エグベルト

グラスウェルズ王国の先々王。在位七二三～七八五年。病の為に八二歳で崩御。シャルルの父、フィリップの祖父に当たる。
二十歳で即位した歳それまでの王都だったベルクから、自身の生まれた場所であるバルモルに遷都、名をベルクシーレと改めさせる。…あんな山ん中に都作らせたんはお前か…！
帝紀七三一年、王国の守護者である『純白竜アイン』から、｢統一帝(アルドワルダ)となるべし｣との信託を受けたとの事で挙兵。メルトランド王国へ侵攻、レイウォール王国を目指すが統一帝の名は得られぬままにその生涯を終えている。
それまではさして信仰に熱心ではなかった彼に、何故純白竜アインの神託が下ったかは、いまだ謎に包まれている。
神託戦争のさなか、いくつものマジックアイテムを｢純白竜よりの贈り物である｣と持ち込んでいたという。
『心の臓を五回刺されても死なない』『いついかなる戦場にも、エグベルト王の姿がある』など、戦場における逸話が非常に多い。
現在のアルディオンの戦乱の幕を上げた人物、といっても過言ではない。しかも、自分の起こした戦争を終わらせるでもなく膠着状態にして息子に丸投げして死んでしまっている。酷い親父だ。

ピアニィ陛下とアル様をくっつけ隊・ＳＳ保管庫