ウルトラマン(1966)

「ウルトラマン：タイトルバック」より
ご注意：他人の著作物を引用する場合は、このように引用元の明記をお願い致します。(...【ウィキの書き方】より抜粋）

ウルトラマン(1966)　
空想特撮シリーズ

【INDEX】
キャラクター、設定
データ、記録
キャスト、スタッフ
タイトル、企画
ストーリー
エピソート、影響
リスト
SE、音楽
アイテム、商品

ウルトラQ(1966)←前作・次作→ウルトラセブン(1967)

◆【キャラクター、設定】

◆【データ、記録】

放映期間：1966(昭和41)年7月17日～1967(昭和42)年4月9日（全39話）
英語タイトル：ULTRAMAN
放送局：TBS系
提供：武田薬品工業
広告代理店：宣弘社
放送日：毎週日曜日 19:00～19:30

劇場版

『長篇怪獣映画ウルトラマン(1967)』
『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン(1979)』
『ウルトラマン怪獣大決戦(1979)』
『ウルトラマン恐怖のルート87』（第20話を上映）
- 1989(平成元)年4月28日上映（同時上映：ウルトラマンUSA、ウルトラマンA(1972)）
- 配給：東宝
『甦れ！ウルトラマン(1996)』
『庵野秀明セレクションウルトラマン 4K特別上映』（18・26・28・34話を上映）
- 2022(令和4)年6月3日上映
- 配給：

関連作品

『ウルトラマンシンガポールの新たな力(2021)』

	放送日	タイトル	脚本	監督	特技	登場怪獣
1	1966年7月17日	ウルトラ作戦第一号	関沢新一金城哲夫	円谷一	高野宏一	ベムラー
2	1966年7月24日	侵略者を撃て	千束北男	飯島敏宏	的場徹	バルタン星人
3	1966年7月31日	科特隊出撃せよ	山田正弘	飯島敏宏	的場徹	ネロンガ
4	1966年8月7日	大爆発五秒前	南川竜	野長瀬三摩地	高野宏一	ラゴン
5	1966年8月14日	ミロガンダの秘密	藤川桂介	飯島敏宏	的場徹	グリーンモンス
6	1966年8月21日	沿岸警備命令	山田正弘	野長瀬三摩地	高野宏一	ゲスラ
7	1966年8月28日	バラージの青い石	南川竜金城哲夫	野長瀬三摩地	高野宏一	アントラー
8	1966年9月4日	怪獣無法地帯	金城哲夫上原正三	円谷一	高野宏一	レッドキングチャンドラーマグラーピグモンスフラン
9	1966年9月11日	電光石火作戦	山田正弘	野長瀬三摩地	高野宏一	ガボラ
10	1966年9月18日	謎の恐竜基地	金城哲夫	満田かずほ	高野宏一	ジラース
11	1966年9月25日	宇宙から来た暴れん坊	宮田達男	満田かずほ	高野宏一	ギャンゴ
12	1966年10月2日	ミイラの叫び	藤川桂介	円谷一		ドドンゴミイラ人間
13	1966年10月9日	オイルSOS	金城哲夫	円谷一		ペスター
14	1966年10月16日	真珠貝防衛指令	佐々木守	実相寺昭雄	高野宏一	ガマクジラ
15	1966年10月23日	恐怖の宇宙線	佐々木守	実相寺昭雄	高野宏一	ガヴァドンA ガヴァドンB
16	1966年10月30日	科特隊宇宙へ	千束北男	飯島敏宏	高野宏一	バルタン星人（二代目）
17	1966年11月6日	無限へのパスポート	藤川桂介	飯島敏宏	高野宏一	ブルトン
18	1966年11月13日	遊星から来た兄弟	南川竜金城哲夫	野長瀬三摩地	高野宏一	ザラブ星人にせウルトラマン
19	1966年11月20日	悪魔はふたたび	山田正弘南川竜	野長瀬三摩地	高野宏一	アボラスバニラ
20	1966年11月27日	恐怖のルート87	金城哲夫	樋口祐三	高野宏一	ヒドラ
21	1966年12月4日	噴煙突破せよ	海堂太郎	樋口祐三	高野宏一	ケムラー
22	1966年12月11日	地上破壊工作	実相寺昭雄		高野宏一	テレスドン地底人
23	1966年12月18日	故郷は地球	佐々木守	実相寺昭雄	高野宏一	ジャミラ
24	1966年12月25日	海底科学基地	藤川桂介	飯島敏宏	高野宏一	グビラ
25	1967年1月1日	怪彗星ツイフォン	若槻文三	飯島敏宏	高野宏一	ドラコギガスレッドキング（二代目）
26	1967年1月8日	怪獣殿下前篇	金城哲夫若槻文三	円谷一	高野宏一	ゴモラスフラン
27	1967年1月15日	怪獣殿下後篇	金城哲夫若槻文三	円谷一	高野宏一	ゴモラ
28	1967年1月22日	人間標本5・6	山田正弘	野長瀬三摩地	高野宏一	ダダ
29	1967年1月29日	地底への挑戦	南川竜金城哲夫	野長瀬三摩地	高野宏一	ゴルドン
30	1967年2月5日	まぼろしの雪山	金城哲夫	樋口祐三	高野宏一	ウー
31	1967年2月12日	来たのは誰だ	海堂太郎	樋口祐三	高野宏一	ケロニア
32	1967年2月19日	果てしなき逆襲	藤川桂介	鈴木俊継	高野宏一	ザンボラー
33	1967年2月26日	禁じられた言葉	金城哲夫	鈴木俊継	高野宏一	メフィラス星人ケムール人（二代目）ザラブ星人（二代目）バルタン星人（三代目）
34	1967年3月5日	空の贈り物	佐々木守	実相寺昭雄	高野宏一	スカイドン
35	1967年3月12日	怪獣墓場	佐々木守	実相寺昭雄	高野宏一	シーボーズ
36	1967年3月19日	射つな！アラシ	山田正弘	満田かずほ	高野宏一	ザラガス
37	1967年3月26日	小さな英雄	金城哲夫	満田かずほ	有川貞昌	ジェロニモンピグモン（再生）テレスドン（再生）ドラコ（再生）
38	1967年4月2日	宇宙船救助命令	上原正三	円谷一	有川貞昌	キーラサイゴ
39	1967年4月9日	さらばウルトラマン	金城哲夫	円谷一	高野宏一	ゼットンゼットン星人

