にありがとうございました。

マフラーさん
鳴無さん、とっても可愛い、愛されキャラで、アビーで絡ませてもらって、とても楽しかったです。
最後のクライマックス付近の人間関係も濃密で、見ていて力が入ってしまいました。
どどんとふの機能に始まり、シナリオ内でのRP、推理、また雑談での盛り上げにおいても
中心的な位置に立って下さっており、皆を引っ張ってくれてました。
ご一緒できて良かったです。本当にありがとうございました。

三式さん
瀬川さんは、シナリオにおいて一番重要な立ち位置に居ましたね。
クライマックス付近の鳴無さんとのやり取り、とてもカッコ良かったです。
本当に良いコンビで、二人のやり取りは見ていてずっとニヤニヤしっぱなしでした。
主人公として最後までやり切った感じ、お見事でした。
またご一緒できたときは、是非ともよろしくお願いします。

ＮＡＳＵさん
イケメン！の一言につきます。マダムとのやり取りに始まり、島での探索も含め
大事な行動殆どキメてくれてたんじゃないでしょうか？
性格もアメリカンな感じの軽いノリで、一々私のツボにハマった言動は
ホント好きでした。いやもうボブ大好き！
あまり絡むことが出来なかったのが心残りでしたが
次ご一緒できたときは、いっぱい絡みに行きますので、相手をしてやってください。

ヤーさん
とっても渋いおじいさん。表に立って動かれることは少なかったですが
要所でシッカリとした発言をされていた印象です。
何よりもエンディングの話の持って行き方は、とても秀逸で
このシナリオで一番カッコいい台詞だったのでは？と思ってます。
ボブさんと同じく、あまり絡むことが出来ずに残念でしたので
次ご一緒できたときは、是非とも沢山相手をしてやってください。

やじうまんさん
最強のおじいちゃん。凄かったですね！とっても頼りになりました。
おじいちゃんなら出来るんじゃないの？と思わせるような空気の作り方
とても見事だったと思います。
沢山の場面に顔を出し、ある意味で一番目立っていたのではないでしょうか。
アビーもシナリオ中たくさん助けられました。ありがとうございました。

KPロードラーラさん
先ずは６人もの大所帯のPLを纏めてシナリオをこなされたこと、ご苦労様でした。
今回はPL陣がのんびりとRPを楽しんでいたこともあり、時間管理が大変そうでしたが
うまく情報をぶっちゃけたりしながら、時間を管理されていたなぁと感心しました。
少し強引な誘導もありましたが、シナリオを円滑に進める意味では必要な部分だったかなと
シナリオを見直すなら、その部分のサブプランを持っておけば、選択肢を与えたっぽく思わせて
実は一本道だったとかに出来るんじゃないかな。と思いました。
とか言いつつ本当に楽しかったです。
特に最後の選択肢から病室でのエンディングまで、物凄くドキドキしました。
このような素晴らしいシナリオに参加させてくださり、ありがとうございました。

目を覚ました弟のアルフォンスは、すべての記憶を失っており
覚悟していたこととはいえ、他人に対するような反応を返されることは悲しかった。
しかし、どのような代償はあれ、彼が目覚めてくれたこと…
その事実が何よりも幸福であり。
アビゲイルの日常は今までよりも充実したものに変わっていった。
数週間の時が経ち
アルフォンスも自分に慣れてきてくれ、弟という事実を少しずつ受け入れはじめてくれている。
晴れて退院することもでき、今は自分と共に生活することができるようになった。
　
生活が一段落したところで、アビゲイルはふと思い出す。
それは、あの不思議な島での出来事。
すべてが夢だったような感覚と、目の前にある奇跡。
あれは神の御慈悲だったのだろうか……
いくら、神に感謝しても自分の中で引っかかるものがある。
あれは決して夢などではなく
そこで一緒に居た人たちは、実際に自分を助けてくれていたのだ。

思い立った彼女は、住所も知らない、存在してるかも分からない４人に向けて
動画でメッセージを送る。

「ケイタ、マサシ、ボビー、ゴウゾー、ヤジウマ元気かしら？」
「あそこで別れてから、アナタたちがどうなったか、私には分かりません」
「けどキッと元気だと信じています」
「そうそう、見てください。アナタたちのお陰で弟は無事、元気になれました」
「今はまだ、少し大変だけど、それでも毎日がとても充実しているわ」
「それも、これも、皆のお陰……本当に感謝しています」
「もし時間があったら旅行がてらカンタベリー大聖堂にでも来てください」
「沢山…お礼をしたいから」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――Dear my heroes

偉大なる主が、また彼らと自分を出会わせてくれる
奇跡を信じて

設定としては見ての通り戦争経験しており、跳躍でヘリコプター落としたり基地を奇襲して破壊したり
さらにいえば単独でアーマー高く見て7装甲ある相手たちを一人で立ち向かってた超人設定です。
すごいね！９０％。今回もっと濃いキャラにしようと日本語をもっと上げるべきだと後悔。

