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ドラゴンボール

 筆者は、小学校1年生から3年生までの間、放課後に学童クラブというものに通っていました。
 学童クラブというのは、両親が共働きなどで面倒を見る人がいない児童の面倒を見てくれる施設です。
 この学童クラブには、漫画がありました。ドラゴンボールが、1巻から23巻までありました。23巻というと、フリーザ編の途中までです。ギニュー特戦隊はもう出てきていた気がするが、悟空はナメック星に着いていなかった気がする。
 学童クラブで見つけた漫画は、筆者が父から与えられる以外の方法で初めて発見した表現物でした。あとドラゴンボールの他に、ダイの大冒険がフレイザード戦の途中ぐらいまで、魔法陣グルグルが何巻か、ツヨシしっかりしなさいが1巻、植田まさしの何らかの4コマ(コボちゃんではない)がいくつかあった気がします。全部、繰り返し繰り返し読んでいました。ただ学童クラブに通っている間はまだ小遣いをもらっていなかったので、続きを読むことはできませんでした。自分で買うという能はなかったし、父に頼んでも買ってはくれなかった。一回地元の古本屋でダイの大冒険の続きを飼ってくれと頼んだら、「こっちの方がおもしろい」とらんま1/2を勧められたことははっきりと覚えています。そんなわけで、筆者がドラゴンボールの24巻以降の話に触れるのは、だいぶ後のことになります。そんな状態なので、漫画以外のメディアにおけるドラゴンボールにもあまり詳しくありません。カードやゲームやおもちゃは買うお金がなかったし、アニメはなぜか見ていなかったし、映画は見方が分からなかった。だからブロリーとかヒルデガーンとか言われてもよく分からないの。
 肝心のドラゴンボールですが、絵はうまいし、読んでると止まらなくなるので、やっぱりいいんじゃないでしょうか。なんというか、人口に膾炙したもの勝ち。バンドワゴン効果。
 あと、キャラクターの命名方法は結構な手抜きですが、この点があまり非難されないのもドラゴンボールだからだと思います。まあ,あんだけたくさん出てくるキャラクターの命名って大変なので、ああいう感じで手を抜きたくなる気持ちは非常に分かるのですが。


 高校の友人が、ドラゴンボールを読みながら笑っている別の友人を見て、「ドラゴンボールで笑えるって幸せな人生だな」って言ってました。

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