多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

結界の六十二妹

概要

キュトスの姉妹が59、「黎明の魔女/光輝の貴人」【スィーリア】。
人の世に溶け込み歴史に介入した稀有な姉妹。マクドールと親交があり、その理論の完成に貢献した(マグドール理論)。彼女の魔術は【?】を根源とした【理体系?】のものであり、その系統の魔術師の中では権威として扱われている。
魔術研究者としては一級であり、【精神加工】や【獣化技術?】にも関わっていたと見られる。

竜騎士アルト】の妻である【清妃サロメ】の宿敵であり、スィーリアが両足を失ったのもサロメとの激闘が原因である。
このことが原因で、彼女は両足を義足に変えた後にガロアンディアンを滅ぼすべく隣国【アルセミット】の国王に取り入り女将軍の地位にまで登りつめ、【獣化兵士?】を自ら率いて幾度もガロアンディアンを脅かした。

スィア・グーラ紀

スィア・グーラ紀では、ロルダクェール?の第2王女である。父はガーザ?、母アリス、兄ガルム?、姉は後の亡国の王女アリア
氷雪魔術に特化した律韻魔術式?を得意とする。
プリズミックサイドではアージット・ギーリーに苦しめられた。

本を頭上に掲げないと落ち着いて読めない。

行い

テナー・ガロアンディアンに呪いをかけ、盲目にした。
オーレル・テルク=カシュ・ガロアンディアンによって封印される。
中神代になって、ヘリステラ(あるいはレストロオセアルセス)によって解放される。
ディオルに或る施術を施す。

【剣の災厄】事件

新史暦164年、アルトが持つ粘着剣エクスカリバーは宿敵スィーリアの姦計により高麗ゴボウの穢れを全て吸収し、粘邪剣となってしまう。
災いを回避する為に、王妃の助言に従いハルシャニアの海の中に粘邪剣を投げ込んだアルトは、その終生まで竜王国を繁栄させた。

関係

スィーリアはラクルラールの11番目の作品である。

影響

竜王国には、スィーリアの脅威が原因で、キュトスの姉妹の地位が低い時期があった。

文化

振られ女の代名詞。
地方によっては女の子を躾ける際に、「はやくしないとスィーリアが来て結婚できない体質が移されてしまうよ」などと言われる。

累卵の記述項

3-59スィーリア・オルタネイティヴ

黎明の魔女 光輝の貴人 獣人将軍

フォービットの蒼き魔獣に選ばれた少女の魂がフィードバックされた、アストラルダイバーの成れの果て。
元は星幽界を彷徨う魂だけの存在だった。
肉体を得て顕現した彼女は、まず「理」なる魔術理論や「精神加工」「獣化技術」などの魔術を完成させ、有用な魔女としての社会的地位を確立する。

竜王国国王のアルトの妻、清妃サロメのライバル。アルトに横恋慕したスィーリアが一方的に敵対視しているだけだが。 しかし巨人のクォーターにして達人級の戦士であったサロメとの激闘で両足を失い、その後復讐のために両足を義足にし、竜王国を滅ぼすべく隣国アルセミットの女将軍にまで上り詰め、獣化兵士?の軍団を率いて幾度も戦争を仕掛けた。

結果として竜王国の三代目国王オーレルに敗北を喫したスィーリアは地底に封印され、通りかかったヘリステラに助け出される。
その後は随分と丸くなり、竜王国改めガロアンディアンで車椅子の占い師として地味に生計を立てることになる。

ちなみに、アルトのどこが好きなのか聞いてみた事がある。
彼女曰く、
「だって、首筋がプニプニしてそうで可愛かったから・・・v」

死ねばいいのに(嘘。

表記ゆれ

スィーリア・オルタネイティヴ、スィリア・アルタナティーヴ、アレクスィーリアス

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