『師よ戻ったぞ』
「どうだった。サンプルのデータはとれたか？」
『師よ、あれは無数に分裂するがん細胞のものだった』
『万能細胞など初めからなかったんだ。あれは偶物だ』
「・・・・・・・・・・・・・・・そうか」
『師よ。今回は我にとって有意義な旅だった。後ほど政府からも非礼を詫びよう。我は失敗したからな』
また後日。彼は旅の食べ歩きにハマり、当たらな冒険を歩むだろうがまたそれは。

これを見ているあなたが考えるといい。
それがとってもたのしい

参加圧倒的感謝！
長い間お疲れ様でした。おじいちゃんが頼もしくてどうあつかえばよいか四苦八苦しましたが
どうでしたでしょうか？
結果的に戦闘はなかったですが・・・まあそこはｗ許してクレメンスっと
また来てください！待ってます！

思いっきり好き勝手させてもらってKPにも他のPLの方にも頭が上がりません。
すごく活き活きとRPさせてもらいました！　皆さんに弄ってもらえて中の人はホクホクでした
本当に、砂糖と醤油があんなことになるなんて……。設定めちゃくちゃ生やして拾ってくださったKPのおかげで、本当に始終楽しかったです。
こんなに展開にドキドキワクワクするシナリオ、本当に久しぶりでした！
また縁があったら参加させてください！　今回は本当にありがとうございました！

結局、あれはなんだったのか。
膨れた腹をさすっても、あの『真実』とやらを見ても、鳴無にはどうも理解しきれなかった。
目の前で寂しくなった財布を覗き込む同僚に聞けばその謎も解明できるだろう。
「やっぱり他人の金で喰う肉は最高だな」
だが、実際口に出たのはいつもと変わらぬ皮肉と笑み。目の前にいる男は文句をいいつつも受け入れ、その顔を見た鳴無はやはりケタケタと笑うのみ。
そう、分からないままでいいのだ。鷲頭、万能細胞、ブーペ島、あの場所で起きた全てのこと。今までの事、そして、これからのこと。
分からないから知りたくなる。だが、全て知るにはあまりにも人生は短い。
『永遠』という夢に縋りたくなる気持ちも、同じ探求者だからこそ鳴無にも共感できるところはある。
だが、それは『人』だからこそもてる夢だ。
限りある者だからこそ、辿り着けるものがある。
そこに辿り着けるか、あるいは半ばで死ぬか、その答えは数十年も先のこと。それまでにやりたいことはたくさんある。
その時までこの男は傍にいるだろうか。案外、近いうちに別れが来るかもしれない。
その答えもまだ分かりそうにないので、とりあえず空腹という目下の問題を片付けるために鳴無は口を開くのだった。
「せがわー、ぼく、デザートにアイスたべたい♡」
勘弁しろという言葉は、ふしぎなことに鳴無の耳には届かなかった。

なれないキャラ付けでどう人とコミュニケーションを取ったものかと色々悩みました。
口は悪いけど悪い人ではないおじさん、くらいに思ってくれてたら幸いです。

色々考えさせられるシナリオで楽しかったです。
またどこかで会えたらよろしくお願いします。

「学生諸君。新しいプロジェクトを始めるぞ。万能細胞を作るぞ。」
「既に学校の申請が通り、政府からの研究資金も得られた」
「目的だと？決まっている。けが人や病人のために決まっているだろう。永遠の命などいらん。」
「理論のわからん謎の万能細胞などいらん。人の手で解明され培養できる細胞にこそ真の意味がある」
「どこぞの島から持ち帰った？そんなもの研究者としては二流だ」
「学会をにぎわせる日も近いぞ！」

研究は始まったばかりだが、のちに某大学の教授がiPS細胞の培養に成功、発表することになる。
ライバル視する人間がまた出来、本人は悔しがりながらも生き生きしているようだ。

今回は12時からスタート0:30終了と予定時間を大幅に超えてしまい大変申し訳ございませんでした。
やはり導入などそのキャラの深堀をする部分についつい時間をかけてしまい、時間超過・・・茶番とかも含めてｗ
今回は前回よりもあっさりとしていましたがとてもよくできたと思います。

ＳＡＮチェックもほぼほぼ回収してくれて前回よりはＣＯＣらしかったのではないでしょうか？
クトゥルフ神話ＴＲＰＧ動画のようにドラマチックで、そしてその道を自分で選択できるといった手法にこだわり
水先案内人を務めましたが、その分少々強引だったかもしれません。

しかし、ＥＤはみな熱くなってくれて私も画面の外で笑っておりましたｗ

さて、ながながと喋るのといつまでも開いた口がふさがらず唾液が枯れ果てしまうのでここらでお暇させていただきます。
また、性懲りもなく卓を作らさせてもらいますので、是非ご参加のほどをよろしくお願いいたします。

ＴＲＰＧ用アカウント作成しました　ついったー→　@TRPG_IAIA ロードラーラ