◆【キャスト、スタッフ、他】

監修：円谷英二

プロデューサー：市川利明、末安昌美

脚本：関沢新一、金城哲夫、千束北男、山田正弘、南川竜、藤川桂介、上原正三、宮田達男、佐々木守、海堂太郎、若槻文三

撮影：内海正治、福沢康道、鈴木斌
照明：山口偉治、高島利雄
美術：岩崎致躬
音楽：宮内国郎
効果：西本定正、荒川与志雄、知久長
助監督：東条昭平、鈴木俊継、吉高勝之、大平隆
制作担当者：熊谷健、塚原正弘

監督助手：高橋五郎、城健友
撮影助手：小川大次郎、斉藤正明、高木浩史、萩原武
照明助手：大石弘一、小田勝之
大道具班長：水上岩雄、伊藤長三郎
大道具組立：中村金雄
小道具：畠山勝信
衣裳：大塚一郎
結髪：田口世里子
編集助手：小倉昭夫、泉典彦、小林熙昌
記録：竹井篤子

特殊技術

撮影：佐川和夫、高野宏一、鈴木清、森喜弘
照明：小林哲也、原勲
美術：成田亨、大瀬賢一、深田達郎
光学撮影：中野稔
怪獣デザイン：成田亨
助監督：鈴木俊継、山本正孝、大木淳
制作担当者：守田康司、上村宏、久東晃、原田昇

監督助手：円谷粲、城友健
撮影助手：稲垣涌三、中堀正夫、北岡隆、笹原美郎
照明助手：安藤正則、幸村寿郎、大平由男、小池一三
美術助手：深田達郎、山崎裕久、石川弘、鈴木圭介
機電：倉方茂雄
操演：沼里貞重、中島徹郎
光学助手：野村尚宏、石塚昇、兵頭文造、樋口誠吾
作画：平田佳子、川名敏之、佐々木圭子
記録：鈴木徳子、浦島邦江
製作進行：松尾映郎、宇根本江

