内側側頭葉てんかん
前兆
心窩部あたりからこみ上げてくる 上行性不快感、しばしば不安や恐怖などの感情の変化を伴う。 精神症状(既視感、未視感)、自律神経発作(顔面紅潮、顔面蒼白、散瞳、頻脈など)を伴うこともある。臨床症状
発症の初期にはこれらの信号症状のみで意識障害を伴わない発作(単純部分発作)だけが、出現する時期があり、この頃には心理学的な問題というだけで見過ごされている場合が多い。その後多くは小児期後期から思春期頃にかけて意識混濁を伴う発作(複雑部分発作) が出現するようになる。
発作頻度: 数回/週 〜 数回/月 しばしば発作の多い時期と少ない時期が交互に巡ってくる。
二次性全般化強直間代けいれんの頻度は少ない。(外側型と比較して内側型に多いといわれてはいる)
2007年05月20日(日) 09:45:58 Modified by eu5yiwdr