プロローグ

―プロローグと世界設定―

―世界設定―
こことは違い魔法が普通にある世界。
この世界には5つつの大陸がある。
一年中雪が降っている大陸、スディアス大陸。
大陸の八割が砂漠の大陸、サゴス大陸。
穏やかな気候の大陸、リスート大陸。
自然が多い大陸、ユーフラン大陸。
技術が発達してる、トランタル大陸。
この世界には魔物がいる、そしてそれを退治する者もいる。

勢力解説
この世界にはギルドがある。
ギルドとは民間人から依頼を受けて魔物を倒したり、遺跡の調査をしたりする。
ギルドは複数存在し、全てのギルドを統括しているギルド、天の剣がトランタル大陸にある。
そのためトランタル大陸には数多くのギルドが存在する。
それぞれのギルドはライバル関係でもあるが協力してるところもある。

―プロローグ―

俺の名前はリック・ハーツ、18歳だ。
俺は現在、フェンの街に向かっている。
この街はギルド・天の剣があるので数多くのギルドが存在しているらしい。
らしいというのは話でしか聞いていないからだ。
俺は早くに両親を亡くし、叔父がいた王都で育てられたからだ。
叔父は王都の騎士団に入っており、俺を騎士団にいれようとしていたが、叔父の知り合いのギルドの人の話を聞くにつれてギルドで働きたくなり、なんとか説得して向かっている。
王都を出てくるとき、仲良かった騎士団の人が入らないのか?と何回も聞いてきたのはきつかった・・・。
なんで騎士団の人と仲がよかったと言うと・・・まあ、今度話すとしよう。
そうこうしているうちにフェンの街に着いた。
「ここがフェンの街か―・・・。」
とりあえず俺はギルド・天の剣に向かった。
なぜ天の剣に向かうのかと言うと天の剣はギルドの統括なのでここで登録をしないとギルドに入れないらしいのだ。
さて、俺は天の剣に来たのだが・・・
「す、凄い人だな・・・。」
ギルドの入り口には凄い人だかりが出来ていた。
「なんでこんな人だかりが・・・?」
「あら、あなた知らないの?」
と横から帽子とサングラスをして紙袋を持った女性が話しかけてきた。年は・・・少し上くらいかな?
「なにかあるんですか?」
「これよ。」
そういうと女性は一枚の紙を見せた。
「ギルド設立規定見直し?」
「ええ、実績がないギルドが増えてきたから、一定の実績を出してないギルドは解散になるのよ。その手続きを今やってるのよ。それにそのため天の剣のメンバーが全員来てるからギャラリーも来てるのよ。」
「そうなんですか。クルスさんはそんなこと言ってなかったのに・・・。」
クルスさんというのは俺を育ててくれた叔父だ。
「クルスさん・・・?・・・・・・もしかしてあなたリック君?」
「はい、俺・・・じゃなくて僕はリックですけど?」
なんでこの人俺の事を知ってるんだ?
「そう・・・。ちょっと待っててもらえるかしら?」
「あ、はい。」
そういうと女性はギルドの方に向かった。
そして少しして、女性は紙を持って戻ってきた。
「はい、これあなたの登録書。」
そういって女性は紙を渡してきた。
ギルド登録書、リック・ハーツ、18歳・・・って
「登録書!?なんで、あるんですか!?」
「あなたの叔父さんがね、「数日後に親戚のリックってやつが向かうから登録やっておいてくれ。」ってギルド長に連絡してたのよ。」
「そうなんですか・・・。」
あれ?けど・・・
「クルスさん、天の剣のギルド長と知り合いだったんですね・・・。」
「あら?あなたとも会ったことあるって言ってたわよ?」
え?俺とも・・・?まさか・・・
「すいません、まさかギルド長ってハンクさんですか?」
ハンクさんとは俺にギルドのことをよく話してくれた人である。
「ええ、そうよ。知らなかったの?」
マジかよ・・・。
「それとギルド長からの伝言で、「落ち着いたら顔を出せ」って言われたわ。」
「わかりました。」
「それじゃあね。」
そういって女性は去っていった。そういえばあの女性は誰だったんだろう?
まあ、とりあえず入るギルドを探そう。

―次回予告―

俺は入るギルドを探すため街を歩いていた。すると・・・
ギルド・夜の猫・・・ちょっとどんなギルドか様子を見てみるか・・・
俺は一軒のギルドの中に入った。

次回 ギルドに入るために

お楽しみ



ファンタジー物へ戻る
2012年04月06日(金) 23:09:46 Modified by kq800




スマートフォン版で見る