協力
- 伊豆シャボテン公園
- 下田温泉ホテル
- 宝石専門店ミワ
- よみうりランド
- 大阪タワー株式会社
- TBS東丸山スキー場

特殊技術：高野宏一、的場徹、有川貞昌

監督：円谷一、飯島敏宏、野長瀬三摩地、満田かずほ、実相寺昭雄、樋口祐三、鈴木俊継

制作協力：朝日放送（26・27話）
制作：TBS、円谷プロダクション

出演者

ムラマツキャップ：小林昭二

ナレーター：石坂浩二、浦野光
ウルトラマンの掛け声：中曽根雅夫

埼玉県警警邏隊：久仁博士（1話）
埼玉県警警邏隊：渡辺晃三（1話）
キャンパー：劇団変身（1話）
ウルトラマンの声：近藤久（1・39話）
防衛隊幕僚：幸田宗丸（2話）
防衛隊幕僚：飯田覚三（2話）
はげたか発射指揮官：緒方燐作（2話）
防衛隊幕僚長：藤田進（2話）
城のガイド：林家珍平（3話）
送電所職員：小高まさる（3話）
水力発電所職員：渋谷英男（3話）
火力発電所職員：加藤茂雄（3話）
ミチコ：近藤美智子（4話）
巡視船見張員：大塚周夫（4話）
医師：佐伯久（4話）
山田博士：笹川恵三（5話）
松尾博士：奥野匡（5話）
小林次郎：山中紘（5話）
山田博士の助手：槙みちる（5話）
浜口節子：若林映子（5話）
ノブコ：飯田有子（6話）
チロ：中島洋（6話）
湾岸事務所所員：渡辺晃三（6話）
湾岸事務所所員：鹿島信哉（6話）
巡査：加藤茂雄（6話）
ダイヤモンド・キック：伊藤久哉（6話）
斧山船員：柳谷寛（6話）
ダイヤモンド・キックの相棒：長谷川弘（6話）
ジム隊員：エドガー・ケイザー（7話）
チャータム：弓恵子（7話）
バラージの老婆：牧よし子（7話）
バラージの老人：安芸津広（7話）
松井所員：松本朝夫（8話）
高原少年団・武：佐藤英明（9話）
高原少年団・敏男：山村哲夫（9話）
町長：深見吉衛（9話）
工事現場主任：池田忠夫（9話）
工事作業員：市原清彦（9話）
警察署長：熊谷卓三（9話）
高原少年団・団長：今井和夫（9話）
中村博士：森幹太（10話）
久保友子：谷育子（10話）
林一郎：岡村春彦（10話）
釣り人・新田：中山豊（10話）
釣り人・林：西条康彦（10話）
二階堂教授：灰地順（10話）
：内藤勲（10話）
ホテル従業員：古谷敏（10話）
鬼田：山本廉（11話）
山本博士：浅香春彦（11話）
山本博士の助手・緑：南不二子（11話）
記者：三浦威（11話）
記者：矢野陽子（11話）
記者：古河秀樹（11話）
水着撮影のカメラマン：鈴木和夫（11話）
：奈ヶ岡信（11話）
：石黒正男（11話）
花嫁：若山真樹（11話）
新聞記者：青島幸男（11話）
子供：相原ふさ子（11話）
警備員・原田：稲吉靖（12話）
警備員・森：奥村公延（12話）
：由木光（12話）
警官：平松慎吾（12話）
刑事：永谷悟一（12話）
酔っ払い・広川：梅津栄（13話）
刑事：生井健夫（13話）
刑事：宮川洋一（13話）
タンクローリーの運転手：野本礼三（13話）
製油所所員：松尾文人（13話）
製油所所長：近衛敏明（13話）
消防隊員：安田隆久（13話）
：若尾義昭（13話）
宝石店店主：矢野宣（14話）
トラック運転手：樋浦勉（14話）
トラック運転手助手：寺田農（14話）
土管の持ち主：原保美（15話）
タカシ：内野惣次郎（15話）
ゼロ戦：金子吉延（15話）
サスケ：橋本有史（15話）
オバケ：佐藤継知夫（15話）
ムシバ：川田勝明（15話）
チャコ：岩井敏枝（15話）
毛利博士：池田忠夫（16話）
新聞記者：堤康久（16話）
バルタン星人（二代目）の声、秒読みの声：西田昭市（16話）
川口博士：舟橋元（17話）
福井一郎博士：永井秀明（17話）
藤井洋子：那須ますみ（17話）
吉沢助手：佐竹弘行（17話）
イエスタデイ：ハンス・ホルネス（17話）
森田博士：土屋嘉男（18話）
脳外科医師・村木：森山周一郎（18話）
防衛軍司令官：高田稔（18話）
宇宙局局員：勝部義夫（18話）
防衛会議メンバー：：土屋詩朗（18話）
防衛会議メンバー：山田圭介（18話）
宇宙局局員：住吉正博（18話）
防衛会議メンバー：金城哲夫（18話）
ザラブ星人：青野武（18話）
福山博士：福田善之（19・22話）
木村助手：丸山謙一郎（19話）
