多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

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タロットカードは18枚前後の紀ラヴァエノ?と単にラヴァエノ?と呼ばれる71枚のカードからなります。
 紀神が描かれた紀ラヴァエノの枚数は地域によって異なり、少ないものでは13枚、多いものでは25枚というものもあります。枚数に応じて内容も様々で、サトワクペスのようなほとんど知られていない神が入っている場合もあれば、古代の商人マグドールやおとぎ話の「最果ての二人」、はては「ミアスカ人?」といった意図の不明なカードまで入っていることがあります。
 それぞれのカードに割り当てられた数字もばらばらですが、常に共通しているのはアルセスが1番であること、また番号の割り振られていない「一なるすべて」のカードがあることです。一なるすべては71枚のキュトスの魔女が集まった真なるキュトスであるとする意見、しばしばキュトス自身が一なるすべてと同じタロットデックに含まれていることから、キュトスではなくパンゲオンだという意見とが主流です。
 もう一つのラヴァエノはふだん目にするカードでおなじみキュトスの71姉妹と短い文がついた71枚(稀に72枚)でほぼ共通しており、添えられている短文の内容もだいたい変わりません。こちらは別名、キュトスデックと言います。ふだんみなさんが遊ぶカードという言葉も、単にキュトスと呼ばれるようになったラヴァエノが、長い時間をかけいろんな場所に広まっていく中でクードス、カルドスとなまっていったものです。
 24世紀ごろにゾーティアが放浪しながら広めたというタロットは古ラケル?の秘教の知識を伝承しているとも言われ、さまざまな解釈がなされています。
 もっとも弱きアルセスが旅を通じて成長し、完全にして万物である神となるまでの遍歴を描いたとする説。
 始源の神アルセスが敵対する部族の神であったパンゲオンを下すまでの討伐史を描いたとする説。
 源初の紀槍信仰?から多元神化?越神論?を経て、皇帝エーゼンティウス世界神論?に至る思想的完成の道のりを表しているとする説。
 また、カウ派心理学?では紀ラヴァエノはアルセス・コンプレックスを抱えて生まれた人間が成長を通じて集合無意識に同化するまでの個人史を、ラヴァエノは人間のパーソナリティを71のアーキタイプで表した世界地図をそれぞれ意味すると解釈されます。
 その神秘的な絵柄やカード名から、タロットは占いや魔術でも盛んに利用されてきました。紀ラヴァエノの内容で魔術の性質も変わると言われ、最高の魔術師との噂もあったエレヌールがデザインした紀ラヴァエノでは、どのような意図があったのでしょうか、誰も名を聞いたことのないエアル・バクスチュアル・オーという振り子を持った女性が17番に加えられ(18枚目、または0枚目が一なるすべてであるのは変わりません)、聖カーズガン?として描かれるなど、大規模な変更が加えられました。29世紀トルクルトアで市販されたこのサヌティポ?版が、現在主流となっているタロットの原型となっています。
  • 「タロット」という呼び名は【猫の国】起源とも言われ、
神秘性をかもし出す為につけられたとする見方もある。
  • タロットなど所詮オカルトである。
魔術的な根拠など今もって確かめられない。(とある妖精語りて曰く)
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