高橋維新のページ

　2017年1月22日放映のアメトーークである。「絵心ない芸人」である。

　まあ、絵がヘタな人のヘタな絵を笑うという古くからある企画である。天然ボケがメインコンテンツなので、安定しておもしろい。特に「絵心ない芸人」にはきちんと実力派が揃っているので、みな「自分は絵がうまい、他の奴らよりはマシだ」と思っている「変な人」を演じられている。だから、フリや開き直りや言い訳や喧嘩が高いレベルでできている。それも、非常によろしい。

　まあ、同じ人の絵を何回も見ると「ヘタさ」のパターンが分かってきてこちらが飽きてしまうので、その点は気を付けた方がいい。ちなみに筆者が一番好きなのは陣内の絵である。口を2つ描くというのはもうほとんどわざとやっているだろうが、それでもなぜかおもしろい。