石岡博士：相沢治夫（19話）
志賀助手：塚田正昭（19話）
警備員：金井大（20話）
飼育員：鈴木治夫（20話）
飼育員：松原靖（20話）
あけぼの少年ホーム職員：北川恭子（20話）
トラック運転手：中島元（20話）
ムトウ・アキラ：榊原秀春（20話）
守衛の声：青野武（20話）
高原レストハウス支配人：大塚周夫（21話）
教頭：池田生二（21話）
教師：溝井哲夫（21話）
地震研究所所員：山中紘（21話）
防衛隊隊長：門脇三郎（21話）
ハイカー：皆川和子（21話）
ハイカー：清水美帆（21話）
中学生：小山潔（21話）
：河辺昌義（21話）
：日方一夫（21話）
旅客機パイロット：久野征四郎（21話）
地底人X：フランツ・グルーベル（22話）
アンヌ・モーハイム：アネット・ソンファーズ（22話）
東京TVセンター職員：丸山謙一郎（22話）
アラン隊員：ピエール・ピロッツ（声：上田敏也）（23話）
パトカーの警官：飯田和平（23話）
アキラの母：中村富士子（23話）
アキラ：吉野謙二郎（23話）
：本多真（23話）
吉村総裁：高橋正夫（24話）
山川博士：可知靖之（24話）
ウィリアム・チルダー：ハロルド・コンウェイ（24話）
ジェニー・チルダー：エルビラ・フビ（24話）
海底センター職員：橘正晃（24話）
インテリ風の男：勝部義夫（25話）
ター坊の父：中島春雄（25話）
マダム風の女：毛利幸子（25話）
ター坊：宮本智弘（25話）
中谷教授：富田浩太郎（26・27話）
鈴木治：稲吉千春（26・27話）
鈴木三平：宮田羊容（26・27話）
鈴木リエ子：布地由起江（26・27話）
ヒロシ：加藤勉（26・27話）
ヒロシの母：江島和子（26話）
治の友達：川田勝明（26話）
小学生：勝又富美夫（26話）
吉村巡査：緒方燐作（27話）
巡査：川又由希夫（27話）
秋川叶子：田原久子（28話）
宇宙線研究所所員：鈴木泰明（28話）
病院の警官：起田志郎（28話）
バス運転手：中島元（28話）
宇宙線研究所所員：国島英慈（28話）
警官：米地政英（28話）
宇宙線研究所所員：義那道夫（28話）
坑夫・秋田：佐田豊（29話）
坑夫・山本：大村千吉（29話）
ゆき：富永幸子（30話）
猟師・町村：山本廉（30話）
世話役・秋田：近衛敏明（30話）
飯田村村人：伊藤実（30話）
：真篭芳恵（30話）
：葉山美樹（30話）
飯田村村人：塚田正明（30話）
：若杉幸司（30話）
：斉藤真理（30話）
飯田村村人：鈴木邦夫（30話）
：藤田修弘（30話）
：折原正弘（30話）
：山口浩治（30話）
二宮博士：中山昭二（31話）
ゴトウ隊員：桐野洋雄（31話）
警官：坪野鎌之（31話）
屋敷の主人：西条竜介（31話）
パティ隊員：真理アンヌ（32話）
工事現場主任：伊藤実（32話）
工事現場作業員：加藤茂雄（32話）
工事現場作業員：桂伸夫（32話）
ヤマモト博士：伊藤久哉（33話）
警官隊：岩本弘司（33話）
警官隊隊長：中島春雄（33話）
フジ・サトル：川田勝明（33話）
メフィラス星人の声：加藤精三（33話）
：小宅雅裕（34話）
月ロケットセンター所員：奥野匡（35話）
月ロケットセンター所員：斉藤三勇（35話）
怪獣供養の僧侶：石川隆昭（35話）
月ロケットセンター所員：田村奈己（35話）
月ロケットセンター所長：永井秀明（35話）
坊主：中野稔（35話）
防衛参謀：青木義郎（36話）
児童会館の職員：小沢直平（36話）
看護婦：川西都子（36話）
：斉藤和子（36話）
：小宅雅裕（36話）
：大菊美子（36話）
少年：日下部聖悦（36話）
：藤田修裕（36話）
権田博士：浅野進治郎（37話）
銀座デパート主任：金井大（37話）
警官：中山豊（37話）
警官：鈴木和夫（37話）
子供：近藤美智子（37話）
デパート従業員：佐竹弘行（37話）
デパート従業員：毛利幸子（37話）
子供の母：佐渡絹代（37話）
ピグモンの声：江戸家猫八（37話）
細川局長：武内亨（38話）
吉野：灰地順（38話）
宇宙局局員：北原隆（38話）
アーサー船長：エンベル・アルテンバイ（声：森山周一郎）（38話）
V2隊員：小池泰光（38話）
：石橋友和（38話）
：原武彦（38話）
ゾフィーの声：浦野光（39話）

劇団ひまわり
富士企画
劇団新劇場
劇団変身

ウルトラマン・ゾフィー：古谷敏
ベムラー・ゲスラ・アントラー・レッドキング・ギャンゴ・ドドンゴ・ペスター・ガマクジラ・ガヴァドンB・ブルトン・ヒドラ・ジャミラ・グビラ・ジェロニモン・ゼットン：荒垣輝雄
バルタン星人：佐藤武志
ネロンガ・ガボラ・ジラース・キーラ：中島春雄
ラゴン・マグラー：泉梅之助
グリーンモンス・アボラス：中村晴吉
チャンドラー・ドドンゴ・ペスター・再生テレスドン：清野弘幸
ピグモン：藤田修裕
ミイラ人間：満月英世
バルタン星人（二代目）：飛鋪正直
にせウルトラマン・ドラコ：池田文夫
バニラ：田尻康博
ケムラー・テレスドン・レッドキング（二代目）・ゴモラ・ダダ・ウー・ザンボラー・シーボーズ・ザラガス：鈴木邦夫
ギガス：南明
ゴルドン・ケロニア・メフィラス星人：扇幸二
スカイドン・再生ドラコ・サイゴ：松島映一
再生ピグモン：小宅雅裕

◆【タイトル、企画】

科学特操隊ベムラー

◆【ストーリー】

M78星雲の光の巨人・ウルトラマンは、宇宙のお尋ね者である怪獣ベムラーを護送中、地球への逃走を許してしまう。
ベムラーへの追跡の最中、竜ヶ森湖の上空に到達したウルトラマンは、ハヤタ隊員の乗っていた小型ビートルと激突し、ハヤタは死亡してしまう。
責任を感じたウルトラマンは、ハヤタと命を共有して一心同体となり、怪獣や宇宙人から地球の平和を守るために立ち上がる。

時代設定について
物語の舞台がどの時代に属しているのかは制作者の間でも明確な合意はなかった。そのため時代設定はそれぞれの回で異なっており、次のような描写がある。
①ジャミラが死亡したのは1993年（第23話）
②大阪万博に備えてゴモラを空輸する（第26・27話）
③円盤群は1930年代から40年間地球を偵察していた（第39話）

①の描写には二つの解釈がある。第一に、物語の舞台を1993年とする解釈。作品中で「ジャミラは宇宙開発競争が行われていた時代に事故に遭い、30年かけて地球に戻ってきた」とされている。この競争が行われていた時代というは正に番組が放送された1960年代のことである。脚本を書いた佐々木守氏は反権力思想の持ち主であったから、大国間で行われる競争を批判していたと考えられる。このことを考えれば、この第23話においては1993年が舞台であるとする解釈が自然であろう。それに対し、『ウルトラマンベストブック』（竹書房）等に示されている第二の解釈として次のようなものがある。「ジャミラが事故に遭ったのが1960年で、当時ジャミラは33歳だった。この1960年を『怪獣』としてのジャミラが生まれた年と考える。『怪獣』ジャミラが『人間』ジャミラと同じように33年間生きたとすると、死亡したのは1993年」。『ウルトラマンベストブック』では物語の時代設定を一貫して放映当時と同じ1960年代としているためにこのような解釈となるが、作品中で「ジャミラは30年かかって地球に戻ってきた」とされていることとは矛盾する。

②では、物語の舞台が放送当時の時代とほぼ一致している。この第26・27話は「お正月の特別編」であるため、現実世界と一致するような設定にされたのだと思われる。また物語中に「防衛隊」ではなく「自衛隊」が登場していることもその一環ではないかとの指摘もあるが、自衛隊が登場したのは今回だけではないため（他に第4話・34話・39話に登場）、的外れな指摘といえよう。

③では、物語の舞台が1970年代であることが示されている。物語中の岩本博士の発言はこれまで宇宙人が侵略に訪れたことがなかったかのように聞こえるが、これも宇宙人の侵略がメインとなる次作『ウルトラセブン』につなげるためなのであろう。

また第34話「空の贈り物」では風船化したスカイドンが航空自衛隊に撃墜されるが、脚本段階では「ベトナムからの新兵器と誤認したアメリカ軍（在日米軍？）」によって撃墜されるというストーリーも考えられていたという。このストーリーでは、物語の舞台と現実世界がほぼ一致している。第34話の脚本は前述の第23話と同じく佐々木守氏であり、同じ脚本家でも時代設定を統一させる必要性は感じていなかったことが分かる。